2005年3月 がったん日記


2005年3月26日(金)「上越へ帰省中」

 今日は家族で新潟県は上越に帰省中です。今回は雪がまだ降っているらしいので、冬タイヤを履いてない我が家の車では心許なく、高速バスにすることにしました。で、今、高速バスの中で書いているんですけれど、いやはや、池袋まで出てくるのが大変だったけれど、あとはバスに乗ってしまえば眠っていても上越まで連れて行ってくれます。ありがとう、高速バス!
 ゆっくり本でも、と思ったんだけれど、子ども達はやれトイレだ、お菓子だ、本だ、あげくにはイスを傾けたい、テーブルを出したい、と大はしゃぎ。相手をしていると疲れます…。ただ、帰省費が新幹線の半分で済みますから。ちょっとのことは、我慢です。
 あと、時間がかかると言っても、乗り換えだなんだの手間を考えたら、バスも楽ちんかも。しかし、まだ子ども達だけで時間を過ごせないときついかなあ…。
 では、新潟のお話は、次回、ということで。そうそう。明日には私だけ仕事があるんで千葉に戻りますが、その途中、ちょっと遠回りして調査しながら帰ります。行程としては、27日新潟県上越から長野、名古屋、大津。28日は大津、京都、大阪、神戸、岡山、広島と西へ。そして夜行で東京へ戻り、関東のいくつかの駅を回ります。…すごい遠回り(笑)。ま、まあ、たまにはいいじゃないですか(笑)。詳しくはその都度!

 今、新潟県の中越地震で被災した小千谷、塩沢、川口付近を通過しました。高速道路の路面が波打っていてですね、大変こうバスがアップダウンを繰り返し、酔いそうになっちゃったんですけど。路肩には「震災復旧 段差注意 速度落とせ」の看板。下道は路肩が崩れているところも残っているようですが、あとは春になってからの修理になるのでしょう。まだ、雪が田畑を覆っています。私も10年前頃、何度も千葉と新潟を行き来していたものですが、今も変わらないのが、白く輝く塩沢付近の車窓から見える越後の山々でした。車窓から見えた仮設住宅。自分が小学生の時被災した宮城県沖地震のことを思い出しました。がんばりましょう、新潟のみなさん!


2005年3月24日(木)「感謝!50,000ヒット!!」

 ありがとうございました。このホームページを始めてから、はや4年半。いろんなことがありましたが、いろんな人に支えられてここまで来ることができました。まだまだ知名度はそんなに高くないですけれど、これからも地道に情報を更新していきたいと思っています。使いやすいホームページにしなければ。自分自身、もっとここはこうしなきゃ!とか、思いはたくさんあるので。ただ、本業の仕事もあるので、なかなか思うようには時間が取れませんけれど。これからもよろしくお願いします!
 さて、27日から28日にかけて、久し振りに調査に出かけたいと考えています。具体的な日程はまだ決めてないんですけれど、関西から山陽本線の広島あたりまで、西へ向けて移動したいな、と考えています。もし、こんなところ見るといいんじゃないか、とかの旬の情報等ありましたらお知らせ下さると嬉しいです。サポーターの方からも、情報頂けると助かります。直さん、おはぎさん、いかがでしょうか?その他、掲示板などでお世話になってる方で、近隣の方も、よろしくお願いします。


2005年3月20日(日)「福岡の地震、お見舞い申し上げます」

 詳しいことはわかりませんが、福岡で震度6弱の地震があったようですね。お近くの方、大丈夫でしたでしょうか?「がったん」サポーターの、しらかわさんとか蒔田さんなどのお宅も、随分揺れたのではないでしょうか?昨年の新潟の地震といい、続きますね…。今回は直下型ではなかったようですが、今後の余震等、ご注意下さいね。
 昨日、夜、自宅近くまで路線バスの最終に乗ったんですよ。で、最後は乗客が私だけになったんで、運転手さんといろいろ話しをしながら乗ってきたんですけど。
 ノンステップバスやスロープ付のバスを積極的に導入しているバス会社で、「車いすユーザーの方々の利用の方はどうです?」と聞いてみたら、路線によっては、朝夕など定期的な利用があるそうです。また、車内での車いすの固定方法に関しては、決められているんだけれども、「大丈夫だから」とお客さんに言われて固定しないことも多いと言ってました。安全面に関しては、現場の判断に任されている部分が多いようですね。ローカルな路線と言うこともあるんでしょうけど。都内とかなら、それこそ規定通りにやらないと、と言うのがあるかもしれませんね。
 あと、運転手さんによってかなり運転スタイルが様々ですね、と。車庫までの最後の直線道路になると、あと3つほどバス停はあっても、いきなり帽子を取り、ぐわあっ!と加速していく人とか(笑)。そんなことを話したら、「まあ、みなさん、性格が出ますからねえ〜(笑)」ですって(笑)。
 降りるときには、「楽しかったし、何かの縁だから。今日は、いいよ。ここだけの、ことってことで(笑)」といって、そのまま降ろして頂きました(笑)。こんな素敵な、思いっきりローカルなお話が、まだあるんですねえ。あのときの運転手さん、ありがとうございました!


