がったん日記 2007年7月〜9月


2007年8月29日(水)「帰省してました」

 1週間ほどお休みを頂いてました。仙台に帰省していましたよ。行きは、東武鉄道→野岩鉄道→会津鉄道とゆっくり調査も兼ねて移動したんですが、会津若松で、なんだか暑いのもあったんだろうけど、すっかりバテちゃって、そのあとは高速バスでびゅ〜ん!と移動!楽ちんですよねえ、高速バス。中距離の移動は高速バスが断然快適だなあ、とあらためて実感。
 だからこそ、車内のバリアフリーを充実させて欲しい。駅舎とかのハード面のハードルはパスできるんですから。車内のみであれば、案外バリアフリー化もやる気になればいい感じでいけるんじゃないか、と。そんなことを感じた帰省の道中でした。


2007年8月20日(月)「全国全駅の駅情報を載せてみたい!」

 …って、かなりマニアックな内容になる気もしますが(笑)。でもですね、時刻表って言う全国全駅の「時刻」を知るための冊子が既にあるわけで。だったら、全国全駅の情報が詰まった冊子なりなんなりがあってもいいかなあ、と。今のバリアフリーの大きな流れも、一日の乗降客5000人以上という括りがあるから、勢いがそこで止まってしまうおそれがある。なんか、利用者のために、というよりも、法律の定めた基準にのっとって、という匂いが強い気がするんですね。
 しかし、私たちが生活で利用している駅は、5000人以上の駅だけじゃない。5000人以下の駅だって当然あるわけで、「義務は果たしたぞ」と、なんか思われたくないなあ、と。どういう思いで、自分達がこのエレベーターを必要としているのか、もう少し整理していく必要がある。鉄道事業者をはじめとする周囲の人たちに、変に誤解されないためにも。鉄道事業者の側から、この駅は多様な利用者がいるから、と設置の動きが出てくる世の中になるといいなあ、と思うのです。「5000人以上」という数にとらわれずにね。そのためにも、もっと全国ばらばらな情報を一つにまとめて発信していく必要があるんじゃないのだろうか。
 今日、かみさんの実家の新潟から、千葉に戻るローカル線に乗って、小さな駅を車窓チェックしながら、そんなことを感じました。


2007年8月17日(金)「二日前にお願いしなければ乗れない列車って?」

 大阪から、大変驚く内容のメールが飛び込んできました。目が点になるということは、こういうことを言うのでしょうか…。「大阪の交通・まちづくり求める障害者団体」というところから回ってきたメールなんですが、転載許諾版、とのことなので、ここに紹介しておきますね。
 最近、大阪のJR環状線駅構内に、左記のようなポスターが掲示されていたそうです。ポスターの内容について問題あり!と、意見したら、後日撤去の運びとなったようですが…。

 
そのメールには、ポスターの内容として以下の文章がが記してありました。
「このポスター上部には「お身体の不自由なお客さまへ。駅係員に声をおかけください。お手伝いいたします」とありますが、その下に「※混雑状況や時間帯により、お待ちいただくことや近隣の駅のご利用をご案内させていただく場合もございます。」「なお、スムーズにお手伝いさせていただくため、〔乗車2日前まで〕にご連絡をお願いします。」「くわしくはご利用おでかけネット(URL)をご覧下さい」とあります。内容的には「おでかけネット」に掲載されているものとほぼ同じですが、あらためてポスターに「連絡は2日前まで」「近隣の駅に案内・・」と強調されるのはふざけています。
 駅員にすれば「本来は車いす利用者は2日前までに連絡してもらうことになってる。当日急にきてちゃんと対応できなくても仕方が無い」「隣の駅に行ってください、ということも会社の方針」となります。しかも掲示されている駅にはエレベーターもあるのです。掲示を確認したのは桃谷、桜ノ宮、東部市場前駅ですが、他にも掲示されていると思います。

