がったん日記 2006年8月
2006年8月30日(水)「関東・東京都・JR駅情報、大幅更新!」
ふ~。33駅!一気に更新しました。7月下旬に「駅バリアフリー設備のご案内」という冊子を駅で配っていたので、更新しなきゃ!と思いつつ、こんな時期になってしまいました。2001年以来の更新となった駅もあり、せっかくエレベーターが設置されていたのに反映できず、すみません。次回は、他の関東の県を更新していきたいと思っています。…なんだ、やればできるじゃん!って感じですが(笑)。いやいや、これがまた、ねえ(笑)。…すみません(笑)。
もう、秋ですよ。涼しくなってきましたもの。皆さんもエンジンかけていきましょう!
2006年8月24日(水)「更新滞り、すみません」
すみません、相変わらずよたよた更新ペースに戻っています(笑)。なにぶん暑さに弱いので(笑)。仕事に弱い、っていう話しもありますが(笑)。まあ、いろいろご迷惑かけますが、よろしくお願いします。
帰省してました。仙台から高速で千葉まで走ってきたら、5時間半でしたね。かみさんと交代しながらですけど。子どもたちは、もう少しおばあちゃんちにいる!とのことで、2人で3日後に新幹線で帰ってきました。でも、1人はあと2年で中学生。大人料金ですよ(笑)。気軽に列車にも乗せられない(笑)。でも、そのころにはおばあちゃんちにみんなで出かけることもなくなってくるかな。今のところの家族の夢は、子ども料金で済むうちに、遠出をしたい…。
…って、論点がずれました(笑)。要は、移動に関する費用というものが、いろんなケースでかなり差がでてくるなあ、と。1人で車、ってのは不経済だから、電車がいいなあ、と思うし。家族4人では、車が安い。じゃあ、大人2人なら?微妙かなあ。すごく今、ガソリンが高くなってるので、その辺も考えると、算出方法は複雑になるし、水物になりそう。
でも、車の維持費考えたら、とんとん、かな?普通タイヤしか履いてないから、雪国への帰省はスタッドレスタイヤなしなので、電車が安いだろうし…。やはり、電車、バスが安く済むかも!そうだ、今度からは全部電車だ!ね、ね、そうしようそうしよう!そうすれば、渋滞でいらついてけんかしなくてもいいし、お酒飲んでもOKだし!ねえ、ねえ…とアピールするも、しかし、荷物は、子どもは、お金は、と、かみさんに詰め寄られ、最後には「結局電車に乗りたいだけなんでしょ」という、身も蓋もない一言を浴びせられる始末。我が家のハードルは結構高いのでありました(笑)。
2006年8月11日(金)「沖縄のゆいレールと九州の新しい駅を追加しました」
九州・福岡県と、沖縄県の情報を追加しました。それぞれ写真も何枚かリンクしてありますので、ぜひご覧下さい。おお、「がったん」もとうとう沖縄に進出、ですね。沖縄の方、見てらっしゃいます?もしいらっしゃいましたらご一報を!
明日から、ちょっと帰省しますので、更新の頻度が落ちます。すみませんが、よろしくお願いします。
2006年8月9日(水)「駅情報、更新中」
半年もの間、たくさんの情報を寄せてもらっていたのに、なかなか駅情報を更新できなかったのですが、エンジンかかってきましたよ。夏、ですものね!
