最近の日記 (2002.8.〜9.)
2002年9月30日(月)「パソコンがなくたって」
今日、冊子版「がったん」を読んでくださった方からお手紙をいただきました。「インターネットがないので、ホームページはみられませんが、冊子はとてもあたたかみがありますよ。」という一言に、ああ、やっぱり冊子版を作ってよかった!と心から思いました。なんか、嬉しいですね。Yさん、ありがとうございました。
確かに、2年前までは、私もYさんと同じ立場だったんです。パソコンやインターネットには縁がないだろうなあ、と、ずっと思っていましたから。「本が一番だ!」と、半ば意地になっていたところもあったり。でも、やり始めますと、この生活が当たり前に感じてきたりして、う〜む、という感じですね。ただ、本は、電気もいらないし、思いついたときにすぐみれるし、どこでも見れて、寝ころんでも見れて・・・。本好きの私にとって、やっぱり一番身近で親しみのある情報ツール(・・・というのかな?)なんです。
まあ、これからも、冊子版もホームページ版も、どうぞよろしくお願いします。
なんか、9月26日には「山梨日日新聞」に、最近「埼玉新聞」に、情報を載せていただきました。埼玉新聞さんは、実際に紙面を見ていないんですけど。多くの方に、「がったん」を知ってもらえたら嬉しいです。
2002年9月29日(日)「トイレがある、ということ」
今日の朝日新聞で、興味深い記事を見つけました。17ページの「私の視点」というコーナーで、石川ミカさんというバリアフリー推進コンサルタントという方が、「障害者は施しの対象?」という文章を寄せていらっしゃいます。主な観点は「ちょボラ」という言葉にまつわることを書いていらっしゃるんですが、がったん日記では次の文章に着目してみたいと思います。
「ピカピカの新しい建物で、障害者用トイレやスロープ、エレベーターが完備されていても、私たちが必要とする案内表示は本当に少ない。特にトイレは、売り場から離れて、ひっそりと位置していることが多く、<障害者としての経験と勘>を頼りに懸命に探さねばならない。急を要するときは冷や汗ものだ。」「障害者や高齢者が生活の中で困っていること、本当に必要としていることは何かを、リアルな声で伝える必要があるのではないか。」
これを読んで感じたことは、トイレやエレベーターは、あればいい、というものではないということ。特に上野駅とか、大きな駅はそうですね。宝のモチグサレ、といえるでしょうね。そこで、案内表示が必要になってくる。それが9月23日の表示にいきてくるのかな、と。そんなことを思ったわけです。今まで、この「案内表示」の視点はバリアフリーに欠けていたといえるでしょう。
使いやすさというものは、設備そのものだけではなく、そこへのアプローチも重要だ、というおはなしでした。そして、そういう視点を発信する役割を誰かが担うべきではないか。そうでなければそれこそ「箱物」だけが増えていくということになりかねない。・・・難しいですねえ・・・。でも、人、が使うものだから。細やかな配慮は、やっぱりほしい。自分だったら・・・という感じ方を、多くの人が持てたら、福祉って、変わっていくぞ、「ちょボラ」も、してあげる、だけじゃないことに、みんな気付くんじゃないか。そんなことを、秋の夜長に感じるわけです。
では、また明日。おやすみなさい。
2002年9月28日(土)「秋田県大曲のよつやタクシーさん」
よつやタクシーの大屋敷さんから、車いすタクシーの情報をメールにていただきました。秋田県は大曲駅です。写真付きで大曲駅の欄にアップしたので、ご覧ください。
調査で各駅に降り立つんですけれど、なかなか情報を得ることができないんですね。私が調べている方法は次の通りです。
1.駅前のタクシーの運転手さんに「この町に車いすに乗ったままスロープやリフトで乗ることができるワゴンタイプの車いすタクシーはありますか?」と聞く。最近は、小型タイプの車いすタクシーも増えてきている(前述のよつやタクシーさんも小型タイプ)ので、車いすに乗ったまま、と言うところにポイントを置く。
2.わからないときは、タウンページで調べる。広告のスペースに掲載してあることが多い。
3.電話で大きそうなタクシー会社に電話し、1.と同じ内容のことを聞く。
・・・でも、わからないことも多いですねえ。あと、一社があっても、まだ他にある場合も多いし。そのあたりは、通りすがりの私にはわからないです。やはり、地元の方の情報が一番頼りになります!皆さんの町のホットな情報を、これからもお待ちしています。
2002年9月27日(金)「上野駅の今」
昨日は仕事で上野駅に行く用事があったのですが、変わりましたねえ。エレベーターが、たくさんできていました。それも自由に使えるエレベーターが、通路の真ん中の目立つ場所にあって、すごいなあと感じました。やはり、ターミナルの駅と言うか、大きな主要駅にはエレベーターが必要です。安心感が違うと思うんです。自分の街の駅は不便でも、降りる予定の駅にはエレベーターがあるので、階段での移動はしなくてもいい、とか。それも自由に使えるエレベーターだったら、駅に事前に電話するとかの面倒もないし。
でも上野駅のエレベーターは、いつのまにか設置されたと言う感じがします。JRでも、TVCMや新聞広告で、「バリアフリーニュース」を発信すればいいのに、と思いますね。存在をまず知ってもらうことが大切。企業のイメージアップにもつながると思うんですけれど・・・。
デパートは、絶対にエレベーターが付いていると、みんな常識として知っている。だからこそ、車椅子を利用しての移動も、安心してできると思うんです。「駅がこんなに変わってきている。」というメッセージを、いろいろなカタチで発信していきたい。その役割の一部を「がったん」も担って行きたい。そういう風に考えている次第でございます。
2002年9月26日(木)「字の大きさと見やすさ」
今日は仕事が本当に疲れてしまって、更新もどうしようかなあ・・・と思ったんですけども、なんか書き始めたら、手が勝手に・・・(笑)。
冊子版が好調な反響があり、ありがたいことです。でも、いくつかのご意見のなかに、「字が小さい!」と言うものが結構ありました。これは私も大変心を痛めておりまして、考えられる言い訳!?(理由)は次の通りです。
1.冊子をA5からA4などに大きくすると、印刷代がかかる。
2.冊子をA5からA4などに大きくすると、ページ数も増えて、送料がかかる。
3.一覧表の形式にすると、〇×とかのみの情報が中心になり、ページ数は減るけれど、魅力が半減し、また、情報の中身も薄くなってしまうのではないか?