 
このメールをもらって、一通り読んでみて、一番哀しかったこと。確かに、今までも「二日前までに連絡して」とか、「事前に申し込んで」という要請は確かに鉄道会社、もしくは駅によって、あるにはあった。あったけれども、現場の判断で、ある程度柔軟に対応してくれていた部分が多かったと思う。それが、最近のハンドル型車イスにはじまる、多発する乗車拒否をみても、ぎすぎすした現場の対応や、現場でのトラブルを避けるためなのか、あらかじめやわらかい言葉で乗車できない旨を「告知」する、あまりにも人間味のない対応が増えている気がします。現場で揉めても、「ここに書いてあるでしょ。」と一蹴されてしまうであろう材料作りを、せっせと進めているように思えてなりません。これを多くの人が読んだとしたら、二日前に連絡しないで列車に乗ろうとする車イス利用者は、ただの<わがままな人>に思われてしまうことを恐れます。
 例えば、ベビーカーを使った親子や、通院しているお年寄りに、「今度から二日前にちゃんと連絡してね」なんていったら、どうなる?自分も毎日通勤してる駅の駅員に、「困るから、今度から二日前に…」なんて言われたら…。生活できないもの、その、目の前を走る電車に乗らなきゃ。生きていくためには、移動しなきゃならないんです、人間ってのは。
 裏を返すと、車イスを利用してる人をはじめとする<お身体の不自由なお客様>たちは、生活しなくてもいいですから、といってるようにも取れてしまう。移動なんかせず、家でじっとしてて。「生きてなくっていいから」と突き放されたような感じを受けた人もいるんじゃないかなあ…。…ちょっと、考えすぎ?い、いや、でもねえ…。
 なんでこんなにみんなが敏感に反応しているのか、JR西日本のおえらいさんは想像ができないんでしょうかねえ。普通の感覚の持ち主なら、貼れないと思うけどなあ、こんなポスター…。 電車に乗るって事は、人間にとって生活そのものだってことに、もっと想像力を働かせて欲しい。全ては、合理化で駅員を減らしすぎているところに問題があると思います。国鉄の時代の対応も、お世辞にも丁寧とは言えなかったけど、民営化されてJRになって、サービスは華やかになったけど、安全性とか公共性という点で言えば、まだ、駅員さんが多かった(多すぎた気もしますが(笑))国鉄時代の方が、今のバリアフリーの流れにうまくフィットしそうな気がします。経営効率ばかり優先して、「こころ」をどこかに落っことしてきてしまった、そんなこの国の将来を暗示させるポスターについてのお話、でした。


