がったん日記 2004年2月
2004年2月29日(日)「大阪高速鉄道が順次全駅に車椅子対応常設型スロープ設置」
大阪高速鉄道が、3月から全駅に車椅子対応の常設型スロープを順次設置するそうです。詳しい内容が大阪高速鉄道のホームページにpdfファイルで載っていますので、ぜひご覧ください。京浜急行での駅でも見たことがあるんですが、今、広がってきているんですね。
「全国・駅改築カレンダー」にて新しい情報をたくさん更新しました。是非ご覧ください。新しい情報の更新も大事だけど、日々変わってゆく情報をチェックし、メンテナンスしていくことも大事だと感じています。まあアンテナを高くしているつもりではありますが、これが一番大変手間がかかることではあるんですけども・・・。みなさんの情報も、なにかありましたらぜひお寄せください。お待ちしています。
2004年2月28日(土)「感謝!1600駅!」
おかげさまで本日、掲載駅が1600を超えました。今後ともよろしくお願いします。
2004年2月27日(金)「障害を<持つ>から障害が<ある>の時代へ」
先日興味深い話を聞きました。今福祉の世界では、「障害を持っている」という言い方はせずに、「障害がある」という言い方をするんだよ、と。なるほどなるほど。
思い当たるところがあるといえば、「がったん」も同じ。ついつい「車いすの人」と言いがちなんですが、別に<車いす=人>じゃなくって。わかりきったことではあるんだけれども、コトバというのは慎重に扱わなきゃいけない、ということ。パーフェクトは難しいだろうけれども、傷つく人もきっといるわけだし。コトバを使った人が気づかないだけで。
ですので、「がったん」では、今まで一貫して<車いすで生活している人>というような表現を心がけてきました。もし皆さんの中で「今はこんな表現の仕方をするんだよ」というのをご存知の方がいましたら教えてください。よろしくお願いします。
あと、「障害」というコトバも「障碍」と表記する方もいますよね。それぞれに思いを込めていらっしゃるんだなあ、と感じます。できるだけ言葉に敏感でいたいと常日頃思う「がったん」なのであります。
2004年2月25日(水)「昔の常識と今の常識〜エレベーター」
先日千葉県の我孫子駅を電車で通過したら、北口広場に自由に使えるエレベーターが出来ていました。おお、工事が終わったんだな、と思いつつ、まだ実際に稼動しているかどうかは確認していないので、後日レポートしますね。
で、思ったんですけれど、車窓から眺めて新しいエレベーターを発見するとするじゃないですか。そんなとき、実際に下車して確認できれば一番いいんですけれども、いつもそうできるとは限らないので、まあ、後日確認するわけです。で、今できているエレベーターのほとんどは自由に使えるタイプ、ですね。昔は車いすを使用して利用するエレベーターといえば業務用があたりまえで、ある分「ラッキー!」という世界でしたから。変わってきているのだなあ、と感じます。常識って、変化するのだなあ、と。あらためて思う今日この頃なのでありました。
2004年2月24日(火)「続・東京急行電鉄の駅情報」
今日も東急の駅情報を公開します。
2004年2月23日(月)「東京急行電鉄の駅情報、アップ再開」
本日から東急の駅情報の公開を再開します。本業の忙しさのために、また足踏みしながらの更新になるかも知れませんが、よろしくお付き合いくださいね。はやくアップしないと情報が腐ってしまうしねえ。急がなきゃ!
2004年2月22日(日)「仙台は暖かかったですよ」
仙台は春でしたねえ。千葉に帰ってきたらもっと暖かかったですけれども。まあ、もう一度くらい寒さを通り越せば春本番、といったところでしょうか。「はやて」は本当に速かったです。ここまで速くなくても・・・という気もしますけどね。ただ、速くなったら、もう戻れないというのも事実。日本が狭くなるなあ、とあらためて感じた旅でした。
2004年2月20日(金)「明日は仙台です」
法事があって明日は仙台に行ってきます。家族みんなで新幹線。上野から「はやて」に乗ると、1時間30分でついちゃうので、なんか、あっけない感じ。大宮の次の停車駅が仙台だからすごい。子ども達も物足りないかも。どんな様子かは、日曜日に帰ってきたら報告します。
2004年2月18日(水)「ノートパソコン修理へ」
いつもこのホームページはノートパソコンから更新しているんですが、修理に出すことになり、1ヶ月くらい戻ってこないことが考えられるため、他のデスクトップ機にピンチヒッターを頼みます。さあ、この更新、うまくいくかどうか・・・。もし、不都合があったらごめんなさい。では、いざ!