4.前回の冊子98年版もA5であり、冊子も封筒もまだ多く残っているので、それを使いたい。
5.個人的にA5が好き。
・・・とかまあ、いろいろ書いていますけれど、結局はお金の問題が絡んでいるのです。はい。全額我が家の家計からの持ち出しなので、できるだけ負担を少なくしたいのが、本音。売れなかったら、赤字をそのままかぶってしまうし・・・。リスクを考えながら、今回はこの形に落ち着きました。
でも、年配の方には大変見づらいとは感じております。手にとって下さる方は、年配の方が大変多いので、なおさらです。それは本当に、悩んでいるのです・・・。
でもでも、やはり自分でも読み難いので、次回までになんとか知恵を絞ろうと思ってます。案としては、日本を何ブロックかに分けてまとめると言う方法。たとえば、東日本版と西日本版の2冊体制で行く、とか。でも、どっちかだけが偏って残ったりしても困るし・・・。う〜む。まあ、これは作っている側の勝手な都合なんですけれども。ちょっと、考えて見ます。皆さんも良い知恵があったら教えてください。
2002年9月25日(水)「博多駅情報追加」
冊子版「がったん」を購入してくださった福岡県の平畑さんより、博多駅の情報をメールで教えていただきました。九州というと、千葉からは圧倒的に遠いので、何度も調査に足を運べません。こんなとき、地元の方の情報は本当に助かります。今後とも、よろしくお願いします。
郵便振込みでご注文いただいた方のお名前が、達筆で判読できなかったので、確認の電話を入れたりなどもしました。なんか、不思議な気分ですよね。こうして、全然知らない方と知り合って、会ってはいなくとも、声を電話で聞いたりすると。ご縁だなあ、と感じます。
自分の職場の方も、このホームページを見てくださっているということも増えてきているようで、この「がったん日記」も、照れくさかったりしますが(笑)。まあ、あんまり飾ってもしょうがないので、自然体でいこうとは思ってます。飾るものも、ないですけどねえ・・・。
昨日、職場でセミが鳴いてましたよ。一昨日は家の周りで。1分くらいでしたが、慌てて「間違った!」というような感じで、鳴きやんでいましたが・・・。でも、今朝は朝16度。千葉もそろそろ、秋です。皆さんの町は、いかがですか?
2002年9月24日(火)「北海道・駅バリアフリー情報」
北海道の溝渕さんより、北海道の駅の最新情報を以下の通り教えていただきました。今度の調査の参考にしたいと思います。溝渕さん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。☆新夕張駅のエレベーターは、一部ホームのみで、駅員さんが日中しかおらず、土日は無人になると思いましたので、駅に事前にご確認ください。
北海道ダイヤ時刻表(9月号)に掲載されています各設備の設置駅のご案内を、お知らせいたします。参考にしていただければ幸いです。 ●車椅子対応型トイレ(車椅子のまま出入りできる様式トイレが設置) 余市、小樽、小樽築港、星置、手稲、八軒、新川、新琴似、石狩太美、浦臼、栗沢、栗山、夕張、新冠、東静内、春立、赤平、釧路、 納内、旭川、丸瀬布、生田原、北見、女満別、網走、浜小清水、佐久、芽室、帯広、池田、大楽毛、摩周、函館。
●エレベータとエスカレーターの両方設置
小樽築港、手稲、札幌、桑園、八軒、新川、新琴似、北広島、千歳、新千歳空港、帯広
●エレベータの設置
星置、岩見沢、高砂、石狩当別、新夕張(一部ホームのみ。※「がったん」補足)、美唄
●エスカレーターの設置
小樽、琴似、新札幌、南千歳、釧路、旭川、大麻
▲車椅子が利用できるエスカレータの設置
小樽、旭川、釧路、大麻
2002年9月23日(月)「最新型トイレシンボルマークその2」
先日ご紹介した「レモンちゃんの休日」http://www.fukushimap.org/というホームページの代表の伊藤さんから、最新型のシンボルマークの写真を送ってもらっているので、今日はその続き。写真のアップも前回失敗したので、その仕切り直しです。2002年9月3日の「がったん日記」もあわせてご覧ください。
私が全国いろいろ見てきたなかで、一番バリアフリーや共用の考え方が反映され、かつ、すっきりしたデザイン、という感じがします。今年W杯で日本が負けたいわくつきの宮城スタジアムの、入口から観客席までの通路の床に貼ってあるものです。そのマークが通路の床に張ってあると言うところも新鮮でした。
そのマークが単独ではなく、他のマークとさりげなく掲示してあるところもいいですね。身障者用トイレへの関心も集まり、利用への理解も深まることでしょう。伊藤さん、写真ご提供、ありがとうございました。
2002年9月22日(日)「見込み増刷」
このたび、300冊の増刷を印刷所に発注しました。残り100冊があまっている状況での増刷はちょっとドキドキですが、読売さんの反響が多くて、印刷に1週間かかると、発送に時間がかかることが考えられるため、踏み切りました。この増刷はなんとかクリアできると思うのですが、2回ぐらい増刷かけないと、ちょっと厳しいので・・・。みなさん、どうぞよろしくお願いしますう・・・。
昨夜、欽ちゃんの仮装大賞をTVでやっていて、かみさんがひとこと。「あのさあ、がったんでかかった費用を回収するんなら、1冊ずつ売るよりも、仮装大賞に出たほうが早いんじゃない?」「は?」「いやあ、そのほうが向いているんじゃないかなあと思ってさあ(笑)」確かに、私は被り物が好きだよ。いまだにダンボールで作った被り物、職場にあるよ。でも、お前だって昔は「聖飢魔U」に変身してたじゃないかあ。・・・お互い過去を知りすぎている人たちの情けない言い合いでした・・・。
2002年9月21日(土)「ウイルスについての話」
アクセス数が増えるのと一緒に、ウイルスメールも増えています。新聞に載って、不特定多数の人がアドレスを知ったからかなあ。一日1件は必ずある。ワクチンソフトが入っているので、その都度削除できているのですが、ワクチンソフトがなかったらと思うと、ぞっとします。皆さんも、ワクチンソフトは入れたほうがいいですよ。そして、日日更新をすること。そうじゃないと、パソコンに入っているデータを台無しにしてしまうし、おまけに知り合いにもぜーんぶうつしちゃって大変なことになります。近所の人は、うつしちゃった全然知らない人から、「訴訟で訴える!」とメールを送られて、大変だったとか・・・。ああ、こわい。でも、こういうウイルスを送り始めているおおもとの人が一番悪いんですけどね。何が目的なのか、愉快犯だとかは言うけれど・・・。皆さん、お互いに気をつけましょう。
ちなみに皆さんからいただいたメールも、ウイルスがくっついていると、ワクチンソフトがはじいている可能性があります。申し訳ありませんが、「ああ、全然返事が来ないなあ。」「本が届かないなあ。」と思っている方。お手数ですが、ウイルスに感染していないかどうか、お確かめください。
2002年9月20日(金)「車いすと直通列車」
鉄道のバリアフリーというと、どうしても駅舎や車両のバリアに目が行きがちです。でも、別な視点から移動のバリアを減らすことができます。それは、直通列車を増やすこと、言い換えれば、乗換えを極力減らすことです。
まだJRが国鉄と呼ばれていた頃、全国に長距離列車がたくさん走っていました。それも、途中の駅で切り離して別の列車になったり、別の列車を途中駅で連結したりと言うことが、昔は良く見られました。それが、長距離を走ると、なにかの事故で列車が遅れると、ダイヤの乱れが多方面に渡ることや、長時間の移動になるため、航空機に乗客を奪われてしまいがちなこと・・・。あと、JRが6会社に分割されたことなどから、全国の長距離列車が減っていきました。その結果、細切れな列車が増え、中距離の移動では、乗換えを強いられることが多くなってきています。