2007年8月15日(水)「鉄道の安全やサービスはどこへ」

 毎日通勤でJR東日本を利用しているけど、最近のJRは、なんか、変。というか、ここ数年の流れなんだと思うけど、ちょっと強引じゃないですか?と思うような対応が多い。最寄りの千葉県常磐線の天王台駅を例に取ります。
 一番感じるのは、人員削減。目に見えるカタチでは、駅員さんがいなくなったこと。いや、駅員さんはいるにはいるんだけど、目に見える人は一人のみ。たぶん、実際の所、一人なんだろう、多くの時間。前は4,5人の駅員さんがいたんだけど。
 なんでそんなに減った、いや、減らせたのかというと、「みどりの窓口」を閉鎖したから。え?こんなおおきな駅で廃止するの?とその時は本当にびっくりした。でも、近隣の駅もドミノのように廃止されていたことを知り、2度びっくり。
 その代わり、指定席自動販売機が登場。でも、全ての切符がそれで買えるはずもなく、買えない場合は近隣の他の駅まで買いに行け、と。で、その近隣の我孫子駅はといえば、19:00までに営業時間が短縮され、その隣の北柏駅は同様に窓口廃止。で、その次の柏駅は、窓口が三つしかないところに、すごい長蛇の列!!これじゃ、なにかのときにすぐ買えないじゃん!「でもね、おたくみたいな買い方する人、最近減ってるんだよねえ…。機械で済む内容のことが多いんですよ。」べ、別にそんなマニアックな買い方してないって!ただ、周遊切符とか、18切符とか、指定券の変更とか。機械じゃ、新潟県上越市に行く乗車券も、越後湯沢経由しか買えなくって、地元の人がよく利用する長野経由は買えないとかね。とにかく、??が多すぎる。
 あと、入場券とか、自動券売機で確かに買えるんだけど、6台のうち、1台だけしか買えない。それも、どの券売機かは書いてない(笑)!!駅員さんに聞いたら「6番の機械です」って、じゃあ、書いておいてくれ!「入場券はこの券売機で発売しています」と一言書いてくれればいいのに。なにかにつけて、不親切なんだなあ…。まあ、キセル防止なんだろうけど、見送りたいときに、困るんだ。今までなら、改札の駅員さんに「ちょっと通して」とも言えたのに、改札窓口が閉まってることも多くて、頼めない。
 これは、困ったときに頼れないということを意味します。さまざまなハンディを持つ人は、利用するにあたって存在するいろんなバリアを、現状は駅員さんに頼んでクリアしていかなきゃいけない。なのに、合理化で人減らし、その結果頼めない。それだったら、設備等をしっかり完備して欲しい。エレベーターしかり、ホームガードしかり、自動券売機しかり。そういう駅に限って、車イス対応エスカレーターしか設置されてなかったりする。それは、駅員さんが複数いる場合に成り立つ設備でしょう。うちらに操作できないんだし、操作に時間と手間がかかって困る、といわれても、そんな機械を導入したそちらが悪い(笑)。チェアメイトにしても、車イス対応エスカレーターにしても、エレベーター普及に対する過渡期の役割はもう済んでいると思う。もう1500基も設置されているらしいけど。事故もここ数年、いくつも起きてきてるわけだし。駅員さんに頼めない環境が整えられている現状では、やはり自由に使えるエレベーターしか、選択肢はない。頼れなくて不便さが増していくなら、利用者、駅員両者にとってよい選択じゃないかな。
 不便、くらいならいい(よくないけど)。一番困るのが、安全でしょ。ホームや駅構内で何かあっても、モニターしかホームを監視してなくって。そのモニターも、一人しかいない駅員さんが忙しく飛び回っていて見ていなかったら、事故が起きたときの検証用データにしかならないよ。ああ…。
 確かに、以前は複数駅員さんもいた。しかし、人員を減らすのは、合理化だかなんだかしらないけど、あくまでそちらの都合であって、利用者が不便を強いられるのは勘弁して欲しい。そりゃ、「車イス等で駅を利用する際には、事前に2日前まで連絡してください」とも言いたくなるだろうね。だって、忙しいんだもの。現場の駅員さんは悪くないとは思う。ちょっと駅で意見しても「ウエ、ノ、ホウシン、ナンデ」。一番危機感感じてるのは、現場の職員だと思うんですね。鉄道マン、の魂がある方なら。安全を、第一に考えてくれている、はず。
 実際の所、この鉄道会社が嫌だといって、他の鉄道会社を選ぶわけにもいかないわけで。職場への交通手段は、公共交通機関なら大体は一つ。目の前の列車に乗るしかないんです。その鉄道が、良くても悪くても、昨日大きな事故があったとしても…。その、ある意味、競争のない特殊性をよく認識し、「ウエ」、と呼ばれている方々には、「オカネモウケ」ばかりに知恵を絞らず、安全面にも「オカネヲジャブジャブ」使っていただきたい。ただの商売じゃなくって、限りなく公共性の高い、生命を預かる仕事なんですから。くれぐれも、駅員さんをぎりぎりまで減らした次に、駅員を外部委託しよう、なんてお考えになりませんよう…。

 明日は、大阪の駅に貼られていたという、最近話題の(?)ポスターを紹介します。内容は「駅利用時は、2日前までに連絡を」という内容。どういうことですか?JR西日本さん?


2007年8月14日(火)「お盆の通勤は、楽です!」

 お盆の通勤がこんなに楽だとは…。毎年この時期は私も帰省してたんですけど、今年は法事があるので、来週帰省の予定。で、通勤してみると、空いてる空いてる♪なんか、不思議な感じですね。
 JRの関東圏の更新情報をアップしました。ご活用ください。