2005年3月19日(土)「愛知万博の乗り物のバリアフリーについて」

 久し振りに大阪のやまなさんからメールを頂きました。愛知万博について感じたことが書いてありました。私も万博についてはあまり詳しくないのですけれど、名古屋は空港でかなり盛り上がっていると聞いてます。ただ、バスとなると、ちょっと事情が違うようですね。
<大阪のやまなさんより>
名古屋以外ではまだ盛り上がっていないようですが、もうすぐ開幕の愛知万博で車椅子乗車について、愛知の活動家の方々が万博協会やアクセス交通事業者と交渉し、いろいろ情報を発信されています。しかし、たいへん気になることが進行しているようなので報告します。

(情報転載)

メールを頂きました「愛・地球博」の万博八草駅から瀬戸会場を結ぶ「燃料電池ハイブリッドバス」(全便標準仕様ノンステップバス)とIMTS(全便ノンステップバス)に対する車いす利用者への対応につきまして協会に確認しましたところ、以下のような回答でした。
1、基本的にフックによる3点式固定が出来る車いすについては車いすのままでの乗車を可とする。自走式車いす(自走型、介護型)及び一般的な電動車いす(スティック操作)は固定が可能。
2、3点式固定が出来ないハンドル型車いすの輪留めのみによる体験乗車を、AJUの方にもしてもらったが、万一の衝突時による車いすの方の安全と他の乗客の安全が担保出来ないことから、メーカーとも協議した結果、乗車を遠慮してもらうこととした。ただし、どうしても乗車したい方については、協会が用意する車いすに移ってもらい乗車してもらことは可能。
3、案内表示として、車いすにより乗車出来ない場合がある旨知らせる。質問者様は、「固定具は輪留めと低速安全運転で」すべての電動車いすをウェルカムすべきとのご指摘ですが、不特定多数の人が集う会場において、不測の事態も想定しての対応かと思いますから、ご理解頂きたいと思います。

 これは万博協会が運行する話題のハイブリッドバスの情報ですが、名古屋地区はJR東海の本拠地であり、バリアフリ−意識が関西とはかなり異なっています。ハンドル型電動車椅子で、愛知万博に行けるのかはかなり否定的ですが、それよりバス乗車に3点固定が条件になるなど聞いた事もないことが、進行している事態に危機感をいだいています。みなさまはどう思われますか?

(情報転載、以下は愛知の交通行動実行委員へ小生が送ったメールです)

 愛知万博でのバス乗車でベルト固定が条件となっているとのことですが、この議論そのものが小生には不可解です。これまで、さまざまな交通手段を利用してきましたが、車椅子を固定することを乗車条件にされた経験はありません。
 何故この度は固定が前提になっているのですか?急ブレーキへの対応なら前方に対して飛び出さないように出来れば十分なのではありませんか。また、高速バス以外のバスで乗車時に固定を要求されたことすら一度もありません。このような事がどこかで行われているのですか?バス利用に対して「固定出来ることが条件」などということが前例になるのをどうして容認するのですか?3点ベルト式固定の是非以前にどうしてこの度だけ、このように厳重に固定しなければならないのかを問題にしないのですか?このバスはそんなに危険な走行をするのですか?通常の市内交通バスと同じで何故いけないのですか?この問題については良く知らないのでピント外れのことを申しているのかも分かりませんが、JR東海と同様に規制第一で、どうすれば誰でもが乗車出来るかとの肝心な視点からの話がなされていないように感じて、これが大規模催しの前例になることを憂慮いたします。

 以上がやまなさんからのメールです。これを読んだ感想ですが、この国は「はじめてのこと、もの」や「人と違うこと」について、あまりにも冷たいと感じます。人と違ったっていいんです。たいしたことではないんです。だけれども、違ってしまうと、安心できないのでしょう。ハンドル型電動車椅子についてもそう。「知ると言うこと」「知ってもらうこと」が、まずは最初の一歩。そう思ってます。


