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2017年1月1日(日)「新年のご挨拶」

 明けましておめでとうございます。今年も「がったん」をよろしくお願いいたします。
 …と、まあ、更新の間隔が空きまくっている昨今ですが、みなさま、お元気でいらっしゃいますか?昨年は、自然災害の多い年でしたね。北海道の台風、水害、熊本の地震…。それによって、地方交通のあり方が浮き彫りになったともいえるでしょう。被災した鉄道は、これを機会に、採算がありそうなものは復旧させ、そうでない鉄道は、バス転換。分かりやすいといえば分かりやすいです。でも、本当にそれでいいのか、という気もします。カジノ法案はあんなに熱心に議論するのに、地方交通のあり方を国会で真剣に議論する機会って、そんなになかったんじゃないか。自家用車があればいいのか?いやいや、高齢ドライバーの運転のあり方がこれだけ話題になっている昨今です。その方々から免許を取り上げたら、生活の足がなくなってしまう。そして、それは今若い世代の問題でもあるはずです。誰でも年を取るのですから。
 と、まあ、いろいろ書きたい話題もありますが、去年は「がったん」的にもいろいろ地味にメンテナンスしていた一年でした。まず、ホームページをniftyで管理していたんですが、nifty側でホームページサービスを変更するとの連絡を受けまして。で、アドレスが変わりました。そして、サポーター制度を休止としたのも去年ですね。あと、郵便局の振込口座の局を、職場近くの郵便局から自宅近くに移したり。最近使われることがほとんどなくなりつつあるのですが、そのままほっとくと廃止されてしまうので、使ってますアピールを(笑)。
 で、年末も近づき、これで少し落ち着いたと思ったら、ある日突然カウンターが非表示になってる!そうだ、niftyのホームページサービスに紐付けされていたんだっけなあ…、と、これも慌ててレンタルカウンターを設置してみたり。
 …要するに、まだ、「がったん」の復活をあきらめていない、と言うことです。いずれ、自分の気持ちに(仕事に?)余裕ができたら、真っ先に取り組めるよう、メンテナンスは怠らないよう、この一年取り組んでいきたいと思っています。今年もよろしくお願いします!