2007年8月13日(月)「バスのダイヤ改正の仕方に思う」

 私が住んでいる地元のバス会社が、いつの間にかダイヤ改正をしていました。まあ、通勤で使っているわけではないので、まあ、特に困った訳じゃないんですが、でも、時々は使うんで、1時間に数本だから、バス停で途方に暮れたことももしかするとあったかも知れない。肝心なのは、改正の仕方だと思うんです。
 あと、今日、仕事場に出勤するときに、途中でバスを使うんですが、なんと今日からお盆ダイヤで休日ダイヤなんだそうで。8:06に駅でバスを待てども、来ない(笑)。は!と気がついたとき、バス停の時刻表に目をやると、確かにその旨書いてある。でも、休日ダイヤで8:11というのがあったから、助かったんですけど。これが、日中だったら1時間に1本、とかですから、そうなると、致命的なダメージを食らうこともあり得ます(笑)。
 …で、なにを言いたいのかというとですね(笑)。もし、なにか変更があったときには、もっと積極的にPRしてほしい、と。そういうことを言いたいわけです。なんか、ひっそりと、ダイヤが変わっていては困るんです(笑)。笑い事ではなくって。
情報というのは、自分から取りに行くことも確かに必要だと私も常々思ってますが、今回のような場合は、不意の出来事で、情報を集めることすら意識できないんですよ。日常過ぎて。
 で、上の件で、私が感じたこと。
<地元のバス会社>
 (私)「ダイヤ変わったんですって?」(運転手さん)「はい、昨日から。」「時刻表、何枚かもらえます?(改正直後だから、積んでると思って)」「ありません」「じゃあ、あんまり大きく変わってないんですね」「いや、変わってるところは変わってます」「じゃあ、どこでその時刻表もらえるんですか?」「車庫です」…車庫ってねえ(笑)。普通は車庫行かないでしょう(笑)。終点がたまたま車庫にしてるっていうだけで(笑)。せめて、バスの車内とかで気付いた人に配れるように、車内にぶら下げておくなりすればいいと思うんだけどなあ。それだけのことじゃないかあ…、って思ったんですけど。
<職場の通勤で使ってるバス>
 確かにバス停には貼ってありました。でも、毎日使う人は、同じ時間のバスに乗ることが多く、乗るバスの時間がわかっているんですから、いちいちバス停見ませんって。だから、せめて、お盆ダイヤの変更があるんなら、1週間前くらいから、車内のアナウンスとかで運転手さんに一言喋って欲しかった!「8月13日から8月16日までは、お盆ダイヤとして休日ダイヤの時間で運行いたします。」とかね。それだけのことじゃないかあ…(笑)。
 いつもよりお盆で空いてるバスや電車。そんななか、感じたことを書いてみました。


2007年8月12日(日)「今まで頂いたメールを読み返しています」

 少しエンジンがかかってきたので、去年あたりから今までいただいているメールをあらためて読み返して整理しています。結構な量なんですよ、これが。読み返していると、いただいていながら、アップできていない駅の情報がまだたくさんあることや、読み返している内に、「がったん日記」で紹介したい内容がたくさんあることにあらためて気付いています。
 今はもう、以前のように猛スピードで仕事も「がったん」もすることはできなくなってしまったけれど、またいろいろ始めてみよう!という気持ちはしっかりと戻ってきているので、大丈夫でしょう。マイペースではありますが、またいろいろ取り上げていきますので、よろしくお付き合い下さい。
 リンク集もたくさん増えてきました。「相互リンク、よろしく」というメールも頂くことが増え、リンク集ももうすこし見やすく整理したほうがいいなあ、と思っております。テーマ別とか。その方が、目的のページにもっとアクセスしやすくなるでしょうし。もうちょっとお待ちくださいね。
 今日アップしたのは、「長野県でのんびり田舎暮らし」という、長野県のことを詳しく紹介したホームページです。福祉関係のホームページだけではなく、旅行関係のホームページも、相互リンクの依頼があったら、リンクさせていただこうと思っています。ちょっと出かけてみようかな、と思えたら、きっとその管理人さんが一番喜ぶことでしょうから。


2007年8月10日(金)「現地での案内をもっと詳しく!」

 「がったん」は、あくまでも駅を「利用できるか、できないか」というシンプルな考え方で捉えています。具体的には、エレベーターがあるか、ないか。あくまでも独力でワンルート確保されているかがポイントとなります。その他の車イス対応エスカレーターやエスカル等の階段昇降機は、あくまでもエレベーター設置までの過渡的な手段でしかないので、補助的に記載はしていますが。
 その考え方で行くと、利用者は事前にワンルート確保できているのか否かだけの情報を手にできればよいわけで、現地でのエレベーターまでの誘導、情報提供が、現地で適切に提供されれば問題がない。しかし、現状は、ビルの影、とか、階段の後ろ、とか、地元の人でも、一度使わなければわかりにくい場所に設置されているケースが多いように感じます。
 以前からお話させていただいているように、床面に誘導用の色別のラインを引く、通路の天井部から誘導板を設置する、等の、情報提供がもっと工夫されるべきではないでしょうか。エレベーターなどの「ハコモノ」を設置すれば終わりじゃない。その施設を実際にどう充分に活用していくのか。その辺も今後の大きな課題になると思っています。


