2006年1月 がったん日記


2006年1月29日(日)「障害者用客室の稼働率」

 「障害者用客室、検査後10日で改造・鳥取の東横イン。大手ビジネスホテルチェーン「東横イン」(東京都大田区)によるホテル不正改造問題で、鳥取市の「東横イン鳥取駅南口」が、市の完了検査からオープンまでの10日間で、身体障害者用の客室を会議室と更衣室に改造していたことが29日、分かった。」とかいうニュース記事が踊ってるのを見ると、やはり、「専用」施設として運用することの限界を感じます。そもそも、毎日車いすユーザーがホテルを利用することは考えにくい。専用設備として運用すると、どうしても稼働率は東横インのいうように、「年間1〜2回の利用しかない」ことになってしまう。
 専用とせず、もう少し共用できる空間として活用できないだろうか。そのような設備を必要としている利用者は障害者だけではないと思う。身障者用トイレの利用状況を見ても、障害者だけではない利用者層が感じられる。ただ、この施設<しか>利用できない利用者の利用が限られてしまうことも予想されるため、運用の際は予約時に希望を聞き、当日の利用状況をホテル側で調整し、割り当てればどうだろう。
 客室もね、特別にスペースを確保する必要はないと思うんですよ。居住スペースって、人間ある程度あればいいんだし。車いすがある程度回転できる、トイレが洋式で回転できる空間とサポートできる設備(手摺り等)がある、風呂は段差を極力少なくする、等すれば、別に今のシングルルームをちょっと広げた1.2倍位のスペースで可能じゃ内ですかね?ベットの置き方とか工夫すれば。よくわかんないけど。
 あと、私も何度か使ったことはありますが、ハンディキャップルームって、こう、すべてが<特別>って感じが強くて、ひいちゃうと思うんですよ。使ったことない人って。自然なカタチでの室内を上手に実現できないかなあ。<身障者用客室の整備基準を定めた県の条例>とか、いろいろあるんでしょうが、どれだけ現実的なモノなのかなあ、という気もします。この方面のことはあまり詳しくないので、これ以上はあまりかけないですけど、素人考えで感じたこと書いてみました。
 そのような部屋を基本とした作りにすれば、すべての部屋が障害者用客室、的な感覚で提供でき、利用者がいないときは稼働できないとといったこともなくなるのではないでしょうか。それでももっとゆっくりくつろぎたい場合は広さに応じて対価を支払う、と。いわゆるダブルルーム、とか。どうですかねえ。そういう<サービスを選択>できるような旅が、これからもっと増えればいいなあ、と思う今日この頃です。


2006年1月22日(日)「どこで住むか、ということ〜大雪に思う」

 千葉もこの週末は雪が降りましたよ。しかし、大学入学の受験生は毎年大変ですねえ…。どうして、こんなにもこの二日間は毎年降るんでしょう。受験生の皆さん、ご苦労様でした。
 わが近所を走る成田線(我孫子〜成田間)も、雪だ、雨だと自然災害に弱いんですけど、今回も竹が倒れたとかで普通になったみたいですね。皆さんの町はいかがでしたか?
 日本海側の地域とか、雪の多い地方では、車いすを使って生活していく場合、どのように雪を克服していくのか、と言うのが、最大の課題なのでは、と思います。雪が大変なんだから、住まなきゃいいじゃないか、と思うかもしれないけれど、そうじゃないんですよね。TVでおばあちゃんが、「こんな雪深いところで、と思うかもしれないけれど、春が来たときを思えばね、ここしか考えられないんだよ。」と言ってました。その人にとって、その場所がふるさとである限り、何とかして住むための工夫ができれば、と思うんですけども。はい。
 ただ、そうはいいつつも、ちょっと、沖縄いいなあ、と、思っちゃったりしてる私なのでした。では、また。


