ハンドル形電動車いすでは利用しにくい多目的大形トイレについて
                                                     愛知県 すみき
 初めまして、「ハンドル形車いす」で検索した所貴殿の「がったん」なるものを見つけました。
 私は現在65歳男性です。ハンドル形車いすを利用しだして1年と3ヵ月程度になります。(要支援Uの認定を今年3月に受けました)2年前位前までは、自転車に乗る事が出来ましたが、それを堺に脚力が「はいよう性筋肉萎縮」と言う事で、乗れなくなりました。室内は、俗称小形押し車(シルバーカー)で日常的には動き回れれますが、買い物等外出時には、車いすが必需品となります。 
ハンドル形車いす購入時当初は、スーパー等に入店する場合、買い物用カート置場に駐輪して、買い物用カートを押して入店していました。その頃はまだ妻も存命だったので、買い物する量も、少なく、店内を歩き回る距離もさほどでもなく、カート利用も余り気になりませんでした。妻死亡後日々の食料買出しが必須となり、カート利用ではしんどくなりました。
 実験的に、乗ったまま入店して店側の反応を見ましたが、特に拒否もされませんでしたので、最近は殆んどの大型店で其の儘乗り入れています。
 そこで気が付いたのは、身障者マークをデカデカと掲示している大形多目的トイレが、これに対応していない店があることです。要は進入口が、ハンドルを左右に切っても、入れず、止む無く入口に車いすを横付けして、広いトイレ内を伝い歩きして、便器に辿り着き、用を足さざるを得ません。これが又、市役所や保健衛生関連、いわゆる福祉には気を使っていますと言う所に限り多く有ります。 まだ車いすと言うと「普通形車いす」すなわち身障者のシンボルマークのものだけと認識している建築家、その他一般の人が多いと言う事ですね。
 又「ハンドル形車いす」を店内入口付近に駐輪し徒歩で入店するお年寄りをちょくちょく見かけます。店側も、どうぞそのままでと言うアピールも、店員への教育も無さそうです。
 これらの解消の為にも、私は堂々と、電動車いすに乗って、店内を今後とも動き回ります。話があちらこちらに飛んですみません。要は「ハンドル形車いす」を利用する側の意識も変えないと、世の中変わらないのではと思うこのごろです.。   当市内は、電車に乗る、乗れないの前に、大型店や大病院への乗り入れが、何の抵抗も無く出来るようになる事が先のようです。私は、ずうずうしくハンドル形車いすのまま、店内等を乗り回ししています。 他の利用している人は、何となく遠慮していると言うか、初めから、ハンドル形車いすは、外回りだけしか乗れないと思っているようです。
 むしろここで心配なのは、乗っている当人が、道交法上「歩行者」だと言う信念を持っ運行しているか否か心配です。車と間違えて、車道や左側通行しないか等々。
 最近スーパー店内を通行中に足の少し不自由な老人に声を掛けられ、色々質問されました。質問に答えましたが、何所まで理解してもらったかは、不明でした。そこで添付の様な簡単な説明書を作成し、車いすに常備する事にしました。 沢山の人に渡す機会が有る訳ではないと思いますが、不自由している仲間に少しでも役に立てばと思い作りました。
                                                       









   















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