2007年8月9日(木)「つくばエクスプレスの駅情報を追加しました」

 さて、暑さ本番。参りますねえ、毎日毎日(笑)。夏らしくていいんですけど。はい。
 今日は、つくばエクスプレスの駅情報をアップしました。新しい路線だけあって、エレベーター、身障者用トイレ等、完備です。運賃がちょっと高いですけどね。
 ただいま、我が家のネット回線を光回線からADSLに変更中。アナログ→ADSL→光と、世の中の進歩にお付き合いしてきましたが(笑)、光回線は確かに速かったけど、ADSLから変わったとき、もっと劇的に変わると思ったのが、思ったほどじゃなくって。それでも、光電話とか付加価値もあったけど、よく普通になったし(笑)。一番のウイークポイントが料金ですね。一ヶ月7000円弱は、やはり高いなあ。ADSLは2000円弱。まあ、簡単に比較はできないけど。で、スピードも、つないでみたら、やはり、あれ?と思ったほど遅くない(笑)。まあ、いいや、やはりADSLでいいのさと、自分を納得させる今日この頃。で、いままでのように一つの回線を二つのパソコンで使おうと思ったら、ちょっとルーターだのなんだのでうまくいかなくってですね、ここ2〜3日、悪戦苦闘しています。ああ、頼むから早く、テレビとかみたいにパソコンも「家電」になってくれ〜、と切に願う今日この頃なのでした。


2007年8月7日(火)「大阪市交通局の続きを追加です。」

 大阪市交通局の続きを追加しています。ご利用ください。追加にあたっては、スピードと正確さを兼ね備えた更新を心がけますので、どうぞよろしくお願いします。
 <自転車→電車→バス→徒歩>の通勤方法を、<自転車→電車→電車→バス→徒歩>に今度変更することになりました。これで、朝のラッシュから少しは逃れることができそうです。やれやれ。朝はゆっくり新聞とか座って読みたいし。というか、私自身の体力的な問題が絡んでるんですけど。最近疲れやすい身体になってしまったので、できるだけ座っていきたいなあ、と。見た感じは元気なんですけどね(笑)。通勤でエネルギーの半分とか使っちゃうと、一日仕事が持たないので(笑)。
 皆さんも、朝のひととき、有意義にお過ごしください。


2007年8月6日(月)「情報誤掲載のお詫び」

 現在、大阪市交通局のさ、た行の項目の駅の情報を追加中ですが、あ、か行の表をコピーして作成しているため、あ、か行の項目を消しそびれ、ここ1週間ほど掲載し続けていました。ご利用下さっている方にはご迷惑をおかけしたかも知れません。お詫びして訂正します。
 やはり、数駅ずつではなくって、一気にまとめてアップした方が間違いが少ない気がしてきました。片手間がいけないと言うこともあるだろうし…。う〜む、言い訳がましくってすみません。


2007年8月5日(日)「<がったん>の舵を切る方向」

 車いすのおいさんから、掲示板に先日の日記の感想が寄せられていました。今後のがったんの活動に大きなヒントを与えてくださった気がしたので、日記にも足跡を残しておきますね。

 「リアルタイムでの駅情報の更新は、現実は大変難しいと思います。交通エコモ財団の「らくらくおでかけネット」の駅情報でも45%ぐらいの駅の情報しか(もありません。それに鉄道駅の情報の更新は各鉄道会社が行っており、各鉄道会社が適時に更新しているか疑問です。更新された内容が正しいかも怪しい事例が数多く見られます。更新を担当されている方がバリアフリーを理解していないとしか思えない内容が多々あります。解決策としては、鉄道会社が1−2年おきに当事者に委託して全駅を調査すると言う方法もあるのかなーと考えております。本当は全部の駅がバリアフリー化されればこんな事しなくても良いのですが!。何十年後かには実現するでしょうが?」

 この書き込みを頂いたとき、交通エコモ財団のホームページの更新率が45%しかないことをはじめて知りました。がったんのトップページにもリンクしてあるとおり、自分の中では、全国規模だと一番頼れるホームページだと思っているんですけどねえ…。専任のスタッフだっているだろうし。
 これだけ情報が発達して、インターネットもある。だけれども、自分達の知りたい情報にたどり着くためには、すごく大変な思いを強いられる…。きっと情報がバラバラで、その情報を集める「こつ」がある人しかたどり着けないんでしょうね。内容も鮮度が悪かったり、たどり着くまで迷路みたいだったり…。それって、使える情報じゃないですよねえ。
 各社のバラバラな情報を<横断>できるホームページが今必要なんだと思います。そして、その知りたい情報は、なかったら自分で作るしかない。がったんも今後はそういう方向に舵を切っていきたい。そのためにはこれからどんな準備が必要か。作戦を練っているところです。この夏には考えをまとめて発表したいと思います。何人かの方には、ご相談のメール等もするかも知れません。その時は話を聞いてやってください。よいアイディア、アドバイスをよろしくお願いします。