2016年8月17日(水)「未来のカタチ」

 先週宮城の母と一緒に、陸前高田の親戚巡りをしてきました。仙台から一ノ関までは新幹線。そこからは、大船渡線が気仙沼までしか動いてないので、一ノ関でレンタカーを借ります。最近は、こんな感じですね。
 で、一ノ関からレンタカーだと、気仙沼を経由せずにダイレクトに陸前高田に入れるので、2時間かからない。で、震災前の大船渡線だと、快速、普通それぞれでやはり2時間弱。本数は少なく、車両も1両か2両。でも、お客さんも立つほどではない…。確かに輸送力という点では、震災前から鉄路を残す意味が問われかねない状況ではありました。
 路線バスもあるんですけど、一ノ関からは一般道を走行して山道。所要時間は、やはり2時間弱。おふくろは山道で酔ってしまうと話し、列車がやはりいいなあ、としみじみ。仙台から陸前高田への直通バスも、お客さんもそこそこだそうです。
 大船渡線、気仙沼線の不通区間では、BRTという代行バスが走っています。本数が増え、バス停も増えるなど、よい面もあるようです。しかし、朝の高校生たちを乗せきれない、道路の渋滞にはまりやすいなど、負の側面もあります。やはり、鉄道のよい点は、大量輸送、定時制、そして中~長距離移動に適していると言うことでしょうか。このBRTとうまく組み合わせることによって、地域の復興に生かすことができないだろうか、と考えてしまいます。
 今、地方は、お年寄りの方がとても多いものの、自動車免許をもっている方も多く、目立って不便さは感じていないかもしれません。すでに以前まであった路線バスも、震災前からどんどん減っていました。しかし、あと10年したら、免許を返上する方も増えることでしょう。そのとき、すでに路線バスもない地域は、生活の足を奪われてしまいます。デマンド交通などの取り組みも始まっていますが、お年寄りの方々に浸透していくのはなかなか大変なようです。
 そして一番懸念しているのが、今後地震や水害等で、今動いている地方の鉄道が不通になった場合、そのまま復旧できずに廃線のい道をたどってしまうのではないか、ということです。今、地震以外でも、岩手県の山田線、福島の只見線、そして北海道の日高本線など。復旧にはかなりの金額がかかってしまうとはいえ、災害時にあらためてその地域にとっての鉄道の意味が問われるケースが増えていくのではないでしょうか。
 あと、JR北海道が、経営不振により、ローカル線を中心にかなりの間引きダイヤを実施しています。車両の更新ができないのが主な理由のようですが、ただでさえ少ない本数が減らされると、ますます利用客の足が減ってしまうのではないか。そして、採算のとれない路線の大幅な廃止も計画されているとのことですから、今後の動向が心配です。
 最近は、経済効率が第一で、本当に大切なことが見えにくくなっている気がします。儲けようと思って取り組む分野じゃないと思うんです。生活のために必要かどうか。そのためなら、多少の支援も必要でしょう。以前のような国鉄(日本国有鉄道、ですね)のような仕組みも、あらためて検討してもいい気がします。そうしないと、どんどん東京や都会ばかりに人が集まるしかない状況になってしまう。
 311の震災時。燃料を関東からや福島に送るとき、道路も線路も痛んでいた中、新潟~日本海~青森経由や、新潟~磐越西線経由で貨物列車を迂回して運行し、届けたニュースが忘れられません。非常時の選択肢を増やす。公共交通機関として、そんな側面もある。未来のカタチを、慌てて答えを出さずに、考えていく必要があると思う夏なのです。


2016年8月4日(木)「サポーター制度休止のお知らせ」

 「がったん」のあり方を考える夏にしたい。そんなことを思いながら、この夏を過ごしています。一度、ペースを落としてしまったので、すでに「がったん」の情報は、かなり鮮度が落ちています。だからといって、またすべてを一から調べ直すエネルギーも資金もない。今できること、これからできること。そして、ペースを落とした中でも、なにか新しいことを始められないだろうか-。
 そのためにも、少しずつ今までの活動を整理していきたいと思っています。無理のないペースで、責任をもって活動できることを考えていく必要があるかな、と。
 その一つとして、今まで行ってきた「サポーター制度」を、一度休止させていただくことにしました。何か起きたときに素早く対応できる状況ではないと判断したためです。サポーターの方々には、それぞれにメールにて連絡を取らせていただきました。中にはアドレスが変わっていて連絡の取れない方もいらっしゃいます。もし、こちらをご覧いただけていましたら、ご連絡をいただけたら幸いです。以下にそのメールの文面を載せておきたいと思います。今まで携わっていただいた多くの方々に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

「がったん」サポーターの皆様へ
 すっかりご無沙汰しております。ハンディマップがったん作成委員会の吉田です。お元気でいらっしゃいますか?
 さて、このたび、がったんのサポーター制度を一度休止させていただくことにしました。理由としては、「がったん」のホームページの更新が定期的にできない状況が続いていること。また、ニフティのホームページサービスが変更され、アドレスが変更になったこと。大きくは以上の2点です。
 「がったん」は1988年に冊子版としてスタートし、2000年から16年間、インターネットを通して情報の発信を試みてきました。インターネットで発信してきたことで、多くのつながりが持てたことが、大きな収穫であったと感じています。サポーター制度も、そうした「つながり」を目指した取り組みでしたが、13年間たった今、一度ここでお休みをいただき、新しい試みを模索していきたいと思っています。今までご協力いただいた皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。もしよろしければ、感想等をお寄せいただけましたら幸いです。今後の活動に生かしていきたいと思っています。
 冊子版から28年。ホームページをはじめて16年。私も子育てがあと少しで一段落しそうです。二人とも成人前後ですから。月日が流れるのは、本当に早い。夜泣きする子どもたちの合間を縫ってパソコンと向かい合っていたのがなつかしいです。
 「がったん」の更新は、間隔は空いてしまうかもしれませんが、少しずつ再開します。そして落ち着いたら、あらためてじっくり腰を据え、「がったん」と向き合う時間を作っていきたいと思っています。軌道に乗ったら、またお力を貸していただくことがあるかもしれません。そのときにはご協力よろしくお願いいたします。
 今年の夏も暑い夏になりそうです。どうか、体調を崩さぬよう、お元気でお過ごしください。13年間、ご協力、ありがとうございました。
           平成28年7月30日 ハンディマップがったん作成委員会  代表 吉田 二郎


