2004年4月 がったん日記
2004年4月30日(金)「帰省のため更新がゆっくりになります」
またもや帰省することになりました。新潟に法事です。もし時間があったらどこかからかアップする予定です。今回も家族みんなで行くので、車での帰省になります。ではでは。
2004年4月28日(水)「自己主張する!光る車いすマーク発見」
見て下さい。光ってるでしょう。これは九州は福岡県小倉駅前のエレベーターなんですが、エレベーター自体が光っている!そして、エレベーター自体が大きなシンボルマークになっている!
これはびっくりしました。夜の20時頃だったのですが、すご〜く目立ってましたよ。ちょうど歩道橋の上と下の道路を結ぶ形なんですが、暗い歩道橋を明るく照らす役割もあるようで、防犯上も安心みたいに感じました。
この小倉駅のシンボルマークのように、マークはもっと自己主張していいと思うんです。ただ、そのときあんまり前面に出てしまうと、周りとのバランス、調和が取れなくなる、という問題もあるし。ただ、一番の目的は「案内」「ガイド」な訳ですから。かっこよく自己主張できたら素敵だぞ、と。その点でこの小倉駅のマークには脱帽、100点です!
2004年4月27日(火)「駅構内図について」
九州の福岡県折尾駅。この駅は、しらかわさんがいつもレポートしてくれている駅です。この駅はちょっと構内が複雑な駅で、複数の路線が立体に交差しているため、初めての人がその駅のホームに降り立っても??なのですね。数年前の私がそうでした。しかし、この春再度降り立ったら、ホームに写真のような構内図が「のりば案内」として掲示されているではないですか。これを見て、あらためて「なるほど!」と納得しました。
初めての駅は、降りる前も、降りてからも、何かと不安なもの。できることなら、活字だけではなく、絵などの視覚的な情報があると、もっと理解が深まるなあ、と感じました。そしてできることなら、「がったん」でも構内図を…と思うのですが。手書きにはなると思いますけど。まあ、書くのはあんまり苦じゃないので、余裕ができたらチャレンジしていきたいと思っています。
2004年4月26日(月)「京成電鉄の駅情報を追加中」
いつの間にか、子どもたちも親離れして、週末の休みも友達と外で遊ぶようになり、よって「がったん」の更新もはかどっております。父としては寂しいというか、ぽかんと穴が開いた感じなんですけども。まあ、私も上手に子離れしなければ…。
千葉県と東京都を結ぶ私鉄、京成電鉄の情報を追加中です。
2004年4月25日(日)「誰のための自由に使えるエレベーターか、というと…」
昨日の続き、です。なんか、非常に遠回しにちくちくやってるようで、なんか、嫌なんですけどね。ただ、きょうさんやしらかわさんが掲示板に書き込んでくれましたので、もう少し書いてみますね。
自由に使えるエレベーターが、今や新築改築の際は常設されるようになりました。これって、バリアフリー法案とか、世の中の理解が深まってきたとか、いろんな理由が考えられると思うんですけれど、私が思うには、次のような理由も,一つとしてあるんじゃなかろうか、と。
まずは、掲示板にも書きましたが、JRをはじめとする徹底的な合理化策。駅に配置される駅員の数は年々減少傾向にあると言っていいでしょう。都会の駅などでは、駅員さんの代わりにモニターテレビ等でホームの安全管理を駅務室で集中して行うわけです。そして、自動改札や券売機も普及してきていますしね。列車もワンマン運転化が進んでいるように、駅も一人、もしくは数人いればすむように機械化が進んでいます。
そうなると、人手が、ない。車いすを使って駅を利用するときは困ってしまうわけです。階段を抱えてもらうのが肉体的に困難になってきたから、車いす対応エスカレーターやエスカル、キャタピラリフトなどの様々な階段昇降機が発明され、各駅に設置、配置されるようになったのに、今度は、その機械を操作する要員もいなくなってしまうようになってしまった、と。