2007年7月31日(火)「リアルタイムで駅の最新情報を伝えたい」

 まだまだ「がったん」では手つかずの駅も多いですが、駅はどんどん変わっていきます。駅の情報のメンテナンスが一番大事だなあ、と痛感する今日この頃です。どこかに出かけようと思ったとき、まず、パッとp「がったん」のことを思い出してもらえるような、そんなホームページを目指しています。
 そのためにはまず、できる限りのベースとなる駅を掲載して、あとは変わっていく状況をチェックできる体制を作り、ホームページをその都度更新していく仕組みをなんとか作りたいなあ、と考えています。具体的にどうすればいいのかはいろいろ模索中ですけど、効率のよい方法があるはずなので、この夏考えたいと思っているのです。
 ある程度その仕組みができたら、月間ニュースとしてその最新ニュースを流してもいいだろうし。構想はたくさんあるよ、というお話でした(笑)。


2007年7月30日(月)「千葉県野田市の<まめバス>に乗りました」













 少し前、全国でコミュニティバスが走り出した頃、私が住む千葉県でも、野田市で「まめバス」というバスが走り出しました。いわゆる100円バスで、地域の路線バスがカバーしない地域に中型バスが走る、というもの。で、この「まめバス」がユニークだったのは、中型バスの運転席上部に、エンドウ豆の模型が、ドーンっと飾ってある(笑)。野田市の特産物、とのことですね。で、車いすに乗車したままでもも、簡易スロープで乗車可能。値段は100円。ちいと車内は狭いですけどね。車いすも、床面のフックは車いす2台分歩きがしたんですけど、運転手さんに「何台乗れますか?」と聞いたら、「1台です!」とのこと。ふ〜む。ちょっとまたどこかに問い合わせてみようと思いますが。ウキペディアをみると、横と後ろのドアについているスロープで2台まで乗ることができると書いてありますけどね。
 まあ、あくまでも一日5本くらいなので、通勤通学には使いにくいのですけど、面白い試みだな、と。で、私が住んでる我孫子市でも、跡を追うようにして、同じコミュニティバスが100円で運行を開始しました。その名も「アビバス」。…ちょっと、野田と違って遊び心が足りないかなあ、と言う気もしましたが(笑)。車いすで乗車可能かどうかは確認してないんですけど、いわゆる一般的な中型バス。でも、ホントに細い路地にも入ってくるので、すごいです。自宅の最寄りまで来てくれるというのは、本当に<足>ですよね。頼もしい。バスが「走っている」と言うだけで安心感がありますよ。
 地域で昔から「福祉バス」というのが全国的に走っていたと思うんですけど、今ひとつ定着せず、赤字運行を重ねている地域が多いのではないかと思います。まあ、民間のバスでも、黒字経営の所の方が珍しいのでしょうけどね。地方では路線バスが撤退しているところも多いし、その代替として急場で行政が委託で走らせるケースが実際の所多いのかな、という気もします。
 でも、ぜひ定着していくように知恵を出し合って欲しいですねえ。バスが走ってくると、地元の子どもたちが「あ!まめバスだ!」と大喜びして手を振る。そんなシーンをみていると、きっと彼らには新幹線と同じくらいのヒーローなのでしょう。ぜひ、なくてはならない「足」に育ってほしい。そう思わずにはいられない、そんな帰り道でした。


2007年7月29日(日)「言葉をまとめるときに」

 プライベートでブログを一つやってみてるんですけど、ブログにはカテゴリーとか、コンテンツという、今までの日記を内容別にまとめる仕組みがあるんですよね。「がったん」では自分でカテゴリーに分けていたんですけど、この作業が結構大変で。ブログだとあらかじめカテゴリーを作っておけば、自動的に蓄積されていくわけで。ああ、こういう仕組みをちょっと利用した方がいいかなあ、と今更ながら思っています。
 まあ、いずれ冊子にまとめるのならば、少々面倒でもブログという他社の土俵でまとめていくのではなく、自分の土俵でまとめた方が結果的に近道かな、とも思って、こう、回りくどい編集方法を続けているのですが。
 今、テレビではニュースでは、選挙の結果が報じられています。これからの日本がどうなるか、見守っていきたいと思っています。