2016年7月23日(土)「URL変更のお知らせ」 

 お久しぶりです。皆様、お元気でいらっしゃいますか?
  「がったん」もなかなか更新ができず、申し訳ありません。本腰を入れるのは、まだもう少し難しそうです。そうこう言っている間に、がったん的にもいろんなニュースがありましたね。自分の中では、東北の鉄道の復旧が進んだことが、大きなニュースといえるでしょうか。ただ、地域によっては明暗が分かれている部分もあり、一概によかったとも言えないかな、と。
 まずは、仙石線と石巻線の復旧ですね。これは大きかった。動脈がつながった、という印象です。あと、岩手県の山田線は、三陸鉄道が引き継ぎそうな動き。大船渡線と気仙沼線は、鉄路復旧を断念した、というニュースも。
 この太平洋側には、並行して三陸自動車道の建設が急ピッチで続いているという現実もあります。復興=道路、という図式は、わかりやすい形なのかもしれません。ただし、車を中心とした生活が、今後いつまで続けられるのだろう、という不安が私の中にはあります。昨今、高齢者が関わる自動車事故が増えてきています。超高齢化社会では、認知症の問題は避けられません。そうなると、免許保持者が今後減少していくと思われます。そのときの「生活の足」をどう保障するのか、ということを考えた上で、町作りを考えていく必要があると思うのです。
 鉄道にこだわらず、バス転換でも対応できるのでは、という声も聞きます。ただ、バスの輸送量で今後免許を返納した高齢者が増えた時に、鉄道のインフラは残していくべきではないのか。鉄道は、一度なくすと元に戻すのは大変です。できるだけ将来のことをイメージして、よい町作りにつなげていく必要があると思っています。
 「がったん」も、今後もベースは維持しつつ、できる範囲でできることに取り組んでいこうと思っています。
 
 16年もお世話になっていた、niftyのホームページサービスが変更されることになり、それに伴いURLのアドレスが変わります。サービス提供終了日時は、2016年9月29日(木) 15時で、 2018年3月29日15時まで移転通知ページが表示されるそうです。お手数をおかけしますが、もしよろしければ、ブックマークの変更をお願いします。新しいアドレスはhttp://gattan.o.oo7.jp/です。


2014年10月6日(月)「がったん、26周年」

 9月になり、「がったん」も冊子版を始めてから26年、ホームページを初めて14年がたちました。最近は更新も滞りがちで、この夏こそは!と思いつつ、仙台の母の介護認定とか岩手のこととか、いろいろ帰省ばかりしていた夏でした。下の7月24日の日記も、アップできずに日が経ってしまい、でも、そのとき感じたことだから、とそのまま載せることにしました。
 震災で大きく変わった生活。自分なんかは、それほどではない。でも、何かが変わった。そう感じています。千葉で暮らしていると、そのことをふっと忘れそうになることもあるけれど、現実はなかなか消えないし。ふるさとに帰ると、はっ!と我に返るんですよね。今までのふるさとではない。だからこそ、新しい生活に気持ちを切り替えなきゃ。そう思って、3年半。がんばっていきたいと思っています。