また、本線から支線にまで、いろんな直通列車が走っていたものですが、利用者の低迷からか、姿を消してしまってきています。たとえば東北線を例にとると、仙台から盛、宮古、秋田、盛岡、酒田と、各地へ乗り換えなしで行けた時代があったのです。
考えてみれば、東京−熊本を走るブルートレインのように、そこまで長距離だと、車内での滞在時間が肉体的につらい人もいるでしょうし、車内設備(トイレや通路、座席など)が整っていなければ、そもそも難しい話。でも、近距離とかだったら、もっと増やしてもいいと思うんですよねえ・・・。たとえば、常磐線と東海道線を乗り入れる、とか。「湘南新宿ライン」と言うのもできたし。大宮と横浜が1本でいけるという、駅施設を改造せずとも、発想ひとつでバリアフリーが可能なこともあるよ、と言うお話でした。
2002年9月19日(木)「人と接する仕事」
今日は、ちょっと疲れました。人と接するということは、すごくエネルギーを使うことで、特に福祉という仕事は、人間の人生に接するから、重く、つらいことが多くて。自分に向いていないと思うことも、時々あったり。
今日は、発送作業だけして寝ることにします。おやすみなさい。
2002年9月18日(水)「情報と出会う難しさ」
おかげさまで、今朝の読売新聞の朝刊http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_k/20020918so21.htmに(大阪本社版はわからないんですけれど)「がったんの記事を掲載していただくことができました。そうしたら、ホームページのカウンターが、半日で300近くも回っていたのには驚き!メールでも注文を何件かいただき、多くの人に「がったん」を見てもらえて嬉しかったです。
そのほかにも、新聞社からいくつか問い合わせがあるので、期待しています。
こうして思うと、情報に出会うということはなんと難しいことか。アンテナをたえず張り続けることは、日常生活ではよほどじゃないと大変なことだし。確かにインターネットでは、情報を集めやすいし、そういうリンク集を前面に打ち出したホームページもあります。「がったん」のリンク集にも載せてあります。ただ、インターネットに接続できない人は、どうなるのか。情報を入手する手段が、もっといくつもあっていいのではないか、と、そんなことを考えた読売新聞の掲載でした。
2002年9月17日(火)「想像する力。」
夕方、帰りの車の中で、北朝鮮のニュースが流れてきました。安否を心配そうに見守る家族の姿もそこにはあり、いろんな事情はあるにつれ、どうしてこんなことになってしまったのかと、思わずにはいられません。大切な家族がある日突然いなくなる。それは、交通事故でもそうですし、誘拐などはまさにそう。「家族」というつながりが、今の世の中希薄になっている気がします。あったかい場所ではなくなってきているのかな、そういう経験を、してこれなかった人が多いのかな、とかね。家族を大切に思う気持ちがあったとしたら、できなかったと思うんですけどねえ・・・。想像する力が、なかったのかな。
バリアフリーでも、この想像する力はとても大事です。相手の気持ちになること。この訓練を、学校ではもっとするべきなんじゃないかと、子どもたちを見ていて思います。大人は、変わることは難しいけれど、次の子どもたちに、私たちは種をまかなくちゃならない。そんなことを感じた、今日の帰り道でした。
2002年9月16日(月)「函館のおがわタクシーさん」
今日は各新聞社へ発送作業で大忙しでした。で、急にコピーがしたい!というと、以前ならコンビニまで車を走らせていたものですが、去年の12月に、我が家から徒歩1分の場所にコンビニがオープン!と〜っても助かります。我が家のコピー機、って感覚です。
今日は、函館の身障者タクシー「おがわタクシー」さんのご紹介。メールにて情報を寄せていただいたんですが、そのホームページの充実振りがすごい!函館の観光案内も充実しており、いろんなところへリンクを張っているので、何かと便利です。身障者用タクシーも、牛柄の車体がまたかわいらしい。車両にエスティマを使っているというのも、私ははじめて出会いました。おしゃれですねえ。あと、「函館とGRAY(函館出身なんですね。)」という観光コースとか、個人タクシーの秘密、とか、とにかく楽しい!「がったん」もこんな風に楽しい広場にしたいです。勉強せねば!ぜひ皆さんも、一度おがわタクシーさんのホームページに、遊びに行ってみてください。
2002年9月15日(日)「全国キャラバン?、計画中!」
新聞社と福祉系の本屋さんに、アタック第2弾をかけています。4年前にお世話になった記者さんとか、あと、部署をきちんと狙い定めて、とか、とにかく目に留めてもらえるような作戦を練っています。「がったん」も<情報誌>ですから、鮮度の高いうちに手にとってもらいたい。そのための労は、この時期惜しまずに行きたい。いいものができたと思っているので。
各地域の新聞社に声をかけています。もしかすると、皆さんの目にも留まることがあるかもしれません。まさしく全国キャラバンです。掲載されたときは、ぜひ、お近くの方にも「がったん」を紹介してください。やはり、口コミの力を、どこかで信じているんです。はい。そして、出会った人と、末永くお付き合いしていきたいんです。2年後にまた改訂版を出す予定ですが、そのときまでマスコミの方々の力はなかなか借りれないだろうし。今回の出会いを大切にしたい。その最初の一歩を新聞社方々の力を借りることができたらと考えています。どうぞよろしくお願いします。
2002年9月14日(土)「知る、ということ」
今日、恐竜博に行ってきました。いやあ、すごい人だ・・・。中に入ると、そんなに混んでないんですが、入場するまでが、なんと80分!最初は入場するまで110分かかりますよ〜とかアナウンスしてたので、なんか帰りたくなっちゃったんですが(笑)、子どもたちは「おなかすいた」「まだなの〜」とか言いながらも、帰りたくはない様子。みんなでじっと耐えましたよ。でも、ずっと並んでいたら、腰が痛くなりました。やれやれ。
で、メインの恐竜も素敵でしたよ。子どもは大の恐竜好きなんですが、骨だけだと、ピンとこないようですね。それよりも、今年の夏に訪れた長野県の長野市にある茶臼山自然植物園(恐竜公園)のほうが、リアルで、子どもにはわかりやすいと思います。お近くで恐竜好きの人がいましたら、ぜひどうぞ。
恐竜博の小話をひとつ。館内には車いすを利用して見学している方が多かったんです。で、スタッフの若いお兄さんに、「車いすで見学するときは・・・」と聞いたんですね。すると、「障害者で車いすを利用している方は、エレベーターのある専用通路で入り口までご案内します。」「?障害者で、車いす??」「ですから、交通事故などで怪我をされた方とか・・・。」「・・・車いすを利用していれば、障害者の人が多いんじゃないかい?」「あ、ああ、そうですね。手帳をお持ちになってくだされば、ということです。」「もちろん、知的障害を持っている方でも・・・」「手帳をご提示いただければOKです。」・・・やっと、ぴんと来たおにいさんでした。まあ、以前の和歌山カレー事件見たいな事もあるしねえ・・・。
でもですね、別にスタッフの方のことをなんだかんだと言いたくてこうして書いているわけじゃないんです。「あ、そうか」、と気付くことがどれだけ大事か、ということです。とくに知的障害を持っている方は、車いすを利用しているわけではないことが多く、見た感じが障害を感じさせないことが多いです。すると、80分の列に並んでください、と。そう案内されることも多いのではと思うのです。ただ、80分並ぶだけの見通しを持つことは、大変難しい。つい、甘やかしている、なんていわれてしまう。でも、終わりが見えない時間を耐えることがどんなに大変か、決してわがままなのではなく、見通しを持てないから不安定になっているという事実をわかってほしいのです。