2007年7月27日(金)「もし電車が止まったら、車いすを使ってどう行動します?」

 もし、今乗っている電車が急に線路の上で止まったら?皆さんならどんな気持ちになります?
 昨日出勤時に電車に乗っていたら、急に電車が止まったんですよ。線路上で。すぐ動くかなあ、と思ったら、全然動かない。車内放送もない。3分くらいしたら、「ただいま電車が止まっております。少々お待ちください。」というちょいと間の抜けたアナウンスが(笑)。わかってるんだよ、止まってるのは(笑)。なんで止まってるのか知りたいんだよ!
 結局、なんの説明もないまま、5分ほどで動いたんですけど、焦りますね。ああ、最近多い、線路上を歩くって奴だな、きっと。面倒だなあ…。朝一番、汗、かくのかあ…。乗り換え、間に合わないかなあ、職場に電話、やだなあ(笑)、とか、いろいろ考えながらその5分を待ってたんですけどね。
 で、もし、車いすを使ってその電車を利用していたら。これが結構大変だと思うんです。車内から線路上に降りるって。確か列車によっては、運転席からはしごが降りる、と言うのもあったかも知れませんが、あくまでも簡易な物。先頭車両まで移動するのだって大変そうだし。普通にドアを非常コックで開けてそこから降りる、といっても、線路までかなりの高さがあるし、線路は砂利で不安定ですから。着地も難しい。で、歩くにも足が取られがちだから、きっともし誰かに背負ってもらって歩くにしても、背負った人は、かなりの重さ+不安定さで大変でしょう。で、で、雨なんかが降っていたら、傘も差せないでしょうからね。背負った人の頭の上というと、2bくらい?とにかく、傘を差す人も大変。で、最寄りの駅まで歩くのも何百bとかかるとすると、う〜む…。
 最悪の事ばかり考えすぎる!とよく怒られたりする私ですが、やはり、その時どうなる?と、考えてしまうんですね。命に関わることでもあるし。そういう想定外(最近は、何でもかんでも想定外という言葉ばかり流行っていて気に入りません。絶対にない!と言ってたことも、いざ事故になると、想定外でした、仕方なかった。そりゃ、違うだろう!)な出来事が起きたときは、大体パニックに陥ってるでしょうから、なんとか自力で生き抜く術(すべ)を持っていたい。サバイバル、っていうんですかね。そういう時代のような気がします。
 新潟県中越沖地震の被害のニュースを見て、強く思いました。


2007年7月21日(土)「<乗り換え>というバリアフリーを、もっと大事に」

 九州にお住まいのWRさんと車いすのおいさんから、情報提供をたくさん頂いています。いつもありがとうございます。
 JR九州は、主要駅から着々とエレベーター等を整備している印象を受けます。ハブ、と言えるかどうかわかりませんが、乗換駅のバリアフリー化は、急務のように感じます。直通列車が減ってきている今、「乗り換えのバリアフリー」をどうクリアするかも、移動の大きなポイントになっていますから。以前から話していますが、エレベーターを作るだけではなく、直通列車を上手に残すのも効果的なバリアフリーの一つであると考えます。しかし、現実には、列車の遅延をできるだけ減らすため、短距離の列車がたくさん増えました。ぜひ、乗り換えの少なくて済む移動手段を、各社で考えてみて欲しい。そう思う今日この頃なのです。