2014年7月24日(木)「常磐線・広野~竜田間復旧」

 お久しぶりです。また3ヶ月弱、更新が滞ってしまいました。すみません。その間、掲示板を休止したり、そのほかいろいろあったのですが、その間立ち寄ってくださったみなさん、申し訳なかったです。
 まあ、一言で言うと、本業が忙しかった。それに尽きるのですが。ようやく、夏が来て、仕事的にも少し気持ちにもゆとりができてくる時期。8月終わりまで、少しは「がったん」に時間を割いていきたい。きっとそのことが、自分の心のバランスにも良いのではないか。…なーんて、都合のよいいいわけをしてみたり。もう、マイペースの極みです(笑)。
 そんなこんなしている間に、福島県常磐線の広野~竜田間の運転が再開されました。ただ、福島第一原発の収束が難しそうな状況で、この復旧を喜んでいいのかどうなのか…。自分としては、千葉で常磐線沿線に住み、帰省で仙台まで常磐線を使ってよく帰っていたもので、ぜひ安心してまた列車が走る日が来るのを待ちたいと思います。
 みなさん、よい夏にしましょう。


2014年4月7日(月)「震災から3年。三陸鉄道全線復旧。」

 みなさん、お元気ですか?前回の更新からまた時間がかなり空いてしまいました。ご無沙汰しております。
 私は元気で過ごしてます。仕事が忙しいのと、あと、田舎の地震で痛んだ家を手放すことになり、その片付けや手続きで、3月末までてんてこ舞いでした。母の高齢者住宅での一人暮らしも落ち着いてきたので、決断した、というところです。空き家にしてると、いろいろと不具合が出てきて、近所にも迷惑をかけるし、防犯上もまずくなってきて。私も離れて暮らしているので、その都度ふるさとに帰ることになり、ちょっと、今はへとへとですね…。でも、思い出を自分の意思で手放せたおふくろは、いろんな意味で幸せだったのでは…、と、津波や原発でつらい毎日を過ごしている人のことを思うとね、感じているわけです。とはいえ、思い出を手放すということは、息子の私が考えていることよりもずっとずっと大きいことだとは、わかっているんですけどね。
 …とまあ、更新できなかったいいわけをしている感じになってきましたが(笑)、そんなこんなで、掲示板も、書き込み減少という理由で、使用できなくなってしまいました。管理、という面では、手が回らなかったというのが事実です。今まで書き込んでくださった方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。もう少し、自分の生活に、気持ちの余裕ができたら、また復活したいと考えていますので、そのときはよろしくお願いします。それまでは、メール等で情報をお寄せいただけると幸いです。
 昨日、岩手県の三陸鉄道が全線で復旧しました。復興ということが目に見える形で現れて、うれしいなあ、と思う反面、隣接する山田線や大船渡線、気仙沼線は、BRTの道を歩みました。仮復旧、とはいうものの、将来的には不安が残ります。被災していない線路をわざわざはがしていく作業は、想像しただけでつらいものがあります。地元にとって、鉄道がどういう意味を持つのか。それをあの震災以降、じっくり話し合い、考えを深める時間を、私たちは持てたでしょうか。日々の生活で精一杯の部分はあったにせよ、効率化の側面で、地方の生活を考えていないか、私たち、特に都会に住む人たちは考えなければならないと思います。原発にしてもそう。地方に何かを託した上で成り立っている便利さがあると言うことを、忘れてはいけないと思います。そして、次の地震は、都会の番です。そのとき、どんな行動をとるのか。たくさんの人に「役に立つ」ものから直すのか。それはある意味正しい。だけど、それだけでいいのか。そんなことを考えずにはいられなかった、三陸鉄道のニュースでした。
 これから、超高齢化社会がやってきます。私も、介護のことが現実的なこととして、自分の生活の中に入ってきています。そして、自分自身が年老いて暮らす日が確実にやってきます。車も手放すような年齢になったとき、自分が今の地域に暮らせるのかどうか。鉄道やバス。なくなった生活の足は簡単には戻せません。大切に育てていきたいです。
 更新の間隔がまた空いてしまいがちになるかもしれませんが、これからも「がったん」をよろしくお願いします。ぼちぼちと、つぶやいていきますので。