「利用するときは事前に連絡を下されば、近くの駅から応援要員を頼みますから。(ダカラ2〜3二チマエニハレンラクヲクレナイトコマルンダヨ)」とか言われたりすると。でも、それって特別な勤務体制な訳で。160円の乗車券のお客のために、たまにだったらいいでしょうが、「じゃあ、明日から通学や通勤で利用するんで、よろしくね♪」と言ったときも同じ対応をとり続けてくれるんでしょうか?う〜む、…無理、でしょうね。たぶん。やんわり断られるのがオチでしょう。でも何度もその駅を利用し続けていくことで、「顔」となり、そのたびに駅員さんがその都度大変な思いをして機械を操作することで、やっぱりきつくなっていく、と。そんななかで、なんとかしなきゃ、ということになり、会社も重い腰があがり、エレベーターの設置順の優先順位がその会社の中でガガガッ!と上がり、勢いよく設置に向けて舵が切られていく…。そのとき、友達と連れだって利用したり、その様子がマスコミにも取り上げられると、かなり効果的でしょう。しかし、そうすると、あいつら、なんかわがままを言ってるんじゃないか、とか、おまえたちだけの駅じゃない、とか、はたまた、自己責任で乗るように、とか…。…言われそうな気がするなあ。特別なこと、なんでしょうね。まだまだこの国では。(オカミノコトニハサカラワズ、ッテ、コノマエニシノクニデワタシタチノクニノワカモノガタタカレテイタジャアナイデスカ…)そう言っていて、完成するといろんな人がどしどし利用していたりするわけで…。
なんなんでしょう。お金の問題なんでしょうか?鉄道各社や自治体に補助金がばー!と配られると、一気に設置が加速されるのかな?う〜む、わからん…。まあ、結果的にエレベーターが設置されれば、いいんだと思うんですけどね。それまでに、いろんな意味で、いろんな人がエネルギーを使っているんですね、と。そういうことを今日は言いたかったような気がしますが、なんだかこんがらかってしまったので、もう、やめときます(笑)。では、また明日!
2004年4月24日(土)「駅を、毎日利用しちゃいけないの?」
ある駅を調査していたときのこと。その駅は1階から3階まで車いす対応エスカレーターで移動するタイプの駅。駅員さんと話をしていたら、「ねえ、毎日利用します?」とふいに聞かれて。??と訳もわからず、「はあ」としか答えられなかったんだけれども。少し話していたら、意味がわかった。「エスカレーターを車いすに対応するようセッティングするためには駅員が操作しなければならず、若干の時間もかかる。そしてこの駅は一人勤務であって、その操作をするためには、一度改札窓口を閉めて施錠し、駆けつけなければならない。よって、毎日だと、対応しきれないことがある。」はあ…。ようするに、車いす対応エスカレーターをたまに利用するならいいけれど、通勤通学なら無理だよ、と。
今までのバリアフリーの流れって、<車いす=かわいそう=たまの旅行=お手伝い>という発想なんだと思う。毎日電車やバスを使って、仕事や学校に通うことなんてないだろうと。確かに、現実的じゃないかもしれない。でも、駅とか電車とか、条件が整えば、電車やバスを日常的に利用する人は、もっともっといるはず。病院だって、通う頻度としてはかなり高いだろうし。結局は、単純に「利用できない」という物理的な理由が大きいんじゃないか。そんなことを思うわけで。
「通わない」じゃなくて「通えない」、「乗らない」んじゃなくて「乗れない」、「使わない」んじゃなくて「使えない」のだと、もう少し発想を変えてもいいのでは、と思うのです。「ラッシュ時は乗車をご遠慮下さい」と簡単に言うけれど、その混み合った電車に乗らなければ、生活していけない人はきっといるはずなんです。仕事だって、学校だって、毎日通うものでしょう?できないから、みんな自家用車を使っている人が多いと思うんだけれども。その壁を取り除くのが、バリアフリーという考え方だと思うんですよね。
「がったん」もできることなら、年1回の旅行も大事だけれども、もっともっと、生活の「根っこ」をサポートできる存在でありたい。その延長線上に、旅行というレジャーがあると思うし。
今日は、ちょっぴり重たい日記になってしまいました。すみません。では、また明日。
2004年4月23日(金)「東武鉄道は長〜い!」
東武鉄道は、路線が大変長く、東京、埼玉、群馬、栃木、千葉と多くの都県をまたがる長大路線。調査泣かせの線でもあります。電車も日中は、1時間に1本なんて路線もあるので、どの辺で一区切り付ければいいか、迷っています。鬼怒川、日光も入れなきゃなあ、と思うんですけれど…。あとは時間と調査費との相談、と言ったところでしょうか。頭が痛いところです。