確かに、「車いすだから」、「障害者だから」という理由で列に並ばなくてよいのか、特別扱いでいいのか、逆差別ではないか、という議論もある。でも、その時間を、さまざまな理由で耐えられない人もいる。すべてが優先されなくてもいいと思うけれど、配慮はさまざまな場面で必要なのだと、多くの人に知ってもらうことが今、大事なのではないかと、誤解を受けやすいテーマではありますが、今回書いてみました。
では、また。きょうは、このへんで。おやすみなさい。
2002年9月13日(金)「情報の収集と発信」
ああ、今週は長かった・・・。残暑も思った以上にきつかったからかな?この夏の収穫は、汗だくになったあとのポカリスウェットのおいしかったこと!中学校の部活でがぶがぶ校庭の水道の蛇口に群がって飲んだ水のおいしさを思い出しました。今、子どもたちは、水筒持参で登校ですからねえ。う〜む。
今日の夜、先日伺った読売新聞から電話がありました。来週中に記事として「がったん」を取り上げてくれる予定とのこと。多くの人に知ってもらう手段が、今の私には口コミと新聞等のマスコミしかないもので・・・。大変助かります。掲載されたら、この日記上でもご報告しますね。
きっと私自身、全国にあるいろんなマップの存在を知らないでいると思うんです。もっと知りたい気持ちはあるんですよ。でも、知る手段がない。今はインターネットがあって、福祉系のホームページに行くと、そこのリンク集からいろんなところにジャンプできます。でも、インターネットを使える環境にない人は?発信側の福祉系の団体にとっても同じことが言えますよね。冊子版しか出してなければ、インターネットの網にかからないことが多いのではないでしょうか。
収集と、発信と。情報の扱い方は、今後もっと考えていかなければならない問題であると考えています。
2002年9月12日(木)「雷」
外は雷。仕事が今終わり、家に帰ってきたところ。なかなか、先日の新聞社めぐりの結果も芳しくなく、う〜む、といった感じです。おお、これから夕飯。今日は、この辺で。
2002年9月11日(水)「誕生日のこと」
今、「9・11」特集を見ています。私の誕生日は、毎年この特集で彩られるのでしょう。この事件が起こるまでは、紀子さまの誕生日の話題でもちきりだったのに・・・。
「いのち」というかたちは、本当にいろんなかたちをしているのだと、この事件で考えさせられます。
今はただ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
・・・なんか、「がったん日記」になっていませんね・・・。でも、こういう社会の中で、私たちは生きている。そのことは事実なわけで、今の自分の気持ちに、素直になろうかな、と・・・。うまく言葉にできないんですが、今日一日はお許しください。
2002年9月10日(火)「9月11日のこと」
あの日から1年。早いですね。あの衝撃のTV映像から365日経つのですから・・・。朝のTVの特集で、父親を亡くした妻と子どもさんのドキュメントをやっていて、それを通勤途中の車で見ていたら、涙があふれそうになって・・・。当たり前の日常が、標的になって、実はその日常が、人間にとって、一番大事なもので・・・。皮肉にもこのテロで、人間は気付かされて・・・。
子どもに話すとき、今の子どもは、というコトバを、今の大人は絶対に使ってはいけないと思う。言う資格が、ない。大人の世界の、いろいろなものさしがあると思う。でも、そのどれもが、大人の都合の良い尺度だから。いったい、どんな子どもが、これから大人になるのだろう。その子どもたちを育てているのは、私たち、今の大人たちなのに。
明日は、アメリカの同時多発テロの日。そして、私の誕生日でもあります。忘れられない1日に、毎年なりそうです。
2002年9月9日(月)「新しいネットワーク、サポーターという考え方。」
北海道新聞に掲載していただいたおかげで、少しずつ問い合わせが増えてきました。できることなら、この出会いを大切にして、新しい「がったん」なりのネットワークが作れないかと思っています。ベースとなる駅の情報は、全国1000駅近くできましたから、あとはその情報を時々見て、「変わったよ」「変わってないよ」という連絡をもらえないかと。そんなことを思うわけです。駅の情報は、そんなに劇的に変わるものでもなく、エレベーターが付いた、とか、身障者用トイレができた、という目に見える大きな動きであることが多いように思います。ですから、最寄の駅の情報をお寄せいただき、「がったん」を一緒に育てていただきたいのです。再調査が必要なときは、私も重点的に調査に出ることができますし、経済的にも助かります。そうだ、こういう人をサポーターということもできますね。そのような方々と、今後「がったん」は歩いていけたら、と、夢を描いているところです。
もちろん、「変わっていない」という情報でもいいんです。ぜひ御協力いただけたらと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。
2002年9月8日(日)「配本と新聞社めぐり」
昨日は1日中、配本と新聞社めぐりでした。久しぶりに歩き回ってくたびれました。60冊の本を運んでましたので・・・。配本は、昨日の日記にも書いた東京・神保町の「書肆アクセスhttp://www.bekkoame.ne.jp/~much/access/shop/shoppage.html」と、東京・飯田橋の「東京ボランティアセンターhttp://www.tvac.or.jp/」の2箇所。この2箇所では、冊子版「がったん」を実際に手にとってご覧になることができます。後は、東京に本社、支社がある新聞社めぐりです。4年前は郵送しただけだったんですけれど、実際に持っていって話を聞いてもらうと、大きな関心を寄せてくれる方が多かったです。土曜日ということで記者の方も少なくて、お忙しいなかご迷惑をかけましたが私も平日は休めないので、申し訳ない、という感じです。はい。お話を聞いてくださった記者の方々、ありがとうございました。
あまりこういう持ち込んで売り込む、というのは、性格的に苦手なんですけれど、売れなかったりすると我が家の家計に響くので・・・。
早速今朝の北海道新聞(ホームページはhttp://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020908&j=0045&k=200209087012)の朝刊に掲載していただいた様子。目にはしていないんですけれど、問い合わせが早速あったもので。ありがとうございました。
2002年9月7日(土)「書肆アクセス」
「書肆アクセス」http://www.bekkoame.ne.jp/~much/access/shop/shoppage.htmlという本屋さんがあります。小さい本屋さんですけれど、本の好きな人にはたまらない空間のはずです。なんていうんでしょう。おもちゃ箱のような、普通の本屋さんでは見ることのできない本がいっぱいなんです。“本の街”神保町にあり、地方・小出版社の本だけを扱っている本屋さんなんですが、ほんとにいろんな本があるなあ、と実感します。手作りの匂いのする本ばかり。一度興味のある方は、上のアドレスにジャンプしてみてください。
このアクセスさんには、「がったん」はたくさんかわいがっていただいてるんです。本屋さんに自分の本が並ぶ。本好きの(活字好き?)の私にとって、ドキドキする空間なために、アクセスさんに行くと、なんかそわそわして、視線をどこにあわせていいのかわからなくなるんですけど(笑)。自分の息子にこっそり会いに行く、という感じですかね。廊下から内緒でのぞく授業参観、といった感じでしょうか。「がったん」の冊子版も、手にとって見ることができます。ぜひ足を運んでみてください。店長さん、いつもありがとうございます!
