がったん日記 2006年7月
2006年7月26日(水)「電車バス通勤3ヶ月目に突入」
高校生の子どもたちは夏休みだから、通勤のバスも空いてるだろうと思ったら、体育大会でもあるせいか、かえって混んでいて(笑)。すっかりぐったりの電車バス通勤にいそしんでおります。
早くも電車通勤3ヶ月目に突入です。ようやく慣れてきた、と言いたいところですが、まだまだですね。なんといっても家から駅までの自転車が、結構アップダウンがありきつい(笑)。まあ、夏は職場にクーラーもないので、ばてばてと言うことで許してもらいましょうか(誰に?)。
暑中お見舞い、申し上げますです。
2006年7月22日(土)「タクシーの意外な使い方?!」
昨日の話の続き。タクシーって、どうも高いというイメージがあるんですけど、沖縄の高校生はタクシーで通学してる生徒が密かに多いとか。それもそのはず、初乗りが440円、450円なんですよ。4人で乗ったら1人110円。ワンメーターなら、ちょっと乗っても、と言う気分になりますよねえ。う〜む、いい悪いは別としてですよ(笑)。これではバスに勝ち目はないかな、とも思ったり。タクシーは、乗り換えもなく、ドア・トウ・ドアで、究極のバリアフリーとも言えるし。安ければ、タクシーが理想の移動手段と言えましょう。
考えてみたら、沖縄の路線バスのバリアフリー度はまだまだ低いように感じます。街中でも見かけないなあ、ノンステップやスロープ対応バスって。そもそも、車イスマークって、付いてたっけカナ?少しずつ走ってはいるみたいですけど、市内線と郊外線を4社のバスがひしめき合って走ってるので、何が何だか(笑)。おまけに渋滞で時間通りには来なかったりするし。同じ名前のバス停が、いくつもあるってのがそもそも難しい(笑)。乗り換えができん!…地元の人には分かりやすいのでしょうが、ぜひ情報のバリアフリーにもエネルギーを費やして欲しい。そう願うのであります。外から来た人に分かりやすいシステムは、地元の人にも分かりやすいはずですからね。
2006年7月21日(金)「<やさしい>乗り物の真価」
鉄道に求めるもの。それは人それぞれだと思いますが、やはり公共交通機関として安定した移動手段の役割を求める人が多いのではないでしょうか。ただ、生活環境が違うと、そうだけとは言い切れない。例えば沖縄。今まで鉄道のない生活が続いていたなかに、どんっ!とモノレールが現れる。しかし、今まで培われた車社会のスタイルはなかなか変えられない。現在でもモノレールは苦戦を強いられているようです。
じゃあ、バスは?バスしか公共交通機関がなかったんなら、バスが便利になって然るべきじゃないか。しかし、みんなが車に乗るので、町の中心部の道路は大渋滞!バスはダイヤ通りに走らないから、マイカーに人は流れていく。おまけにタクシーの初乗り料金が安かったりするから、相乗りすればタクシーも立派な公共交通機関になりうるのです。これではなかなか、流れは変わらないかなあ。
ただ、私みたいな者が沖縄に行くと、やはり、モノレールは時間が正確で乗ってしまうんですね。もう一世代過ぎれば、若者もモノレールの良さが伝わると思う。そして、完全バリアフリーのモノレール。エレべーターも完備され、お年寄りにもこれからもっと認知されていくでしょう。「やさしい」乗り物の真価が、この10年で問われている。そんな気がしています。
2006年7月19日(水)「メール、拝見中」
メールでたくさんの情報提供を頂きながら、この半年ほどじっくり読むことができず、ようやく少しずつ読み始めているところです。すると、考えさせられる内容の話がたくさんあって、なんだかもう、という感じになっちゃったんですが。
例えば、いつもお世話になっているアクセスニュースの今福さんのメール。乗車拒否の事例をまとめたレポートがあって。これを読んでると、生きていく上で「移動」するということはとても大切であり、移動できないと言うことは、その人の人生を否定されたようなものだ、とあらためて思いました。普段何気なくやっていることが、車イスを使っていると言うことだけでできない、というのは、やはりどこかおかしいと思うんですね。
いつも思うんですが、生きていくことって、特に珍しいことをするわけでもなく、特別なことがあるわけではない。毎日通勤通学して、またはご飯の買い物に行き、トイレで用を足し、風呂に入って、歯を磨いて、寝る。そのひたすら繰り返しが生きるってことなんじゃないかな、と。そう思うわけです。
通勤通学に電車を使うことはよくあることだし、毎日決まった時間、決まったルートで移動する。たまには医者にも行き、人と会うこともある。その時に車イスを使う人がいるだけの話。その「車イスを使う」と言うことが、こんなにも社会的に制限が加えられるのはなぜか。どうして誰もが同じように同じ生活をすることができないのか。バリアフリーって、響きがよすぎて、肝心なことを忘れてしまいそうで怖い。
駅のエレベーターを使うとき、「2日前に電話してくれなきゃ困る」という駅員さんがいなくならないと、この国に本当のバリアフリーは訪れないのでしょう。いつまでも「特別」扱いを受け続ける人が存在し、それが当たり前だという空気が漂う、「ありがとう」と言うことが前提の社会。生きづらい世のなかになったものです。いろんな人がいて別にいいじゃないか、そう感じられる社会にしたい。そうあらためて思いました。