2004年4月22日(木)「気が付くと1700駅。冊子版は2005年春発行か?」
ここ数日、駅情報を追加しておりますが、気が付くと1700駅を超えており、感慨にふけっております。今すでに調査中の駅がまだかなりあるので、2000駅も間近かな、と感じています。後は、この夏に関東の一部の駅と、関西の京阪神の私鉄を一気に調べれば、一区切り、と考えています。そして、今秋から今冬にかけて夏の調査駅の情報をホームページに追加し、並行して冊子版の作成作業に取りかかれば、来春には冊子版「がったん2005」が完成する…かな、と。そんなことを考える今日この頃です。はい。
まあ、家計からの持ち出しもかなりの額に達しているので、何とか作業を急ぎたい、そう考える今日この頃なのであります。
2004年4月21日(水)「続々更新中!!」
日記のほう、なかなか更新できませんが、駅の情報は続々更新中です。ご活用下さい。
2004年4月19日(月)「続・千葉県内の東武鉄道駅情報を追加!」
今日も東武線で絞ってみました。
2004年4月18日(日)「埼玉・千葉県内の東武鉄道駅情報を追加!」
がんばってたまっていた駅情報をアップしました。まだまだいきますからね。お楽しみに!!
千葉は、とてもあたたかい週末でした。この気持ちで今週も乗り切っていけたら、と思っています。では、また!
2004年4月17日(土)「ペット専用のシンボルマーク発見」
なんだか、週2回の更新になってしまいました。う〜む、これではいけない。とはいいつつも、時間が足りない。出来る範囲でがんばっていきたいと思っていますので、今後ともよろしくおつきあい下さい。
先日潮干狩りに行きました。生協のバスツアーだったんですが、途中「海ほたる」に寄ったんですね。そうしたら、写真のような「ペット専用」のシンボルマークが!!水飲み場とゴミ入れのサインでした。ほほー。今は多いのでしょうか?このようなサインが。盲導犬や介助犬といったわんちゃんたちのために設置されたのかな?でもそうなら、もうちょっと表記の仕方が工夫されてもいい感じがするし…。ちょっと新鮮に感じた一日でした。
2004年4月14日(水)「鉄道各社のホームページのリンク集を作りました!」
数日休んでしまいました。すいません。何はともあれ、春。本職も仕事が軌道に乗るまでは時間がかかりますので「がったん」に割く時間がなかなか取れずにいます。しかし、潮干狩りには行けるのか?といわれるとですね、ちょっと苦しいですが(笑)。ほら、仕事が忙しいと帰りが遅くなって、子どもとゆっくり夕ご飯も食べれないので、その代わり、というわけで…。ご理解下さいませ。
その代わり、というわけではないですが、バリアフリーに対応した鉄道各社のホームページはあるのか?ということで調べだしたのですけど、結構数年前とは状況が違ってまして、わかりやすく、使いやすいホームページが増えていました。本家本元、というか、私なんかが調べるよりももっと詳しい情報が載っているところもあります。自分の会社の「駅」をきちんと自社の「商品」と考え、積極的にアピールしているところもあり、また、今後のエレベーター等の設置計画を公表するなど、好感が持てるホームページが多かったように思います。ぜひ今後利用する前には、一度立ち寄って見ることをおすすめします。その会社のバリアフリーへ対する「温度」も、感じることが出来ることでしょう。ぜひご活用下さい。
2004年4月10日(土)「初めての潮干狩り」
今日、潮干狩りに行ってきました。遠浅の砂浜を見ていると、タイヤの太い、砂浜用車いすが各海岸にあるといいのにな、と思いました。海の家で車いすに座ったまま、お孫さんの姿を見ていたおばあちゃんがいらっしゃったもので…。
2004年4月8日(木)「身障者用トイレのサインについて〜福岡県東郷駅」
昨日に引き続き、九州の福岡県、東郷駅のお話。駅前ロータリーに公衆トイレがあったんですが、道路脇に案内表示の印がさりげなくて素敵だったのと、「多目的トイレ」をうたうマークがとても個性的だったので、紹介しておきます。