2002年9月6日(金)「夏の終わり」
ようやく暑い夏が終わりました。というか、扇風機だけで過ごせる日が来た、という感じですね。秋到来、です。
仕事も結構大変な今日この頃。どうも「がったん」にもゆっくりと向き合うことができないこの1週間でした。明日は、休みなので、先日出来上がった冊子版の「がったん」を、東京の地方出版向けの本屋さんと、東京ボランティアセンターの図書コーナーにおいてもらうため、出かけてこようと思っています。もし、買う前に一度手にとって見てみたい、という場合は、この2箇所に行けば手にとって見ることができます。明日はその紹介をしますね。
2002年9月5日(木)「写真が転送できない・・・」
むむむ、なぜだろう。写真が転送できない・・・。今までこういうことなかったのに、ちょっとあせっております。というか、伊藤さんから添付ファイルでせっかく送ってもらった写真だし、おまけに9月3日の前回の「がったん日記」は、この写真がないと、見に来てくれてる人は気になって仕方がないだろうし。もうちょっと、がんばってみようと思っています。もうしばらくお待ちください。
壁紙を、秋らしく変えてみました。なんか、別のホームページみたいですけど(笑)。良い秋にしましょうね。
2002年9月3日(火)「トイレのシンボルマーク、最新型!」
先日ご紹介した「レモンちゃんの休日」http://www.fukushimap.org/というホームページの代表の伊藤さんから、最新型のシンボルマークの写真を送っていただきました。おお、これは・・・。私が全国いろいろ見てきましたが、一番バリアフリーや共用の考え方が反映され、かつ、すっきりしたデザイン、という感じがします。どこの施設のマークかというと、昨年国体、今年W杯で日本が負けたいわくつきの宮城スタジアムの、入口から観客席までの通路の床に貼ってあるものとのこと。以下は伊藤さんのコメントです。
「宮城スタジアムには通路にバリアフリーレーンというものが存在します。そこのレーンは混んでいる時にも安心して高齢者や障害者が通れる優先道みたいなものです。遠くからでも見えるように結構大きめのピクトグラムです。」
壁に貼っていたり、天井からつるして掲示してあるのはよく見ますが、床かあ・・・。なるほど。言われてみれば便利ですね。気付きませんでした。これだと、安心して歩けそうですね。今度帰省したときに見てみようかな?でも、ベガルタ仙台は、仙台スタジアムがホームでしたよね。おお、宮城スタジアムは次の国際試合まで待たねばなりませんかね。これだけの施設、もっと多くの人に知ってほしいものです。伊藤さん、写真ご提供、ありがとうございました。
2002年9月2日(月)「冊子版のご紹介」
どうです?素敵でしょう。前回はももいろでしたが、今回は水色です。やはり、この絵と字が入ると引き締まりますねえ。おまけに今回は、背表紙にもタイトルが入っています。これで、本棚にならべても大丈夫です!
インターネットの時代ではありますが、やはりこの、本の魅力は捨てがたい!ページをめくる感覚といい、紙のにおいといい、なんだかほっとするんです。後ろのページには、「がったん日記」や、以前やっていた「今週の一枚」のダイジェスト版も載せておきました。あと、索引であるとか、地図上からの索引もあるし。ホームページとは違った楽しみ方ができると思っています。ぜひ、かわいがってあげてください。冊子版には、パソコンも要らないし、電気も要りません。落としても壊れません(笑)。お申し込み、購入手続きはこちらへジャンプしてください。
残暑が厳しいですが、お互いがんばりましょう。
2002年9月1日(日)「冊子版完成!」
やっと、冊子版が完成しました!思った以上に気持ちのいい仕上がり。さすがは雲居遙さんの表紙だなあ、と、うっとり。色は水色。A5版、132ページで800円。送料240円です。本日より、ホームページ上で販売を開始します。ご希望のかたは、メールにて冊数をお知らせください。または郵便振替で注文してくださってもかまいません。ぜひ、よろしくお願いします。詳しくは、こちらにジャンプしてください。お待ちしています。
今日1日は、なんかうきうきした1日。顔がにやけてしまっていた私です。はい。
2002年8月31日(土)「残暑お見舞い申し上げます。」
今年の暑さは、本当にこたえました。きつかったあ・・・。仕事場で、扇風機にあたるしかなく、体調を崩した感じ・・・。室内は38度ですからねえ・・・。毎日扇風機を持って通勤する父を見て、子どもたちは随分不思議な顔をしていました。はあ・・・。
やっと、8月が終わります。明日から9月です。秋。お互い良い秋にしましょう。世の中は急速に物事が動いていますね。うまくいきますように・・・。何かをまず行動に移してみる。頭で考えてばかりじゃなく、まず動いてみる。そういう姿勢も大事かな、と。そんなことを考える今日この頃。
明朝、冊子版が印刷所から届く予定です。早速予約していただいた方もいて、感謝、感謝です。ああ、明日が楽しみ〜。
では、今日はこの辺で。おやすみなさい。
2002年8月30日(金)「<レモンちゃんの休日>というホームページについて」
今日は、「レモンちゃんの休日」http://www.fukushimap.org/というホームページを紹介します。このホームページは宮城県・仙台市の車いす対応トイレを中心としたバリアフリー情報を公開しているものです。実は、昔、このホームページが立ち上がる前身の「仙台ふくしマップ作成委員会」の頃から、名前は知ってたんです。私が大学生だった頃、宮城や東北の鉄道の駅に絞った福祉マップを作っていて、それで仙台市内のトイレマップも並行して作っていたんです。でも、それをどう使ってもらうかのアイディアが思い浮かばず、尻すぼみになってしまって。冊子版の限界と言うんでしょうか、新聞等で運良く紹介してもらったにしても、一過性のもので終わってしまい、なかなか広がりを作れない。私のほかにも、仙台のトイレマップは、その時々に手がけた人はいたようなんですけど、その活動を持続させることがとても難しかったようです。
それからしばらくして、仙台に帰省して、大学の教授にこれからの活動をどうするか、と言う相談をしにいったら、「君みたいなことをやってる人たちが、今もいるんですよ〜。」と、すごく嬉しそうに話してくださって。そのグループが活動を進めて、この「レモンちゃん〜」にたどり着いているんだと思うんです。(伊藤さん、違っていたら、ごめんなさいね。)
活動を続ける、と言うことは、地味なわりにすごいエネルギーを必要として。でも、ホームページだと、活動を続けていく上で、大きな
力になる気がします。ぜひ今後の活動に期待しています。横のつながり、作りましょう!
実は、昨日の夜も途中で寝てしまい、更新が31日になってしまいました。夏バテかな?う〜む。皆さんも残暑にはお気をつけて。
2002年8月29日(木)「掲示板のみなさん」
冊子版もあと3日で、印刷所から我が家にやってきます。ああ、なんだか、ドキドキしてきました(笑)。はは。
このホームページでは、自分自身が調べた情報のみではなく、この「がったん」を見てくださった人からも情報を提供してもらいながら、作り上げていくと言うシステムをとっています。その手段は、メールであったり、掲示板であったりとさまざまですが、いつしかその輪も広がり、「がったん」の更新に貢献していただきました。冊子版はこのホームページの情報の集大成なため、お世話になった方々の欄に名前を掲載させていただこうと調べてみたら、その人数の多さにびっくり!普段お会いしたこともないわけですが、なんか、昔どこかでお会いしている気が・・・。いつも皆さん、ありがとうございます。これからもどうぞよろしく。
・・・ああ。ソファで寝てしまった・・・。今日は、この辺で。おやすみなさい。
2002年8月28日(水)「トイレのシンボルサインについて」
先日、東北道のトイレで、このようなマークを見つけました。赤い女子トイレのマークは、「ベビーベット」「きがえができる台があります(フィッティングプレート付き)」「ベビーチェアー」「子供用小便器」の4点です。これはちなみに一般用トイレの入り口に掲示してあるもので、このほかに、身障者用トイレが設置されています。身障者用トイレの混雑防止に役立つかも、と思いました。
この様なシンボルサインは、いろんな場面で役立つと思われます。文字を使うことが困難な人、文字を読めても綴れない人でもコミュニケーションが取れますし、意味を簡潔に伝えることができる、見た目にシンプルでわかりやすい、と言った利点があると思われます。また、言語を問わず、多くの国の人に理解してもらいやすいともいえるでしょう。今後もわかりやすいシンボルが、広がっていくことを願っています。
2002年8月27日(火)「温泉のバリアフリー情報、発見!」
昨日、メールにて、以下のような温泉関係のホームページを紹介してもらいました。その名もずばり、「温泉ナビ」と言います。URLは、http://www.onsen-navi.net/ です。温泉にこだわったサイトで、現在ホテル旅館などの情報が3424件入っており、そのうちバリアフリー対応の施設が332件も入力されているそうです。カテゴリーからの検索が基本ですので、温泉名や旅館名などが分からなくても、全国の施設を簡単に検索できるとのこと。また、I T 戦略会議のガイドラインに則った音声ブラウザ等を使用し、目の不自由な方でも音で「温泉ナビ」の情報を得られる「音声読み上げ対応システム」を対応しているなど、新しい試みがいっぱい!