2013年9月1日(日)「はじめてから25年。これからの<がったん>」

 今日から9月。4ヶ月も更新が滞ってしまいました。みなさん、お元気ですか?
 夏が来るので、少しはじっくり「がったん」と向き合えると思っていたのですが、仕事も忙しさが続き、おまけに自分の田舎のこともあり、なんだかんだと忙しかった夏でした。今までの人生で、一番忙しかったかなあ…・
 そんななか9月になり、「がったん」も冊子版を始めてから25年、ホームページを初めて13年がたちました。忙しかったと言いつつも、夏の初めには、ANAのマイルの期限切れが近づいたこともあり、急遽南九州の調査に出かけたりもしました。また、ストックがたまっていたりするわけで、気持ちは途切れておりません。…とか言いながら、ノートパソコンの調子がいまいちで、これから修理に出しにいってきます。2週間ぐらいかかるかな…。
 あと、気になっているのが、掲示板の怪しげな書き込みです。自動的にかつランダムにかき込まれるために、昔の内容の書き込みとかも標的になっていて、順不同になっています。その都度消してはいるんですが、なかなか対策がとりづらいです。ご迷惑をおかけしています。
 
 さて、交通関係、特に鉄道の移動に関する状況は、東日本大震災以降大きく変化しているように感じています。特に大雨等の災害による線路の路盤流出に伴う運休が目立ちますね。そして、地方の鉄道は、東北の花輪線など、運休になったまま方向性を示せないケースも出てきているようです。まるで、自然災害を理由にそのまま廃線にしてしまうケースが、今後増えていくのではないかという心配が、頭をよぎります。
 地域における鉄道の存在意義は、単に移動手段というだけではありません。人の流れ、町のカタチ、そして、故郷のカタチを大きく変えていくものと言えるでしょう。ぜひ、これからも話題にして、みんなで考えていく必要があると感じています。そのひとつのきっかけに、「がったん」がなれたら幸いです。
 25年。大きな大きな一区切り。これからもゆっくりではありますが、みなさんと成長していきたいと思っています。これからも、どうそよろしくお願いいたします。


2013年5月6日(月)「記憶から遠ざかっていくもの」

 秋田、岩手、山形の駅情報を追加しています。東北の情報も、ずいぶん増えてきています。まあ、古いままの情報もあるんですけど、じっくり更新していきます。
 このGWに、仙台の実家に帰省。半壊判定を受け、今は誰も住んでいません。おふくろが元気なうちに、少しずつ片付けを始めています。近所もそうだし、待ちの至る所に更地が目立ってきています。仮設住宅も変わらずにあり続ける一方、その傍らで、新築分譲住宅や高層分譲マンションの販売や、地下鉄東西線の建設が進んでいました。
 ああ、オリンピックといい、各地の新幹線建設といい、華やかな話題が先に立ちますが、お金の使い方を、もう少し全体で立ち止まって考える余裕が、あってもいいのではないかとも思います。あの地震の後、町中では灯油やガソリンを買う人の長い列が続き、スーパーでは2時間並んで、やっと買えたのは1000円のレタスだったという話も聞きました。2年という月日は、いろんなことを記憶から遠ざけてしまうのだなあ、とあらためて思った帰省でした。


2013年4月7日(日)「それぞれの春」

 今日は千葉、すごい風が吹いています。春の訪れは、実に豪快です。
あの震災から2年がたちました。三陸では気仙沼線と大船渡線が、バス高速輸送「BRT」をスタート。三陸鉄道では、南リアス線の盛~吉浜間が復旧。少しずつ、いろんなことが動き出しています。
 なにが正しいかは、今はわからない。もしかすると、この先もわからないかもしれない。でも、生きていくことには変わりはないのだから、一つずつ選択していくしかない。できるだけ「正しい」と思える答えを見つけながら。
 みなさんの春は、いかがですか?


