がったん日記 2004年8月
2004年8月25日(水)「感謝!40,000ヒット!!」
ありがとうございます。おかげさまで40,000ヒットとなり、今までの道のりに、感慨深いものがあります。はい。これからもどうぞよろしくお願いします。
夏も終わりに近づき、やれやれなんですけれど、逆に気がゆるんだのか、少し気持ちがダウンしております。なにが原因って訳じゃないんですけれど…。ぼちぼちいきます、ぼちぼち。(でも実際は、なんか一生懸命になってしまうんですけれどね)皆さんも上手に(?)秋を迎えましょうね。
2004年8月22日(日)「地味ですけども、がんばってます」
しぶとくホームページの更新を続けて、まもなく来月の9月で、4年になります。気がつけば、カウンターも40000を回りそうです。本業と育児(かみさんほどじゃないけど)の合間を縫っての更新は、かめのようにゆっくりではありますが、あたたかく見守って下さる方も増え、嬉しく思っています。
「便利ですから」と押し付けにならないよう、これからも「使えたら使ってね♪」というやわらかな感じで、ぜひこれからもじっくり活動していきますので、応援よろしくお願いします。
2004年8月21日(土)「近畿日本鉄道の駅情報の追加スタート!」
とうとう、関西圏の私鉄の駅情報を追加していきます。まずは、近畿日本鉄道さんから。愛知、三重、奈良、京都、大阪の幅広いネットワークを持つ、巨大な会社です。そのため駅数も膨大な数となり、ちょっとしばらくかかりそうですが…。ぼちぼち行きますので、お付き合い下さい。
2004年8月19日(木)「鉄道会社さん、駅情報を、流してください」
駅を調査していて思うこと。自分が調査していることは、そんなたいしたことじゃない。移動がどのくらい確保できているか。それだけ。階段しかない、エレベーターがある、そのような必要最低限の情報でしかない。最近は電車の窓から確認できる程度の調査になっている。なのに、その最低限の情報を一覧できるホームページが少ない。鉄道各社でも関東では、西武、京王、東京メトロ、東急が構内図も掲載して使いやすいが、あとは、もう少しがんばって欲しい…という感じ。あとは鉄道各社ではないけど、「らくらくおでかけネット」は全国をカバーしている貴重なホームページ。個人や有志のホームページはね、いくつかあるけど、情報量といっても限界があると思うし。地域を掘り下げている分、一覧性は難しい面もある。
そういうところを、やはり、鉄道各社のホームページでカバーして欲しいんです。以前からこの「がったん」では主張しているけれど、駅は最大の「商品」じゃないですか、その会社にとって。なのに、その情報を出さないのはなぜか?そんなに大変なことなのか?たぶん推察するに、商品に自信がない(要するに、階段ばかり、とか、バリアフリー化されていない、など)からなのかなあ、と思うわけです。マイナスなイメージが付いちゃうのを恐れているのかなあ、と。でもね。いいんですよ。これから整備していけばいいんですよ。今、階段だらけでも、「今月は〜駅にエレベーターが設置されます!」とか、「来年は〜駅と〜駅にエレベーターができます。がんばってます!」とか。絶対イメージアップにつながると思うんですけどねえ…。
そりゃあ、各駅に聞く、という方法も、ある。だけど、「このあたりの駅は、大体階段だけの駅が多いですか?」とか聞いても「どの駅を利用するの?どっち方面から来る?電動?手動?いろんなタイプの駅があるから、具体的に決まってないと、うちらも説明しようがないんだよ。なにしろ、いろいろだから…」でしょ!でしょ!だから、各駅の情報を一覧にして、教えて欲しい!お願いします。ぺこ。