2005年3月18日(金)「東京メトロ線駅情報アップ開始」

 とうとう、難関の地下鉄シリーズに突入です。地下鉄は駅構内が複雑なため、各地下鉄会社のホームページに情報を頼ろうと思ってます。さすがに全駅チェックは難しいので。入力作業も一駅にかかる時間がすごくかかりそうですが、どうぞお待ち下さい。
 春ですねえ。身体がうずうずしてきました!いいことありますように…。


2005年3月16日(水)「駅バリアフリー改築情報」

 ふ〜。風邪が治ったら、たまっていた仕事の山が…。やっと一息つけそうです。「がったん」のことも関われずの日々でしたが、これからは少し時間をかけていきたいです。ふと見ると、カウンターがもう少しで50,000じゃないですか。今まで5年間、いろんな人に支えられてきた「がったん」です。これからもどうぞよろしくお願いします。
 休んでいる間に、いろんな情報が入ってきました。まずは広島のtomokoさん。広島駅にエレベーターが設置されたとのこと。広島に降り立つ車いすユーザーの方って多そうなので、助かることでしょう。tomokoさん、情報ありがとうございました。
<広島県tomokoさんより>
☆広島駅 在来線=4.5.7.8.9番のりば、エレベーターが設置完了してました。すみません、6番のりば は ないんですね→5番の次が 7番 みたいです。
☆広島は路面電車があります。バスよりも 車椅子だったら利用しやすいかもしれません。今は、ドイツからきた抵床タイプの車体と普通の車体が走ってますが→国内でも抵床タイプの車体を製造できる会社が大阪にあるようで、もし全ての車体が このタイプになったとしたら…段差もないし→広島駅から市内までの路線も4コースほど 考慮中ということなので→実現すると 移動も楽になるかなぁと思いますが…。広島は観光の街でもあるしなぁと。私は 路面電車は利用したことがないので なんともいえませんが…。

 あとですね、関東・埼玉県・東武鉄道野田線「大宮公園」駅に自由に使えるエレベーターが設置されたそうです。
 また、関東・千葉県・布佐駅の1階外〜2階改札間に自由に使えるエレベーターが設置されました。3月25日から利用可能とのことです。しかし、2階改札〜1階ホーム間はまだ階段なので、やはり業務用通路を利用することになると思います。駅って、駅舎部分は鉄道会社、駅前ロータリーへは各自治体と管轄が分かれていて、片方部分だけエレベーターが設置されるケースが、結構あります。我孫子市の駅は多いかなあ、そのケース。自治体はエレベーター設置に熱心なんだけれど、駅舎内は車いす対応エスカレーターか階段のケースが多いです。いつかはどちらもエレベーターがつくのでしょうけどね。


2005年3月8日(火)「病み上がりにご注意」

 ふ〜、仕事が終わると、いつになく(いつも、かもしれないけど?)からだがへとへと。病み上がりっていうこともあるのかな。すっかりぐったりで、なんか参ってしまいますが…。春よ、来い!


2005年3月5日(土)「インフルエンザ、でした」

 やれやれ、インフルエンザでした。やっぱり。予防接種をしていたので、軽くて済みましたが、人に移す点では関係なくって。仕事も休んで職場の人にはかなり迷惑かけてしまいました。う〜。みなさん、お体の具合はいかがですか?予防接種していても、罹るときは罹りますから、お気を付け下さい。私は元気になりましたので、ぼちぼち「がったん」も再始動させていきます。ただ、翌週は仕事も忙しそうな気配。ちょっと心配なんですけど(笑)。が、がんばります!
 仕事を休んでいる間に、関東でもまとまった雪になりました。雪国の方々からすればなんてことない雪だとは思いますが、関東では大ニュース。交通機関も大変だった様子。車いすユーザーの方も、大変だったことでしょう。
 上の写真は、お正月に田舎に帰省したときの実家の近所なんですけど。坂の町で、雪が積もる。雪の量はたいしたことないのに、夜になるとかっちんこっちん凍ってしまう。そんな仙台の冬。車いすを使っての移動は、難しい、というか、困難ですね。だから、車でドア・トウ・ドアな生活が中心になるのも無理のないところ。雪道にはお気を付け下さいね。もうすぐ、本当の春が来ることでしょう。首を長くして待ってます♪


2005年3月1日(火)「風邪にご注意」

 ああ、風邪引いちゃいました。インフルエンザなのか、今ひとつはっきりしないんですけれど。そんな高熱でもないし、でも頭ががんがん痛い…。検査ではABどっちでもないと言われたんですけど。もしかすると検査が早すぎるかも、とか、全てが曖昧で(笑)、もやもや過ごしています。なので、「がったん」も、今日明日はおとなしくしていますね。皆さんも体調にはくれぐれも気を付けて…。


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