2004年2月17日(火)「渋谷駅構内は複雑、難解、です」
渋谷駅の情報を、鉄道会社の視点で取り上げてみました。すごく、各社いくつも駅があり、文章だけで通じるかどうか、ちょっと心配。写真を何枚か載せているとはいえ、やはり地図がないとだめかなあ、と。地図を描くのはそんなに苦手分野ではないので。しかし、問題はホームページの容量かなあ。すごく増えてしまうと思うんですよ。そうすると、またもや維持費の問題が・・・。あと、正確に書かなきゃいけないから、すごく責任を感じてしまうし。15年前に「宮城版」や「東北版」を冊子で出していた頃は全駅構内図を描いていたので。しかし、都内など、大きな駅は複雑だから、私の絵の技術が追いつくかどうか・・・。
う〜む、もう少し考えてみようと思います。
2004年2月16日(月)「更新足踏み中。もう少しお待ちください」
本職が大変忙しく、休み中も家で仕事をしている状態のため、「がったん」の更新作業ができずにいます。ご理解の上、もう少々お待ちくださいませ。
2004年2月13日(金)「九州・博多駅、千早駅更新」
蒔田さんより博多駅と千早駅の情報を頂きました。ありがとうございました。
九州はやはり遠くてなかなか行けないんですけれど。ぜひゆっくり行きたい場所です。今回九州の第一の都市である博多駅がバリアフリー化されたことは、これからの九州の大きな流れを読み取ることができるかな、と思いました。九州新幹線も走りますものね。今は八代〜鹿児島間ですけれど。これから九州がどういう風に変わっていくのか、見守っていきたいと思っています。
2004年2月11日(水)「全国駅改築カレンダーを更新しました」
さて、久し振りに「全国駅改築カレンダー」を更新しました。年度末の3月は改築が完了する季節。皆さんの住んでる近くの駅でも、工事等行われていませんか?もし、見かけましたら、メールでも掲示板でも構いませんので、「がったん」までお知らせ下さい。私もアンテナを張り巡らしているつもりですが、なかなか全国となると行き届かない部分がありますので。ご協力お願いします。
このように情報を追加するのは案外簡単なんですけれど、更新、訂正作業という、いわゆるメンテナンスの部分は案外手間もかかるし、ミスも多いものです。お気づきのことがありましたら、お知らせ下さいね。
2004年2月9日(月)「九州・博多駅変身中!」
がったんのサポーターになって下さっているしらかわさんより、掲示板に書き込みがありました。博多駅で自由に使えるエレベーターの設置工事中であるとのこと。今月中には随分できあがってくるようですが、詳細は後日ということで。しらかわさん、レポートお待ちしております!
さて、今日から東京都の東京急行電鉄・東横線の駅情報を更新していきます。お楽しみに!
2004年2月8日(日)「やさしさのものさし」
2月5日の毎日新聞にこんな記事が。「<節分会>車椅子参加を拒む 長野・善光寺」??車イスに節分?なんのこっちゃ?と思っていたら、なるほど。ありそうなお話で・・・。
紙面によると、「長野市の善光寺が3日行った「節分会」の豆まきで、車椅子の身体障害者の参加を拒否していたことが5日、分かった。善光寺側は「安全が確保できないため」と説明しているが、拒否された両手足が不自由な同市内の男性(59)は「どんな人でも等しく受け入れる善光寺らしからぬ行為だ」と憤っている。」
権利を声高に主張するのは個人的に好きではないんですけれど、しかしなあ。安全が確保できないのであれば、なにか安全を確保できる手だてを考えればいいわけであって。おまけに普段から善光寺は車イスを利用した参拝客にスロープを設置するなど、「やさしい」お寺として評判だったとのこと。じゃあ、やさしくなるためにはスロープを設置すればいいのか、エレベーターを設置すればいいのか?もちろん、そんなわけじゃなくって。
「がったん」的には、ラッシュ時に車イスを使って混み合う電車に乗る場合。安全が確保できないので、自ら遠慮して時間をずらすなどするべきなのか。でも、もしね。通勤のためにどうしてもその電車に乗らなければならないのだとしたら?乗るのを遠慮して、時間をずらす?自家用車を買う?そのために免許も取る?そもそもなぜ電車にみんなと同じように乗ってはいけないのか?