2013年1月16日(水)「流されてしまった駅、壊れてしまった駅をどう掲載しよう…」

 今回、岩手県のJRの駅を追加しました。追加しながら思ったのは、岩手県のみならず、宮城県、福島県の3県で、津波で流されてしまったり、壊れてしまった駅が少なからずあり、この「がったん」にもすでに掲載されているのですね。で、あの大震災以降、そのままの表記にしてあります。これが果たしていいことなのかどうか…。たぶん、再建されたときには全く新しい駅舎になるだろうし、そのときにはバリアフリーに配慮されたすてきな駅舎になるでしょう。そのときまで、今のまま表記しておこうとずっと思っていました。ただ、情報としては、今後混乱してしまうこともあると思います。
 まもなく、震災後2年がたつというのに、現地では流出した駅について、青写真すら描かれていないのが現状です。挙げ句の果てには、鉄道としての復旧が断念されそうな気配もあります。果たしてそれが正しい選択なのか。もっと議論する余地があると思うのです。「がったん」としては、なんらかの方向性が出されるまで、震災前の情報をもうしばらく掲載していこうと考えています。そこに、駅があったことを伝えるために。時間の経過とともに、忘れてはいけない。動かせる部分があるのなら、動かせるところから動かす。三陸鉄道の判断は、やはり正しかったと思います。「そこに在ること」を、しっかり発信しなければならない。もちろん、<現在震災のため運休中です>との表記を併記しながら。ご理解いただければ幸いです。
 今後とも東北地方を中心に、駅データを追加していきます。これが「がったん」にできる、東北地方への「支援」のカタチと受け止めていただければ幸いです。


2013年1月15日(火)「老いて車を手放すときが、必ず来る」

 年を重ねると、誰しも自動車の運転は難しくなります。というか、判断能力、運動能力ともに衰えていきます。私は大丈夫、という人が多いとは思いますが、いつかは運転できなくなるはずです。できなくなる時が、事故を起こしたときなのか、運転免許証を自主的に返納したときなのか、それは人様々なのだとは思いますが、確実にそのときはやってきます。というか、事故を起こしてほしくなので、危ないな、と思ったら、運転はやめてほしい。お互いに。
 しかしまあ、地方は車社会です。確かに車がないと、不便です。鉄道、バスともに、どんどん減ってきているので、公共の足がないのです。ないので、自家用車に頼らざるを得ない。なくしたのは、ほかならぬ自家用車、なのですけど。
 車を運転できなくなったらどうするか?もう、家族の若い人に乗せてもらうしかない。でも、その「若い人」が、決定的に少なくなってきている田舎が多いんです。周りは高齢者ばかり。「限界集落」なんかは、その最たるものでしょう。
 大震災に見舞われた東北三陸地方も、その典型的な地域といえるでしょう。あと5年、10年したら、運転したくてもできなくなるお年寄りがぐっと増えるはず。そうしたときに、鉄道も流されたまま、バスも1日に数本、という現実を地方は受け止めなければならないのか。便利な都会に住む側の人間が、「そんな田舎に住むのが悪い」と暗に非難しているようにも感じてしまうのです。考えすぎでしょうか。
 そうこうしているうちに、三陸道という高速道路もどきの道路がどんどん建設されています。確かに便利になるかもしれないけれど、あくまでも免許がある人間しかその恩恵は受けられない。生活の足としての鉄道やバスの代わりにはならないと思う。なのに、それが復興事業としてどうだどうだと押しつけられている気がしてならない。あと20年先の地域の将来像を描いて高速道路を作っているんだろうか。その高速道路の上を、20年後、その地域の何人が車を走らせることができるんだろう。一部の人だけが潤うものであってはならないと私は思うのですが…。
 どうも最近、「福祉」という言葉が、「景気」という言葉につぶされそうだな、と感じます。「コンクリートから人へ」が「人からコンクリートへ」。それで、本当にいいのかな。誰かがもうけて、気がついたら、人は都会にしか住めなくなるんじゃないか。そんないびつな国になりそうで怖いなあ、と。東北に帰省したり、がったんの調査をするために東北各地を訪れるたびに思うのです。

