車いすと車・高速道路について

 移動手段として、車はやはり便利。鉄道は階段とか、なにかと大変だし…。だけども、「車で行くしかない」という風に考えるのではなく、車でなくちゃ、とか、鉄道でなくっちゃ、というそれぞれのよさを意識して、利用していければ、と思います。そのためにも、鉄道の施設の充実を急ぎたいですね。


2003年8月15日(金)「高速道路の車いす用駐車スペース」

 帰省途中に高速道路のサービスエリアに寄ったのですが、車いす用駐車スペースが今まで以上に整備されていて、びっくりしました。利用率もいいようで、多くの車が入れ替わり利用していました。
 この駐車スペースでいいなあ、と思ったのは、スペースがゆったりしていることはもちろん、屋根がしっかり覆っていて、濡れずにサービスエリアの建物のなかに入れること。確か以前は屋根がないところがほとんどだった気がしたんですけど。その屋根の上に車いすのマークが大きく掲示してあり、混雑時など「めんどくさいから停めちゃえ〜」という人も減るのではないか、という気がしました。スーパーの車いす用駐車スペースよりも高速道路のほうがマナーはよいような気もします。それだけ認知度が高いということなのかもしれませんね。
 毎日子どもに早く起こされ、早朝更新が続きます・・・。仙台は日中も18度。寒くて車も自動的に暖房が入りました。う〜む・・・。


2002年10月12日(土)「トイレでは、圧倒的な安心感。高速道路」

 秋ですねえ。秋といえば、紅葉。紅葉と言えば、どこを思い出しますか?私だったら・・・やっぱり「いろは坂」かなあ・・・。日光の。今は、日常が慌しくて、紅葉を見に行くと言う心の余裕がなくなってしまったけど、行けるものなら行ってみたいですねえ。そして、夜は温泉。で、刺身とビールを食べるのですね。・・・って、なんだか、すっかりおじさんしてますが(笑)。でも、最近、カツ丼を見て、ときめかなくなったと言うか、から揚げとかは、子どもたちに「お前たち、たくさん食べなさい。」と恩着せておく道具になったり(笑)。う〜む。歳を重ねると、嗜好って変わるんですねえ・・・。
 紅葉はいいんですけど、高速道路も、静岡とか、栃木とか、紅葉を連想する地域は軒並み渋滞しているようですね。でも、サービスエリアにしても、パーキングエリアにしても、必ず身障者用トイレがあるとわかっているから、安心して旅立てる、ということはありませんか?車で移動するということは、階段や乗換えなど、煩わしさが一切ないし、自宅から目的地までドアからドア。渋滞はしても、安心感は文句なし。じゃあ、「がったん」的に言えば、鉄道はどうだろう?駅に必ず、身障者用トイレはあるのか?エレベーターはあるのか?ましてや、そのエレベーターを利用するためには、前もって駅に連絡が必要なこともある。そして、自宅から最寄り駅までの移動手段は・・・?立ちはだかるハードルを数え上げたらきりがない。不利、です。完敗、と言えるかもしれない。しかし、それでも鉄道を利用する人は存在する。車がない、免許がない、長距離である、座位が取れない、酔ってしまう・・・。人それぞれ理由があると思う。旅情を楽しみたい。そういう人もいるだろうし、旅に限らず、日常生活の通勤、通学、通院に使いたい人もいるでしょう。
 車で行くしかない、という風に考えるのではなく、車でなくちゃ、とか、鉄道でなくっちゃ、というそれぞれのよさを意識して、利用していければ、と思います。どちらにしようかな、と、安心して選べるように・・・。