田舎の駅に行くと、駅を利用する人が元々少ないから、エレベーターを設置する機運も高まらないかなあ、とは思うんですよ。でも、そういう地域にこそお年寄りは多いし、そういう地域の小さな駅に限って、長〜い階段の跨線橋を上り下りしなきゃいけなかったりするんですよねえ。で、車内のイスに座ってやれやれ、とつぶやいたおばあさんの一言がまたすごい。「いやあ、今、整形外科の病院で先生に見てもらって来たとこさ♪」で、また降りる駅で長〜い階段の跨線橋を上り下り…。「バスも便利だけど、午前中2本だけだしねえ。」なんとかならないんだろうか、この国は。
2004年8月17日(火)「九州福岡県の西日本鉄道の駅情報をアップしました」
西日本鉄道の駅情報をアップしましたので、ご活用下さい。なんだか、がんばってしまった(笑)。パソコンに向かいすぎて、背中が、痛い(笑)。
2004年8月16日(月)「ようやく名古屋鉄道の駅情報のアップ終了へ」
去年の12月に調査した愛知県の名古屋鉄道の駅情報のアップが、あと再確認の数駅を除いて終了しそうです。次は今年の春に調査した、福岡県の西日本鉄道の駅情報をアップしていきます。そして、それが終了次第、この夏に調査が終了した関西地区の駅情報をアップします。この、関西地区の駅の量が、もう、すごい量で…。ちょっと調べたはいいが、ちょっとクラクラきてるんですけど(笑)。笑ってる場合じゃあないんで、まあ、がんばりますが。せっかく調べてきたわけだし。しかし、情報というのは、大きくなりすぎると、かなり手を加えてあげないことには、どうにも活用できないモノだと言うことが、最近わかってきました。はい。使いやすさや、そもそもの必要性という観点も含めて、これからの「がったん」のあり方を考えていかなければ、と思った次第です。
2004年8月15日(日)「帰ってきました」
仙台から千葉まで、高速道路がUターンのピークのため、下道で12時間かけて帰ってきました。家族みんなであーだ、こーだと、お喋りしながらの道中もなかなか楽しいひとときでした。昔のように一生懸命しりとりをしたり、クイズ大会を催さなくても、それぞれに本を読んだり、眠ったりと、随分楽になりましたし。まあ、トイレ休憩で立ち寄るコンビニも、お菓子の誘惑に駆られたりするわけですけど。まあ、高速代が浮いたので、まあ、いいか、と。車の中でも少しは「がったん」の更新作業もできましたしね。
明日から本業の仕事です。がんばりま〜す。
2004年8月14日(土)「帰省中のこと」
なんだか毎日子どもたちにつきあっていて、「がったん」どころじゃない日々です。毎日夜は20時30分就寝、朝は早朝に起き、NHKの「天花」を視る(笑)。昨日はいとこたちもやってきて大賑わいでした。帰省は明日までですが、暑い千葉に戻りたいような、戻りたくないような…。というわけで、更新はもう少しお待ち下さい。
2004年8月12日(木)「仙台へ帰省中です」
仙台は涼しいです。夜は窓を閉めて寝ています。千葉ではとても考えられない…。昼間も30度を超えるんだけれど、からっとしていて気持ちがいいのです。子どもたちもおばあちゃんと過ごせて楽しい様子。日曜日まで避暑(?)してきたいと思っています。
2004年8月10日(火)「阪急電車の車内携帯事情」
阪急電車は、終日先頭と最後尾の車両が、携帯の電源を切ることになってるんですね。他の車両ではマナーモードにして通話はご遠慮下さい、というものでした。他の鉄道各社では優先席付近では電源を切り、その他ではマナーモードに、というのが一般的な気がしますが。果たして、実際にはどれくらい守られているのでしょうか…。
携帯がこれほどまでに普及した現在、だめと言うだけじゃなく、どの程度で折り合いを付けていくか、共存できる道を探すのが得策な気がします。確かにペースメーカーを使用している人たちにとっては、命に関わるわけで、現実的に確実に安心できるスペースを確保するためには、阪急の取り組みは、よい一例になると思います。でも、あとは乗客のモラルに任せねばならない、というのは同じだとは思いますが…。