2006年7月18日(火)「メンテナンス、ひとまず終了」
ここしばらく、各ページの最後にある「トップページに戻る」というリンクがうまく飛びませんでしたが、本日修復が完了いたしました。まだ全体を細かくチェックできていませんが、とりあえずは不具合が少なくなったのではないか、と思っております。ふ〜。手直しに手直しを重ねてきたので、だんだんつぎはぎだらけになってます。どこがどう具合が悪いのか、これからどんどんこんがらがっていくような気がして恐ろしいです(笑)。何事もないことを祈る日々。やれやれ、頼りないですが、どうぞよろしくお願いします。
2006年7月17日(月)「冬眠から、覚めつつある今日この頃です」
長い間冬眠していましたが、そろそろ目が覚めそうです。なんだか気がついたら1年経っていた、という感じですね。「がったん」のことも二の次になっていましたが、ようやく体調も上向きになって来ました。
今までたくさんの情報提供を頂いているので、まずはその更新作業と、ホームページ自体のメンテナンスをしていこうと思っています。
今までのようながむしゃらなペースで活動することは難しいのですけれど、「がったん」の灯を消さぬよう、ゆっくりでもいいので続けていくつもりです。今後ともよろしくお願いします。
2006年7月15日(土)「安全とサービスに注ぐエネルギーは」
最近、ことあるごとに書かせてもらっているみどりの窓口廃止問題。朝日新聞にも反響が出ていましたよ。http://www.asahi.com/national/update/0711/TKY200607110531.html。そこには「<同社営業部は「窓口を廃止した駅は無人ではない。体の不自由な方や券売機の使い方がわからない方は、駅員に言って頂ければ対応します」と理解を求める。>と書いてあるけど、結局合理化で人減らしが進むと、窓口業務は限りなく1人になって、「1人で対応してるんだから、ちょっと困るんだよねえ」と言われるのがオチ。現に、窓口にはラッシュ時なんか人がたまってるしね。乗り越しやら、スイカの使い方やら、いろいろ。駅員さんって忙しいと思うし、困ると思うよ、それなりに乗降客が多い駅なんだから。
駅構内を監視するいろんなモニターをたくさん設置したって、窓口にそのモニターを監視している職員がいなければだめなわけで、そんな手薄なときに、「車イス対応エスカレーター、使いたいんだけど」って頼んでもねえ。「忙しいときは勘弁して」とか言われて、暇なときしか使えなくなったりするんだよ。う〜む。
そんなことを思ったのは、昨日落雷で電車が止まってね。夕方6時間止まっちゃったんだけど、すごく駅員さんに突っかかるお客が多くって。その対応が、駅員さんによっては「(復旧の見通しは)分からないものは分からない!」みたいなね。やけくそに近く。ああ、余裕がないなあ。これで、このホームから改札まであふれた、殺気立った人混みの安全をコントロールできるのかなあ、とね。思っちゃったわけです。
たまたま、問題の「指定席券売機」の説明の為に派遣されていたバイト君たちも対応にあたっていたんだけど、お客に何か聞かれても、「僕、バイトなんで…」だめだ、こりゃ(笑)。
現場の人にしわ寄せが全部来てるんでしょうね。本社のお偉方さんが机上の論を振り回してる、と言う気がするなあ。また、尼崎とかの事故がないと、安全って維持できないんですかねえ…。私なんかからすると、今のJRも所詮、頭の中は国鉄。お客様のためになんて意識はまだまだ薄いってことでしょう。時々は何かの時に「遅延に怒って駅員に詰め寄る乗客」っていう人もいないと緊張感がないかな、と、昨日混雑する柏駅でぼんやり思いました。
2006年7月7日(金)「みどりの窓口廃止、その後」
6月8日の日記で、ぷりぷり怒った文章を書きましたが、その後変化がありました。掲示物がですね、貼られたんです、券売機の横に。「購入できない切符がある場合は、窓口に申し出てください。」みたいな。窓口って言っても、いわゆる有人改札に人が立ってるだけで。???と思って、またもやバイトのお兄さん(この前の人とは違う)に、どういう意味?と聞くと、「券売機で買えない切符は、近隣の駅で買ってもらいます。」「でも、自分で切符買って行かなきゃだめなんでしょ。」「…以前そのような苦情があって(俺か(笑)?)、検討した結果、窓口に申し出ていただくことになりました。」「申し出ると、どうなるの?」「ですから、切符の購入内容などを窓口で記入していただく手続きをしていただき、近隣の駅まで行っていただきます。」「…そうか、じゃあ、ただで一応行けるわけだ。時間はかかって面倒だけどねえ。」
あまりにも買えない切符が多すぎるんです。とくとく切符などの企画切符で一部買えないのは、百歩譲ってよしとしましょう。でも、新潟県の上越市に長野新幹線で行くときの乗車券が買えないんですよ。途中の経路が一種類しか発券できないんですね。上越新幹線経由だけなんです。他は大丈夫かも知れないけど、もっとソフトを改良して欲しいなあ…。
まあ、いつか窓口に申し出てみますよ(笑)。試しにね。