「やさしさ」って、難しい。人それぞれに、やさしさのものさしは違うから。相手の気持ちを少しでも思うことができるか?その辺かなあ、と今、感じています。
2004年2月7日(土)「雪道を走れる車イスとは」
個人的に雪国の車イスでの生活にすごく関心があるんですけれど、2月5日の毎日新聞に雪道を走れる車イスの試作機が開発された、という記事を見つけました。道立工業試験場と社会福祉法人クピド・フェアが共同開発したもので、普通の車いすの座席下にゴム製の無限軌道を取り付けたものとのこと。??無限軌道??。そしてハンドルで操作し、積雪10センチ程度までの道ならすいすい。約6時間の充電で45分間走れる。・・・お〜、なんかすごそうだ。写真がなかったんですが、ぜひ見てみたいですねえ。
・・・と思ったら、「社会福祉法人 クピド・フェア」さんのホームページに詳しいことが載っていました。興味がありましたらジャンプしてみて下さい。同じホームページの中にオリジナル車イスの紹介も出ていました。
2004年2月5日(木)「声の力は…。本業多忙のため、更新お待ちを!」
言葉を駆使するのが今の仕事なのかも…と思う今日この頃。相手に気持ちが正確に伝わらないと、意味がないんですが。なかなか難しいですね。まあ、なんとかしましょう。なんとかなる。まあね。ふ〜。
更新、もう少しお待ちください。
2004年2月3日(火)「大阪市営バスが<車いす理由に乗車拒否>」
まだまだなんだな、と感じました。2月2日の共同通信の記事。そのなかで、運転手から「なぜリフト付きバスや、(低床の)ステップバスに乗らないのか」などと言われたり、バス停で待っていても怒鳴りつけ、そのまま乗せずに発車したり運転手もいたとのこと。でも、リフト付きバスやステップの低いバスは台数が少ないわけで。利用したくても利用できない、だから普通のバスを利用することになるわけで。それを困ると言われても、困るなあ。
結局人の手に頼らなければ利用できないサービスは、完全ではなく、波、悪く言えば当たりはずれがあるということ。駅で言えば、業務用のエレベーター、車イス対応のエスカレーターがそう。駅員さんに操作してもらわないと利用できない。駅員さんの気分次第で「困るんだよねえ、介助者がいないと」なんて言われたくないじゃないですか。確かに操作はしてくれるでしょう。でも、嫌みのひとつも言われるんなら、利用したくはないなあ。自分だったら。それが自由に使えるエレベーターだったら、気兼ねしないで利用できるのに、と思います。
バスの場合、構造上完全に自由に車イスで使える、と言うわけには行かないでしょうけど、それに近づける努力はしなければいけないと思う。特に、<市営>とかいう立場なら尚のこと、という気がした夜でした。
2004年2月1日(日)「千葉県勝浦市のビックひな祭りを知っていますか?」
ビックひな祭り。なんか、すごい名前ですよね。私も数年前、偶然通りかかって知りました。車からの車窓に神社の階段、そしてパッと華やかな風景…。なんだろう?と思ったら、ひな人形だったんですよ・・・。町中に10000体のひな人形が埋め尽くすとのこと。一度じっくり見に行きたいのですけれど。今年は平成16年2月28日(土)より3月7日(日)までとのこと。行けるかな・・・。みなさん、いかがです?