2007年7月18日(水)「NPO、という選択肢。〜がったんの今後。」

 新潟の地震は、時間が経つにつれて大きな被害が伝わってきますね。これが、東京のど真ん中だったら、と思うとぞっとしますね。いや、別に田舎だったからよかった、と言う訳じゃないんですよ。ただ、田舎に住んでいても、この国にすんでいる以上は、東京に機能が一極集中している限り、生活が一気にマヒすることは避けられないわけで…。おまけにコンピューターシステムに依存している分、システムがダウンすると先日のANAのように飛行機も飛ばなくなってしまう。何とかならないんでしょうかねえ…。もうここまで発達しすぎた生活からは、抜け出せないのかなあ…。
 実は、今、「がったん」のこれからのことをすごく真剣に考えています。本業も家族も忙しい中、「がったん」に割ける時間が毎年少なくなり、活動自体もすべてが中途半端。かといって、このまま尻すぼみに活動が停滞していくのはどうしても避けたい。時間があればもっといろんなことをやってみたい。いろんなことを試してみたい。来年で活動を初めて20年。これを機会に、「がったん」に本腰を入れたい。そういうことを考えているのです。
 かといって、自分にも家庭があるし、家のローンもあるし…。自分だけ好きなことをやっていけるわけでもない。それが収入に結びつく活動であれば別ですけど、今の「がったん」にそういう力は、ない。
 ただ、いずれ軸足は何らかのカタチで「がったん」に移していくつもりではいます。家族に迷惑をかけない範囲で。それがいつになるかはわかりませんが、そういう気持ちで活動していくつもり。
 それを踏まえてこれから先の活動を考えていくと、どうしても今の「がったん」のスタイルでは、なにかと制約が多いのが実情です。昔は何人かで活動していた時期もあったのですが、今は実質一人で活動しているため、個人が前面に出てしまいがちなので、「がったん」の規模が大きくなるにつれて、本業との兼ね合いが難しくなってきました。「がったん」をもっとPRしたくても、縛りができてしまい、もったいないなあ、と。
 あと、「がったん」といっても、「は??」と取り合ってもらえない部分が多いのももどかしいです。これは、ネーミングに
よるところも多いとは思うんですけど。任意団体は、通帳一つ作るのも難しくって。結局、個人の通帳にごっちゃにどんぶり勘定、という部分が大きい。
 好きでやり始めたことだから、まあいいか、と以前は思っていたんですけど、今は、もっと「がったん」を育てたいと言う気持ちで一杯なんです。時間とお金をかければよい物ができるわけではないとは思うけれど、気の済むまでむまで「がったん」と関わって行きたい。そのように考えているわけです。
 以上のことを考えていくと、NPO法人の取得、という選択肢が見えてきました。NPO設立に関する相談会に参加したりして、少しずつ情報は仕入れてはいるんですけれど、いろいろと難しいことが多いのも事実。NPOを立ち上げることで全てが解決する訳じゃないけれど、すっきりすることも多そうで。で、将来的に「がったん」を大きくするためには、法人格を持つことで、法人として契約の主体になれると言うことが、大きな武器になるのではないかと。
 実際にNPO法人を立ち上げるには、いくつもハードルがあるのですけれど、その要件にかなり「がったん」の活動内容は適合しているんですね。実績もそれなりにあると思っているし。しかし、決定的に大きな壁なのが、「10人以上のメンバーで構成されていること」なのです。今後、「がったん」が目指していることを周囲に明確に示すことができるのか。そして賛同者を募ることができるのかどうか。
 仮に10人以上の賛同者を募ることができたとして、果たして定期的に、最低年に1回でも総会を開催したりすることができるのか。今の状態でも更新が滞りがちなのに、会計等の事務処理を専任のスタッフがいない状況で円滑に進めることができるのか、等、等…。
 また、「がったん」の活動エリアが<全国>であること、各地に協力者がいて、メールや掲示板で情報を集めている現在のスタイル。それをどうつなげて、一つのカタチにしていけばいいのか…。最近は「がったん」のことをよく考えるのですけど、考えれば考えるほど、迷路にはまっています。
 幸い、「がったん」にはサポーターの方々をはじめ、たくさんの応援してくださっている方がいますので、これからいろいろと相談させていただければと思っています。まずは、私がしっかりと、<「がったん」をNPO法人にして何をしたいのか?>という問いのコタエをしっかり発信していかなければならないですね。この夏にはカタチにしていきますので、ご意見等いただければ幸いです。一応、今日は「がったん」は本気だな、と感じていただければ嬉しいです。では、また。


2007年7月16日(月)「今日からまた、更新再開します」

 諸般の都合で更新ができませんでした。また本日より更新しますのでよろしくお願いします。
 まず、心配なのは、新潟での地震。地元の方々、お見舞い申し上げます。千葉でもかなりゆらゆら揺れました。電車も新潟県内では止まっているみたいですね。台風の次に地震と、自然災害が続きますが、自分がその当事者になったらどうするか、という想像力を働かせて、非常時のマニュアルを作って欲しいなあ、と思います。
 あと、相互リンクの申込が続いて来ています。アップするのが遅れて済みません。トップページに紹介してありますのでご覧ください。リンク集もだいぶ充実してきたので、もう少し上手にリンク先を探しやすいよう、配置を整理していきたいと思っています。


日記トップに戻る