私も温泉が大好きで、公衆浴場などへ、旅先で行くことがあります。温泉好きの方にはたまらないでしょうね。ぜひ遊びにいってみてください。
2002年8月26日(月)「やっと接続ができました!」
よかった・・・。仙台のとある公衆電話から、無事インターネットに接続でき、1日遅れで更新することができました。こうじゃなきゃB5ノートもモバイルとはいえないですよねえ。ちょっと、公衆電話でパソコン開いている姿は恥ずかしいですけれどね。いや、怪しいと言ったほうが正解かもしれない(笑)。う〜む。実家の電話線だと、どうもうまくいかないんですよねえ。なぜだろう?PHSとかを接続すればなんてことはないんですが、私はそういうのないからなあ。ちょっと旅先にでると、公衆電話、それもグレーの公衆電話を探してさまようことになってしまうのです。
仙台は、今日30度。ああ、なんか千葉にいるのと変わらない・・・。でも、夜になると、一気に過ごしやすくなるので、助かります。仙台は、もう秋です。
・・・といいつつ、仙台に着きました。ああ、なんなんだ・・・。この暑さ。でも、夜になったら、扇風機だけで大丈夫。玄関では、セミが力尽きておりました。やっぱりもう秋ですね。
2002年8月24日(土)「JR東海、在来車両を車椅子対応に改造」
今日、仙台に帰省します。子どもの骨折の通院のあとに。でも、今日ギプスが外れたんです。あとは、今添え木をして三角巾で吊ってますけれど・・・。逆にギプスでガチガチに固めておけば少々ぶつかっても安心なんですけど。ああ、なんかどきどき。
JR東海の情報です。JR東海発足後に製造した車両でバリアフリー対応化していない車両について、今後改造工事を実施するそうです。具体的には車いすスペースと身障者用トイレの設置ですが、特急列車だけではなく、在来線の普通列車などの車両にも導入されるとのこと。この工事は特急列車は2004年度末までに、普通列車は2005年度末までに完了を目指すとのことです。
この工事が終わると、JR東海管轄の特急列車は全列車がバリアフリー対応となります。そして、データイムに名古屋駅を発着する列車のほぼすべてが車いすスペースのある車両となるとのこと。これは、ある意味画期的なこと。会社(ここではJR東海)がきちっとした方針をだしたことで、確実に車いすの利便が向上することでしょう。これを受けて、他の会社も続いてくれたらと願っています。
2002年8月23日(金)「冊子版、無事入稿!」
やっと長かった、冊子版の編集が終わりました。今はCDで原稿を入稿するんですよ。すごいですねえ。ただ、私がついていけない部分もあるので、6分の1くらいは従来どおりの紙原稿での入稿にしましたが。地図とか、表の複雑な部分は、やはり手書きになってしまうので、そのデジタル化の技術をマスターするにはまだちょっと時間がかかりそうです。
今回は前回と同じA5サイズです。ただし、情報量が10倍になっているので、それを詰め込もうとすると、どうしてもページ数が増えてしまう。ページ数が増えると、印刷代がかさむし、送料も増えて、結局購入してくれる方の負担が増えてしまうのです。ですので、できるだけ、小さいサイズの字で入力し、縮小をかけることで、全体のページ数を抑えることに成功。前回の約2倍の134ページです。ただ、そのぶん、読みづらさがないか、心配なんですけど・・・。こればっかりは仕上がりを見てみないとわからないですね。今度は背表紙も印刷します。本格的でしょう。それなりの厚みのある本だ、と言うことです。値段は、800円。前回の600円から200円ほど上げました。1000円にしたかったんですが、多くの人に手にとってもらいたいので、この値段設定にしました。
ああ、あのホンワカな表紙に包まれた「がったん」を早く見た〜い!納期は9月1日の日曜日。今から楽しみです。
2002年8月22日(木)「完成間近」
冊子版のCD版原稿が完成しました。あとは索引地図を2枚仕上げれば完成です。明日の夕方まで、預けられれば、と思っています。完成は9月1日かな。詳しくは、明日。これから追い込みです。
あと、この週末、仙台に帰省します。今度はモバイルは大丈夫。仙台から更新しますよ。NECのホームページから修正モジュールをダウンロードしたら、すっきり直りました。今度こそ!
2002年8月21日(水)「身障者用トイレ・モスバーガー」
身障者用トイレを全国各地を歩き、いろんなトイレを見せていただきましたが、こんなトイレははじめてみました。いわゆる、ベットが付いているんですが、それが大人でもゆったり寝れる大きなサイズのベット。大人にとっても、横になれるベットは必要なんです。衣類を変えたり、体制を整えたり。それが壁に収納できるんですよね。そして、広いトイレの空間。それが、公共の施設ではなく、普通のお店、それもチェーン店にできてしまうというさりげなさ。店長さんに理解があってこそできたことなんですけれど、それにしてもすごく利用しやすいトイレでしたので、店長さんの許可を得て、ここに写真をアップしました。もちろん、店内も通路も広く、移動しやすかったですし、椅子をよけて、車いすをテーブルに近づけても気にならない広さがあります。このべットは、全国でもまだ少なくて、どこかの百貨店内に設置されているだけなんでっすって。ぜひ、お近くの方は実感されてみては?