いろんなマークがたくさん増えてきているけれど、それぞれにアイディアが織り込まれていて、なるほど、と感心させられます。あとはこのたくさんのマークを、少しずつ整理していって、ある意味「スタンダード」なものを生み出せたらと思います。どこの国の人でも分かるサイン、難しく考えなくとも理解できるサイン。そのようなものを模索できたら素敵ですね。
2004年4月7日(水)「福祉のまんなか、にある駅」
九州は福岡県宗像市の玄関駅、東郷駅に降り立ちました。駅にはまず自由に使えるエレベーターが設置されていました。その脇には、人にやさしいまちづくり事業で設置した旨の掲示物があり、なるほど、と感じました。
そして、駅前に降り立つと、「宗像駅前サービスセンター」の看板が。駅前にあるんですね。このような福祉施設が。ロータリーには身障者用トイレもあり、そして、右側のたて看板。ちょっと気恥ずかしくなるようなネーミングだけれども(笑)、言いたいことはきちんと伝わってきました。何より、行動を通して。一番いい場所に大事なものを置く。その真ん中にあるのが、駅である、という地図。こういう街で生活してみたい、そう思わせる宗像市の玄関口でした。そういえば、「がったん」の冊子版の注文も、宗像市から随分あったんですよ。感慨深い訪問でした。
2004年4月5日(月)「九州新幹線の駅に多目的室を発見!」
九州新幹線の熊本県新八代駅で写真のような多目的室を発見しました。入り口の看板には「この部屋は、授乳、おむつ交換や、お客様の体調が思わしくない時などに利用できます。ご希望の方は駅係員までお申し付け下さい」と書いてありました。
おお、これなら、具合が悪くなったときも安心。鹿児島中央駅にも同様の部屋があるとのこと。お出かけの際にはぜひ利用してみてはいかがでしょうか。もちろん、身障者用トイレと自由に使えるエレベーターは完備されていますので。
2004年4月4日(日)「地下鉄博多駅のトイレは2カ所ある!」
やっと、先日の九州の調査の写真整理が終わりました。これからこの日記で少しずつアップしていきます。
で、まずは最初に、じゃん!福岡の地下鉄に乗ったんですよ。そしたらなんと、二つの身障者用トイレが並んで設置されているではないですか。駅員さんに聞いたら、博多駅中央口と東比恵、福岡空港駅は比較的新しい駅なので、2つのトイレが設置されているとのこと。「いやあ、身障者用といれもだんだん混み合ってきたんですよ。赤ちゃんを連れた方とかも利用されてますしね。もちろん車いすを利用されている方も。じゃあ、二つ設置しようと言うことになりまして。」おお、なんという自然な発想!関西の駅にもこのような「2つトイレ」をよく見かけました。関東では私はまだ見たことがなく、地域性を感じますね。
「まず、設置すること」から、「より利用しやすく設置すること」へと変わってきている気がします。これからの身障者用トイレの大きな流れになるでは、と期待したいですね。
2004年4月3日(土)「新宿駅もバリアフリー化工事スタート」
とうとうバリアフリーの波も新宿駅までやってきた、という感じ。これだけ大きな駅なのに、今まで移動が大変だったんですけれど、これで随分楽になる人が多いはず。
工事の内容は、今年の5月から工事が始まり、2005年初めには埼京線、中央線快速線ホームがエレベーター使用開始、2006年度には他の7本のホームが使用開始となる予定だそうです。いずれも甲州街道に面した南口コンコースが設置場所となる予定とのこと。しかし、中央線特急発着ホームは対象外なのだとか。う〜む、どうせなら全ホーム対象にすれば、と思うけれども、なにか、スペースの問題でもあるんでしょうか?
今後が楽しみですね。
2004年4月1日(木)「新年度スタート!営団地下鉄が東京メトロへ」
営団地下鉄も「東京メトロ」に名前を変え、新入社員の若い人たちが街に飛び出す季節でもあります。自分も10数年前、どきどきしながら職場に向かったときのことを思い出します。ああ、それが今や、ああ、という感じです。MAYさんなんかも、仕事が乗ってきた頃かな?みなさん、飛ばしすぎぬよう、じっくりゆっくり行きましょう。
九州の話をなかなか出来ずにいます。いっぱい話したいことがあるんですけれども…。次回にぜひ。