2006年1月19日(木)「携帯を車内で情報を得るためのツールに」

 昨日の続き。事故があって、列車が止まったり、身動きが取れなくなったとき、車内でどうやって情報を得るか。基本的には車掌さんなどの指示を待つのが原則だとは思いますが、ある程度自分でも情報を得ることは必要になってくると思うのです。かといって、何ができるというモノでもないかもしれないけど、まずは携帯電話が一番頼りになるツールなのかな、と思います。特に聴覚が不自由な場合、メールでのやりとりが役立つと思います。発信先はそれぞれだとは思うけれども、いかに自分に役立つ情報源を見つけて活用できるかが、何かの時に大きな力になると思うのです。広い意味での<ナビ>的な役割ですよね。ただ地震など、災害の規模が大きくなると、回線の規制が入って使えないこともあるとは思いますが。使いやすく発展させていく必要はあると思います。
 しかし、ここまで携帯が普及してくるとは数年前は思いませんでした。若い人が持つモノ、という考え方も、自分達の親も携帯を持っている様子を見てると、成り立たなくなっているのかもしれませんね。もっと昨日が便利にシンプルになっていけば、これほど便利なツールはないです。別の言い方をするなら、せめて携帯を持っていないと、自分の身を守ることは難しい世の中になっているのかも…、と感じる今日この頃です。
 少しずつ始動しはじめている「がったん」です。これからたくさん寄せていただいている駅情報をアップしていきたいと思います。また、相互リンク等を打ち合わせしていながら、まだアップできていないこともあるかもしれません。申し訳ありませんがそのようなことがありましたら、お知らせ下さい。冬眠していたような感じなので、知らない間にご迷惑をかけているかもしれません。しばらく軌道に乗るまでご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、よろしくお願いします。


2006年1月18日(水)「羽越線脱線事故に思う」

 昨年末、強風により、特急列車が横転して山形県で死傷者がでた事故がありました。この事故を思うと、尼崎の事故は人災だとしても、今回のように天候に左右された事故だとすれば、移動するということの難しさを、あらためて考えさせられた気がします。
 いつもは当たり前のように乗っている鉄道。個人的にも飛行機は怖いので、鉄道が安心、という思いが心のどこかにある。だけど、時速100キロ以上のスピードで疾走する乗り物は、やはり危険と隣り合わせであるとあらためて思います。なにかあったら大変なことになるはず。特に、車いすを利用して乗車する場合や、視覚聴覚などの面で不自由がある場合、車内で情報を得ることや、危機的な状況を乗り越えることが難しいことであろうことは容易に想像がつきます。ただ、自分の乗ってるときは大丈夫だろう。そう言い聞かせてみんな利用しているのが正直なところじゃないでしょうか。かといって、利用しないわけにはいかないときもある。そうしたとき、乗り物に身を委ねるという性格上、自分が努力できる部分は限られるわけで、そうなったときには、やはり乗り物の安全性を、各事業者に絶えず求めていく必要があると思うのです。
 「絶対に安全」ということはあり得ません。その言葉にこだわる相手は、必ず一度は疑っていいと思う。「事故が起きないとは言えない。だけど起きたときどう対応するか。そのためには…」と、説明できる、そのような事業者の輸送機関をできることなら利用したいなあ、と思います。今年も新しい一年が始まりましたが、大きな事故がなく、安心して生活できることを願う今日この頃なのです。


2006年1月17日(火)「再始動です!」

 さあ、パソコンが修理から戻ってきました。今年も家庭、仕事、それぞれを並行しての作業になるので、できることは限られてはきますが、マイペースで少しずつ前に進んでいきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
 まずは、少しずつ更新情報をアップしていきますので、お待ち下さい。


2006年1月4日(水)「明けましておめでとうございます!」

 明けましておめでとうございます。今年も「がったん」をよろしくお願いします。
 さて、去年はいろいろありましたが、今年は「がったん」も復活だ〜!と思ったんですが、またまた私のパソコンが不調を来したため、明日工場に発送の運びとなりました。そのため、掲示板は家の代替パソコンで書き込めるんですけど、メインのページはまたまた1週間ほどお休みを頂くことになりそうです。すみません。
 みなさんはどんな新年を迎えられましたか?雪が多くて大変だ、という地域の方も多いと思います。私も年末仙台に帰省して久し振りにどかっと降り、雪かきなどををしたら、、へろへろになってしまいましたよ。雪国の方々、お見舞い申し上げます。
 今年も元気に過ごしましょう!お互いに、幸せな一年になりますように…。