☆JR吉川駅北口から駅前通をまっすぐ徒歩7〜8分です。
モスバーガー吉川いちょう通り店〒342-0056埼玉県吉川市平沼1−4−4 電話0120−367-122
営業時間10:00〜22:00 駐車場15台有り。
2002年8月20日(火)「大騒ぎ」
今夜は子どもたちの友達がお泊りに来て、我が家は大騒ぎ。こっちは冊子版の仕上げをしたいのに、させてくれそうもありません・・・。4人分の体を洗って疲れました。やれやれ。明日には完成させねば・・・。
台風は無事上陸せず、良かったですね。前回に大きな被害だった方は、心配されたことでしょう。今夜は秋風が吹いてひやり。ほっとする夜です。さあ、子どもたちよ。早く寝てくれ〜。
2002年8月19日(月)「入力したはずが・・・」
入力したと思っていた主要駅が、実はホームページにもアップしていなくて、大慌て。1097駅は変えずに、大小の駅を交換して、調整。そして、これから索引を訂正に入ります。・・・ゴールは目前なのに・・・。と言うわけで、日記も今日はこの辺で。書きたいこともあるんですが。う〜む。また明日。おやすみなさい。
2002年8月18日(日)「索引・2」
索引の地図を仕上げていくなかで、今までのミスに気付きました。県境の駅でどっちの県か、というのを、私の思い込みで違う県に組み込んでいたんです。九州の志布志駅に、近畿の立花駅、関東の葛西臨海公園駅など。これから地図的には東日本を作成していくので、もしかするとまたミスが発見されるかも・・・。データがいのちですので、慎重に確認しながら進めています。でも、実は他県だったことがわかると、ホームページと冊子版の両方を直し、かつ、ページもずれてきたりで、結構大変です。あ〜。
今日がふるさとからのUターンのピークになるんでしょうか。渋滞の情報を聞いていたら、涼しい一日だったせいもあるのか、一気に夏の終わりを感じました。
そうだ、今日先日山に返したカブトムシのケースを整理していたら、なんと卵が約10個も!これには息子も大喜び。来年の夏まで育てようと、あらためてケースに土と木屑を入れてあげました。うまく孵化しますように・・・。
2002年8月17日(土)「索引」
とうとう冊子版の編集も大詰めになってきました。索引の地図なんですが、これがまた細かい作業で・・・。ちょっと焦りが(笑)。もともとこういう細かい作業は嫌いじゃないんだけれど、もう、1000駅とか言うと、その言葉だけで圧倒されてしまいます。はい。
来週月曜日には印刷所に行って最終調整をしてくる予定です。そうすれば、再来週には完成するのでは、と言うところまできました。この夏の終わりになんとか間に合いそうです。よかった・・・。
2002年8月16日(金)「猛暑」
暑い・・・。・・・と書くのも、何回目でしょうか。今日は仙台帰りのせいか、余計そう感じます。なんていったって、仙台じゃ夜中窓を閉め切って寝てましたから。もちろん、エアコンも扇風機もなし。タオルケットを羽織って、それでも暑くないんですう。なのに、昨夜千葉に帰ってきたとたん、エアコンのスイッチをON!何なんでしょう・・・。温暖化なんでしょうが、このままじゃほんとにいけないですよねえ・・・。
昨日は終戦記念日。しかし、今の若い人の半分以上が8月15日が何の日か知らないんだそうです。う〜む。きな臭いことが最近多いだけに、なんか、心配。何かあったときに真っ先に苦しむのは、福祉だと思うし。別に、戦争だけに限らず、日常でもそうだけれど。力だけじゃ、いけないんだよ、と、自分の子どもたちには伝えていきたい。そんなことを感じた、今年の終戦記念日でした。
冊子版の索引の作成作業が終了。「アクセス」というデータベースソフトのおかげで、大変効率的に作業ができました。ほんとにその威力たるや、すごいものがありますね。1097駅の情報を一括管理ですもの。脱帽です。
今度は、索引の地図のほうです。これは手作業。なんか、コンピューターでもできるのかもしれないけど、とりあえずは手書きのほうが速そうですし。しかし、この1097駅分のデータを無事書き込めるのか、ちょっと心配になってきました。今夜、格闘してみるつもりです。
2002年8月15日(木)「常磐道北上中」
今のところ、あんまり混んでないので、快適ドライブ、と言う感じでしょうか。ただ、ポケモンやら、ハム太郎の音楽ががんがんかかっているので、何だかなあ、って感じですが。まあ、帰省もラクではないっす。
今、冊子版の整理をしてるんですが、2年近くも書き続けていると、結構いろんなことを書いてきたんだということを再確認。冊子版の紙面を少し割いて、何日分かを載せてみようと思っています。
さあ、仙台には何時間かかるんでしょうか。う〜む。まず、更新できるかが問題ですね。がんばりま〜す。
・・・やはり、接続失敗・・・。何がいけないんだろう?ただいまUターン中。国道6号線を南下中です。家に帰ったら真っ先に更新しますね。遊びに来てくれていた方、すみませんでした。
2002年8月10日(土)「明日から帰省です。」
さあ、我が家の骨折君も、ギブスを昨日完全に巻き、やっと一安心。でも、完全に巻いたため、痒いところに手が入らず、割り箸を入れてこすっています。そしたら、今日、お医者さんがギブスに穴を開けてくれて、少し通気性がよくなった様子。そんなこんなで、毎日の通院も、1週間後でよいと言うことになり、明日から仙台へ帰省です。ただ、いつも夏は時期をピークよりずらして帰省していたので、今回のようにドンぴしゃりの日程は初めて。なんだか今日のラジオでは、渋滞30キロな〜んて声も聞こえてきて、なんかそれだけで疲れちゃいました。やっぱり電車がいいなあ、でも、電車代が家族4人はかかるなあ。う〜む、と。まあ、なんとかいってみます。
さあ、前回の新潟への帰省では、せっかくパソコンを持っていったのに、接続できず、更新ができませんでした。しかし!今回はその原因も突き止めたので、今度こそ大丈夫!ご期待ください!!
2002年8月9日(金)「冊子版編集作業、追い込み中」
今日、ふと職場の同僚の方と話をしていたら、衝撃的な話に気付かされました。と言うのも、冊子版の索引を作成するのに、ワードかエクセル、どっちがいいでしょうね、と話をしていたんです。すると、「エクセルでもいいけど、データベースソフトが一番いいんじゃないの?」と。それって、アクセスのこと?ああ、俺、持ってるなあ(笑)。・・・ん?!いわれてみると、そんな使い方もあるのか!・・・と、幾度となく挫折してきた「アクセス」の偉大さに愕然(汗)。索引だけじゃなく、すべての駅の情報をこのデータベースソフトに入力すればいっぺんですんじゃうかなあ、と。今まで、汗をたらしながら入力してきた1000駅の情報があ・・・。
でも、本当にコンピューターと言うのは、使い方によっては、恐ろしいくらいまでに労力を軽減してくれるものなんですねえ。驚きを通り越して、そのことに後から後から気付かされている自分に、少々哀しい気持ちになっています。はい。
もっと、いろいろ勉強すると、もっともっと使い勝手がよくなるんでしょうけれど。でも、いつも必要な部分しか学ばない、つまみ食いばかりの自分。「そういうもんだよ」とその同僚の方には慰めてもらいましたが。何人の同僚の方には、いつもお世話になってます。
2002年8月8日(木)「本当の生活の足とは・2」
昨日の続きです。地域で生活しているいろんな人たちのために、大きな駅からバリアフリー化を進めていくべきだ、と。でも、その次のステップとしては、何が基準になるのか。その次に規模の大きい駅から整備を進めていくべきか?それとも、と言うわけです。
地域と言うフィルターを通すと、一日の乗降人員数とは違った答えが見えてきます。たとえ、小さな駅であったとしても、車いすを使って生活している方が多く通う、または入所している、福祉作業所や福祉施設、養護学校が駅の近くにあれば、利用者は多いはず。病院だって、老人ホームだってそうです。今までの利用者が少ないと言っても、それは単に駅の利用が困難だったからではないか。利用する練習を始めようにも、最初から長い階段が存在しているのでは、壁はとてつもなく大きい。それでなくても、一人で出かけることは勇気のいることなのに。それを乗り越えてこそ、と言う意見もあると思いますが、最初のハードルは低くっていい。他にハードルはいっぱいある。その前に社会に飛び出す最初のハードルは、みんなの力で小さくしていくべきじゃないか。そんなことを思っているのです。
どこの駅の近くに、どんな施設があって、潜在的な利用者がいると言うことは、地域の、それも当事者でなければわからないことが多いです。この「がったん」でも、そういう情報があり次第、サポートしていきたいと考えています。ご存知の方がいらっしゃいましたら、お知らせください。
2002年8月7日(水)「本当の生活の足とは」
地域の福祉作業所に出かける機会がありました。その作業所は、駅の近くにあって自力通所が可能であり、実際多くの所生さんが、自力で通われていました。作業所によっては、車椅子を使って通っている方もいます。電動車いすを使い、一人で自宅から電車に乗り駅を使って作業所まで。作業所には毎日通いますから、駅は朝夕2回利用することになります。そのとき、利用する駅に自由に使えるエレベーターがあれば、どんなに助かるか!