2004年8月8日(日)「関西のエレベーターのシンボルマークは」
関西の駅で目にするエレベーターのシンボルマークは、左の写真のようなマークが多いです。黄色地に黒のマークで、見慣れると遠くからでもわかりやすいです。
身障者用トイレもそうですが、こんなにも関東と関西って、違いがあるものなんですね。なんかあらためて、ちょっと驚き、でした。
他にもいろいろ違いがありそうですね。もう少し探してみようと思います。
2004年8月7日(土)「優先席のマークの各社の違い」
優先席。それは本来なくてもいいのだけれど、ないとやっぱり不便な場所。人は席を譲るのが自然であり、当然といえば当然なのだけれど、必ずしもそうはいかないのが、この現代社会。この社会のバランスをうまく保っているのが、優先席という存在なのかな、とも思います。今ではこの席の近くでは携帯の電源を切るようにアナウンスしてますよね。ただ、これだけ携帯が普及している昨今、実際に電源まで切っている人がいるかどうかは??ですけれど。ペースメーカーを使用している人たちにとっては、やはり列車はハードルが高いのかも。
で、昔は<シルバーシート>なんて言われていた時期もあるんですよね。それが最近<優先席>という呼び名が定着してきつつあるのかな、と感じています。
この優先席は、各社で表現が微妙に違っており、ステッカーも趣向が凝らされてい ます。関東ではなかなかお目にかからないマークも多かったです。
ちなみに、左上は大阪市交通局、いわゆる大阪の地下鉄ですね。左下は叡山電鉄、その右は神戸電鉄です。言わんとしていることはみんな同じなわけで。サインを使っていることで、わかりやすいステッカーになっていると思います。あとはそれを見てそう感じるか?というところなのかな、と思うわけです。
個人的には子どもたちに「なんだろう、このマーク?」と不思議に思って欲しい。「ああ、そう言うことか」と。でも、そのとき肝心なのは、私たち大人がどう説明してあげれるか、実際にどう行動しているかが問われるのでしょうね。
2004年8月3日(火)「点字ブロックあれこれ」
調査中の電車の中で、目の不自由な方とご一緒する機会がありました。で、一緒に盲導犬も乗車してきたわけです。ロングシートの私の隣にその女性の方は座り、わんちゃんはその方の足下に座るんだけど、身体が大きいので、私のほうに上半身が来るわけです。で、一生懸命「伏せ」をしてじっとしてるわけだけど、車内はどんどん混み合ってきて、わんちゃんも少し困惑しながらも、でもやはり、伏せをし続ける…。さすがでした。はい。ただ、何度も私の靴や、そばに立っていた乗客のズボンの裾などの匂いが気になっていたようですが(笑)。
で、わんちゃんはといえば、9歳で、かなりお年を召されているとのこと。盲導犬といえば、うちの子も含めて「クイール」という映画で詳しくなったという方も多いと思います。私もはじめて間近に接することになり、いろいろ考えた次第です。
そこで、今日の話題は、車イスとはちょっと視点が違いますが、上の写真2枚について。左側はなんだかわかります?よく駅の放送で、「黄色い線の内側まで下がってお待ち下さい」ってアナウンスが流れるじゃないですか。で、関西のこの駅では「白線の内側まで下がってお待ち下さい」とアナウンスしていたんですね。以前、「黄色い線を頼りに歩いている者に、それより内側に下がれと言うことは、自分たちは危ないところを歩かされていると言うことか。」という目の不自由な方が書かれた新聞の投書を読んだことがあって。そのときはなるほど、と思いつつ、こうして白線が黄色い線の前に出ることで、これでよかったんだな、と。そう思ったわけです。
で、次。これは、何でしょう?関西のとある駅で撮ったんですが。思うに、ホームの端ですよ、手前のラインに沿って横に移動して下さいよ、という意味かな、と。…違いますかね(笑)。まだまだ自分には知らないことが多すぎます。誰かもし知っていたら教えて下さい。