2006年8月8日(火)「乗車の権利と利用の拒否」
やまなさんからメールをもらいました。
「国交省のホームページで<ハンドル型電動車いすが利用できる駅数>18年7月調査が公表されているのを見つけ、鉄道局の「エレベータ整備状況」17年3月31日現在と比べてみました。添付の一覧表のように、JR各社と名鉄、西鉄のハンドル型乗車差別がくっきり現れてきました。JR東日本などが利用許可駅に指定しないことで、実質的な乗車拒否をしている駅数がこんなに多いとは予想外でした。
添付の表は最新のハンドル型利用可能駅数と鉄道局の1ルート確保バリアフリー駅の差を国交省の公表数字で、主要な鉄道について表にしてみたものです。ただし、実際の対応でJR西日本、JR九州、近畿日本鉄道など私鉄各社のほとんどは、公表駅と関係なく1ルート確保駅の利用拒否は行っていません。
バリアフリー新法の審議過程では今福さんと川内さんをはじめ、野党の議員諸氏もかなり頑張っていただいたのですが、ハンドル型乗車問題はほとんど前進していません。乗車の権利や拒否禁止を法律に書き込むことが出来なかったので「ハンドル型調査研究報告書の見直し」の早期実現が次の課題になってきました。この表は説得材料として使えそうです。」
鉄道駅エレベータ設置数とハンドル型利用可能駅
原資料/ハンドル型電動車いすが利用できる駅数(18/7調査)国交省バリアフリー・ユニバーサルデザインHP及び鉄軌道駅のエレベータ・エスカレータ整備状況(17/3末現在)国交省HP鉄道局プレス発表より
総駅数 5千以上駅 EV設置駅 段差解消駅*1 ハンドル型利用可能駅(対A%)(対B%)
JR北海道 472 30 24 31 12(2.5%)(40.0%) 差※2 12〜19
JR東日本 1687 467 245 270 173(10.3%)(37.0%) 差72〜
97
JR東海 398 84 46 156 36 (9.0%)(42.9%) 差10〜120
JR西日本 1215 284 159 407 126 (10.4%)(45.1%) 差33〜281 ※3
JR四国 258 7 8 140 6 (2.3%)(85.7%) 差 2〜134
JR九州 552 64 43 82 35 (6.3%)(54.7%) 差 8〜 47
東武 169 111 38 62 70 (35.7%)(63.1%) 差0
西武 90 75 41 66 71 (78.9%)(94.7%) 差0
小田急 70 67 51 62 60 (85.7%)(89.6%) 差0
東急 88 87 55 77 71 (85.7%)(89.6%) 差6
名古屋鉄道 291 72 35 184 20 (6.9%)(25.3%) 差15〜164
近畿日本鉄道 327 125 65 247 83 (25.4%)(66.4%) 差 0〜 164
南海 116 51 19 30 28(24.1%)(54.9%) 差 0〜 2
阪急 84 82 41 60 40 (25.4%)(66.4%) 差 1〜 2
西日本鉄道 80 23 13 62 17 (21.3%)(73.9%) 差 4〜 45
東京メトロ 138 138 103 77(55.8%) 差26
札幌市 46 46 37 42 (91.3%) 差0
仙台市 17 16 17 17(100%) 差0
東京都 97 95 62 77 (79.4%)(81.1%) 差0
横浜市 32 30 30 30(93.8%)(100%) 差0
名古屋市 81 78 58 60(74.1%)(76.9%) 差0
京都市 29 26 29 27(100%) 差0
大阪市 99 95 95 98(99.0%) 差0
神戸市 26 21 26 26(100%) 差0
福岡市 35 23 35 35(100%) 差0
段差解消駅※1:EV、エスカレータ、スロープ等で1ルート確保された駅(移動円滑化基準第4条に適合していない段差解消駅も含む)またEV設置駅と利用許可駅の差は原資料の1年半の時間差によるエレベータ設置数の増加と考えられる。
差※2:公表されたハンドル型利用可能駅とエレベ—タ設置駅・段差解消駅との差=実質的な乗車拒否駅。
※3:JR西日本以下の鉄道事業者は原則的に段差解消駅まで乗車を認めているが、JR3社については乗車可能なのに利用拒否している駅の実数と考えても大きな誤りではないだろう。
1ルート整備されたバリアフリー駅でハンドル型電動車いすを「利用許可駅に指定せず」乗車拒否している鉄道事業者が際立ってきます。
興味深いのは、設備が整っていても、その事業者が利用を認めなければ、利用できないということ。この問題は以前も話をしたハンドル型電動車イスにおいて顕著なのですけど、使えない、という合理的な理由が見あたらないことが多い。「前例がない」ということだけなら、あまりにも淋しいことですよね。
昔は「移動の権利」という言葉がテーマになっていた時代がありましたが、その頃の人が、エレベーターはあっても乗れないので「乗車の権利」がうまれてきた、と聞いたらびっくりするでしょうね。ましてや、立派なエレベーターがあるのに「利用拒否」される、といっても理解できないでしょう。う~ん、バリアフリーとは意識改革であって、そのためにはきちんとした法整備をして、みんなの最低限の基本線は共通理解して前に進みたいですね。