これが、もし階段であったり、車いす対応エスカレーターであったり、エスカルなどの階段昇降機だったらどうでしょう。毎日朝と夕方の2回、駅員さんに「お願いします」と頼むことになるわけです。で、駅員さんも人手がそんなにあるわけではないから、だんだん大変な作業になり、顔の表情にも出てきたり・・・。ですから、車いす対応エスカレーターであったり、エスカルなどの階段昇降機と言うのは、毎日使う人のものではなく、旅行者など、時々利用する人たちのものと言えるでしょう。時々であれば、駅員さんたちも、「じゃあ!」と張り切るだろうし、いいことしたなあ、と充実感も残る。でも、生活とは、いってみれば同じことの繰り返しです。そして、介助も同じ。毎日の生活に付き合うと言うことは大変なこと。だからこそ、自分の生活の中で一人でできることは自分でできるように、色んな場所でがんばっている人たちがいます。それは作業所に関わらず、施設、病院、養護学校などさまざまです。それをさりげなくサポートできるよう、行政や企業で知恵を出し合っていってほしい。
もちろん、私たちもどんどん街に車いすで出かけていく勇気と必要性があります。じゃないと、気付かないんです。悪気はない。単に、知らないだけ。困っていると言うことを、もっと多くの人に知ってもらうことが必要だと、痛切に感じます。外に出るのは、勇気がいる。その一歩を踏み出す勇気に、この「がったん」がなりたい。そんなことを考えて、このマップを作っています。続きをもう少し、明日書きますね。
2002年8月6日(火)「38度・・・」
本日の私の職場の室温でした・・・。熱中症一歩手前ですな。やれやれ。とても仕事をする環境じゃないっす。
我が家は息子の骨折のため、夏休みが遠ざかっていく感じの今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしですか。夏の予定も立てられていることでしょう。いいなあ・・・(笑)。
今年の夏は、「がったん」の調査に関わる旅に出ていません。非常に、禁断症状が出ておりますう・・・。夜行列車に乗って、遠くに旅立ちたい!しかし今は、冊子版編集のため、ぐっと我慢。地味な作業ですが、ひたすらパソコンのキーボードを打つのであります・・・。
そうそう、今日から我がふるさと仙台で、七夕祭りが3日間開催されます。ああ、何年見てないかなあ。なつかしい。今年も観にはいけないけど、ほんとにきれいですから、皆さんもぜひ一度どうぞ。ちょっと混みますがね。う〜む。
2002年8月5日(月)「骨折・2」
骨折はなんでも最初の1〜2週間はくっつかないんですってね。いくら子どもで治りが早くても、3週間はくっつき始めるのにかかる様子。「その間は走ったりせず、おとなしくしているように。」・・・さすが、先生お見通し。なんか、午前中、外で遊んでいたようで・・・。やれやれです。でも、外科には本当にいろんな患者さんがいて、本人もちょっと驚きつつも、自分だけではないとわかった様子。いい勉強になったようです。体には充分気をつけて、毎日がんばってほしいと、心から思った一日でした。
明日は千葉も36度まで上がるとか。う〜、まいります・・・。
2002年8月4日(日)「骨折」
今度はななふしではありません。先日、息子が骨折してしまいました。私たち夫婦はお互い骨折経験がないので、息子の曲がった腕を見たときは、クラクラしてしまいましたが・・・。でも一番びっくりし、痛かったのは本人。折った瞬間口から出た言葉は「入院はやだよおう!」・・・医者に行けば行ったで、「あ〜、なにすんだようう、やめてくれよう!!」と大騒ぎ。やはり、自分の腕がただ事じゃないと言うのはわかるみたいで、ずっと叫びっぱなしの息子に、待合室の周囲の人たちは苦笑しながらも、優しくしていただきました。
さて、左手だけの生活にすこしずつ慣れてきました。しかし1ヶ月は完治するまでかかる様子。本人もピンときてないようですが・・・。とりあえず、学校のない夏休みでよかったです。不自由な生活を体験し、車いすで生活しているおじさんのことをなんか、思い出したりもしている様子。ああ、でもやはり、元気が一番、です。はい。
2002年8月3日(土)「雷雨」
一昨日と昨日、連日の夕立、雷雨。突然の横殴りの雨で、びしょぬれになってしまった方も多いのではないでしょうか。電車も関東では各地で止まってしまった様子。自然の力にはなす術がないですね。
そんな時、車いすで移動していると、こぐために両手はつかっているから、傘はさせないし、かといって雨合羽もねえ・・・というとき。じっと雨が通り過ぎるのを待つ、という手もあるけど、急ぎのことだってある。う〜む、やっぱりびしょぬれ覚悟か?でも、着替えも大変そうだし。皆さんは、どうやって雨を克服しているのだろう。
あと、電車が突然運転見合わせになることもありますよね。駅のアナウンスも混乱していることが多いし、情報が錯綜してなんだかよくわからない。駅員さんに聞きに行くのも車いすでは何かと大変・・・と思ったら、先日車いすを利用している方で、携帯電話で運行状況をチェックしている方を見つけました。なるほど。その場にいながら、最新情報を得られるのだから、車いすユーザーには携帯電話は大きな力になっていくのでしょうね。医療機器の誤作動とか、付随する問題もあるけど、今後大きく発展する分野なのでしょう。・・・とかいいつつ、私はいまだに携帯電話がないんです。・・・う〜、なんか、なじまんところもあって、でも、仕事とかでもなんとなく、持たないと・・・という、無言の圧力を感じたり(笑)。ああ、なんだかねえ。考え方が、古いだけですかね。
2002年8月2日(金)「博多駅が動き出す」
九州で一番大きな駅であろうJR博多駅。しかし、バリアフリー化はなかなか進まず、歯がゆい思いをしていた人も多かったのではないでしょうか。しかし、情報によると、九州新幹線開業をにらんで、駅の改築工事に取り掛かることが発表されました。これで、安心して新幹線で九州入りし、各方面へ移動できると言えるでしょうか。大きな駅だからこそ、「あの駅だったら、大丈夫」という安心して出掛けられる駅がこれからも増えていってほしいと思います。たとえば、まず全国県庁所在地の駅は、最優先でバリアフリー工事を急ぐ、とかね。何か、手があってもいいのではないでしょうか。
鉄道で旅行すると言うことは、「駅」、「車両」、そして「駅員さん」の3つのバリアフリーが整わないと難しいと思われます。そのどれかひとつが不十分でも、「ああ、大変だった」という思いが旅行者には残ってしまうでしょう。この夏休みの時期。旅に出かける方も多いと思います。「また行ってみよう!」と思える、楽しいひと時が、少しでも多くありますように・・・。
2002年8月1日(木)「暑中お見舞い申し上げます。」
今日から8月。しかし、社交辞令ではなく、ほんとに暑い・・・。ちょっと夏バテ中です。だんだん冊子版の完成が心配になってきました。熱中症というのも、他人事じゃないなあ、という今年の夏。仕事でエアコンがないので、毎日ふ〜ふ〜です。
皆さんも元気で毎日お過ごしください。