そうそう、さっきのわんちゃんは、ご主人さんと一緒に、亀山の訓練所に行くと行って京都の駅で降りて行かれました。そう、クイールと同じ訓練所だそうです。
2004年8月2日(月)「南海電鉄の運転手さんと仲良しに!?」
やっと、台風も去ってくれて何より。強風と大雨は奈良、三重、和歌山の山間部にまだ残っている様子だったため、予定を変更して手を付けていなかった南海電鉄を今日は1日歩くことに。しかし、ま〜、高野山ってすごいね。よくぞここまで線路を引いたと思いました。で、終点は「極楽寺」という駅で、高野山には、さらにケーブルカーに乗る。そして、たどり着いた場所はあくまで駅の終点で、金剛峰寺へはさらにバス…。軽々しく行ける場所ではないと、あらためて思いました。まあ、あとでゆっくりかみさんと来ることにしましょう。…って、それこそいつのことやら(笑)。ははは。
で、山を電車で下りて、今度は南海本線と言われる和歌山へ向けて進みます。調査では基本的にその駅に降り立って今まで調査してきましたが、もう3000駅を超える超えないという現状では、とても各駅に降り立つのは無理と判断。各駅停車の一番前の席で各駅を睨みながらの調査のスタイルを採っています。
で、急行や準急など速い列車はいくらでも走っているのに、遠い和歌山まで、「この各駅停車で何分かかります?」なんて運転手さんに聞くものだから、すっかり怪しい人になってしまったみたいで(笑)。これこれしかじか調査をしているんですよ、と説明し、納得して頂きました。いやはや、あのときの爽やかな運転手さん、いろいろお世話になりました(笑)。他の子どもたちも運転席の後ろの窓に張り付いて、運転をじっと見つめていましたよ。これからもがんばって下さいね。
調査をしていると、トイレの写真とか、エレベーターやエスカレーターの写真をデジカメで撮ることが多く、変な事件の多い昨今、かなり疑われ得やすい人になってしまいました。やれやれ。あなたの町で、そんな挙動不審な人がいたら、もしかすると私かもしれない(笑)。そっとしてあげて下さいね(笑)。ははは。
2004年8月1日(日)「身障者用トイレについての考え方の違い」
以前も一度話しましたが、近畿は関東と比べて、訪れるたびに「すごいな〜」と思うことがあります。それはやはり、トイレですね。男女それぞれに一つずつ、身障者用トイレがある駅が多いんですよ。関東だとどっちかに一個、それもどっちかにできなくて、女子トイレの中に設置したり、その逆もあり。あとは、一つしかないトイレに使いたい人が殺到して、なかなか使えなかったり。それじゃあ、使いにくいですよね。「でもね、スペースが…」そうはいわれても、トイレって大事ですから。なかったら外出などできないわけで。このトイレの事って、設置者の方がどういうことを考えてるのか、いろいろ見えてくる部分も多い気がします。
身障者用トイレが車イスユーザーの「専用」だった時代はもう終わり、「共用」「優先」の時代に突入しているわけです。今まで以上の利用者が見込まれるわけで、その辺を加味して、2個体制でも大きな駅なら十分需要があると考えます。ぜひ、ですね。
でも小さい駅だって、ちょっと発想を変えれば、身障者用トイレを2個体制にできます。その答えは、関東の埼玉県秩父鉄道の「ひろせ野鳥の森」駅のトイレにあります。本当に小さな駅なんですが、トイレが男女別に分かれていて、中にはいると身障者用トイレが男女1個ずつがある、と。要は、その駅に存在するトイレは2つしかないと言うことになります。でも、「いろんな人が使いやすいこと」という考え方が前面に出ており、利用者がそんなに多くないのなら、と、トイレそのものを「身障者用トイレ化」した、というのが結論なのでは、と考えます。新しい試みですね。
このような違い、果たして地域性なのか、会社によって考え方が違うのか…。う〜む、だれか教えて下さい?!