 …とかいいつつ、今回は、昨年夏に調査していた弘南鉄道の情報をアップしました。どうぞご利用ください。調査中、突然の石川プール前付近ですさまじい雷と豪雨に遭遇し、そのまま、「ばんっ!」と停電に(笑)。あのときはびっくりしました(笑)。20分くらいしたら復旧したんですが、すごい音だったんで。わかりやすいっちゃ、わかりやすいんですが。
 そうそう、前回更新した後に、パソコンのデータを引っ越しやら整理やらしていたら、こちらもデータがいっぺんに飛んでしまった(泣)。バックアップも昨年夏以来とってなかったので、完全に消えてしまったデータや写真もあり、かなりへこんでおります。4,5年前にもデータを間違って消しちゃって、3年分くらいの家庭の写真をなくしてしまったことがあり、かなりバックアップには気をつけていたんですが、つい忙しくて怠けていたのです。復旧に要する手間と時間を思えば、やはりバックアップをまめにしておかなければ、と痛感した次第なのでした。「がったん」もほぼ以前の状態に戻せたと思うのですが、もし不具合があれば教えてくださいませ。
 ではでは、今回も私のつぶやきにおつきあいいただき、ありがとうございました(笑)。


2013年1月4日(金)「故郷の駅を、大切にしたい」

 
新年、明けましておめでとうございます。今年も「がったん」をよろしくお願いします。
 昨年の掲示板に書き込んでいただいていた情報をアップしました。大変遅くなり、かばごんさん、申し訳ないです。それにしても、折尾駅は、大きく変わりますね。時間をかけて、町全体が大きく変わっていくのだなあ、と感じます。
 離れているとしみじみ思うんですけど、故郷の風景は、自分なんかはまず、駅前から始まるんですよね。あ、乗ってる車窓の山並みとかもそうか。で、駅について、駅前に降りたって、「ああ、帰ってきたなあ」と。この年末年始も、多くの人がそのような思いを抱かれたのではないでしょうか。ただ、岩手、宮城の被災地では、駅ごと津波にさらわれてまっさらな更地になっている所も多くて。で、未だに、そのまま。で、あれ、ここら辺だったかな?と想像するしかない。駅のあった場所を探し歩くなんて、もう、迷子になった気分でしたね。周りを見渡すと、見慣れた建物が何もなくて。あっても、ぐしゃぐしゃになったまま、という建物も多い。随一、山並みが、海が、帰ってきたことを思い出させてくれます。そして、福島の方々にとっては、故郷のその「場所」に立つことのできない方々もいます。でも、きっと、その方々にとっても、故郷の風景の一部に、駅の風景があると思うんです。
 町作り、とよく言いますが、それだけ人の心のよりどころになるのが、駅だということを、私たちは心の片隅において取り組んでいきたい。便利になるだけじゃなく、生きて行く、生活のよりどころになるような、そんな町作りをしていく必要があると、年の初めにあらためて思うのでありました。
 新年早々、重たくてすみません。でも、自分にとって、大きな大きなテーマなので。これからもお付き合いいただければ幸いです。皆様にとって、今年一年がよりよい一年になりますように-。


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