その他のシンボルマーク


 関西の駅で目にするエレベーターのシンボルマークは、左の写真のようなマークが多いです。黄色地に黒のマークで、見慣れると遠くからでもわかりやすいです。
 身障者用トイレもそうですが、こんなにも関東と関西って、違いがあるものなんですね。なんかあらためて、ちょっと驚き、でした。
 他にもいろいろ違いがありそうですね。もう少し探してみようと思います。    (2004.8.)


 優先席。それは本来なくてもいいのだけれど、ないとやっぱり不便な場所。人は席を譲るのが自然であり、当然といえば当然なのだけれど、必ずしもそうはいかないのが、この現代社会。この社会のバランスをうまく保っているのが、優先席という存在なのかな、とも思います。今ではこの席の近くでは携帯の電源を切るようにアナウンスしてますよね。ただ、これだけ携帯が普及している昨今、実際に電源まで切っている人がいるかどうかは??ですけれど。ペースメーカーを使用している人たちにとっては、やはり列車はハードルが高いのかも。
 で、昔は<シルバーシート>なんて言われていた時期もあるんですよね。それが最近<優先席>という呼び名が定着してきつつあるのかな、と感じています。
 この優先席は、各社で表現が微妙に違っており、ステッカーも趣向が凝らされてい ます。関東ではなかなかお目にかからないマークも多かったです。
 ちなみに、左上は大阪市交通局、いわゆる大阪の地下鉄ですね。左下は叡山電鉄、その右は神戸電鉄です。言わんとしていることはみんな同じなわけで。サインを使っていることで、わかりやすいステッカーになっていると思います。あとはそれを見てそう感じるか?というところなのかな、と思うわけです。
個人的には子どもたちに「なんだろう、このマーク?」と不思議に思って欲しい。「ああ、そう言うことか」と。でも、そのとき肝心なのは、私たち大人がどう説明してあげれるか、実際にどう行動しているかが問われるのでしょうね。           (2004.8.)


 この前の帰省の時に立ち寄った高速の関越道、赤城高原SA上り線の身障者用トイレです。ドアにでっかい車いすマークが!わかりやすい、と思ったものの、子どもたちは「すげっ!」…果たしてどんな感想を持ったのか。少なくとも多くの人の関心を集めているのは事実のようであります。でも、控えめに存在するよりも、まず「知ってもらうこと」が大事かな、と。自己主張していくことはこれからもっと必要になると思うのです。
 


                                          (2004.5.)


 見て下さい。光ってるでしょう。これは九州は福岡県小倉駅前のエレベーターなんですが、エレベーター自体が光っている!そして、エレベーター自体が大きなシンボルマークになっている!
 これはびっくりしました。夜の20時頃だったのですが、すご〜く目立ってましたよ。ちょうど歩道橋の上と下の道路を結ぶ形なんですが、暗い歩道橋を明るく照らす役割もあるようで、防犯上も安心みたいに感じました。
 この小倉駅のシンボルマークのように、マークはもっと自己主張していいと思うんです。ただ、そのときあんまり前面に出てしまうと、周りとのバランス、調和が取れなくなる、という問題もあるし。ただ、一番の目的は「案内」「ガイド」な訳ですから。かっこよく自己主張できたら素敵だぞ、と。その点でこの小倉駅のマークには脱帽、100点です!                   (2004.4.)   


 九州の福岡県折尾駅。この駅は、しらかわさんがいつもレポートしてくれている駅です。この駅はちょっと構内が複雑な駅で、複数の路線が立体に交差しているため、初めての人がその駅のホームに降り立っても??なのですね。数年前の私がそうでした。しかし、この春再度降り立ったら、ホームに写真のような構内図が「のりば案内」として掲示されているではないですか。これを見て、あらためて「なるほど!」と納得しました。
 初めての駅は、降りる前も、降りてからも、何かと不安なもの。できることなら、活字だけではなく、絵などの視覚的な情報があると、もっと理解が深まるなあ、と感じました。そしてできることなら、「がったん」でも構内図を…と思うのですが。手書きにはなると思いますけど。まあ、書くのはあんまり苦じゃないので、余裕ができたらチャレンジしていきたいと思っています。  (2004.4.)


 なんだか、週2回の更新になってしまいました。う〜む、これではいけない。とはいいつつも、時間が足りない。出来る範囲でがんばっていきたいと思っていますので、今後ともよろしくおつきあい下さい。
 先日潮干狩りに行きました。生協のバスツアーだったんですが、途中「海ほたる」に寄ったんですね。そうしたら、写真のような「ペット専用」のシンボルマークが!!水飲み場とゴミ入れのサインでした。ほほー。今は多いのでしょうか?このようなサインが。盲導犬や介助犬といったわんちゃんたちのために設置されたのかな?でもそうなら、もうちょっと表記の仕方が工夫されてもいい感じがするし…。ちょっと新鮮に感じた一日でした。                          (2004.4.)


 埼玉県東武線の草加駅で、左の写真のようなマークを見つけました。見え・・・ますか?青色のマークの部分は、右端から妊産婦と子ども、その次が杖をもった人、お年寄り、車イス、と読み取れます。要するに、このような方々はどんどんエレベーターを使って下さいよ、と。そういうことなのかな、という気がしました。ちょっとボリュームがありすぎる気がしないでもないですけれど、それでもごちゃごちゃしていないというのは、よく考えられた看板内容、といえるでしょう。
 基本は日本語が読めない外国の方々が理解できるマークが、良いマークなのではないかと。勝手に個人的に思う今日この頃なのです。マークだけで意味が分かる、というか。もともとそういうものだと思うんですよ、マークって。一辺でわかること。それが大事なんだと思うし。これからマークを考えようと思った方は、そういうことを念頭に置いて作成してもらえると、よりよいマークになるぞ、と。そんなことを考えた草加駅での出来事でした。        (2004.1.)


 京王電鉄の明大前駅で見つけました。特にすごく凝ったサインではないんですけど、シンプルでわかりやすい!情報がキチンと整理されていると言えます。見た人が安心するんですよね。このサインを頼りにする人は、場所を知りたい、でも初めての駅でわからずに不安、という人が多いのではないかと。そのとき一目で見て、「なるほど!」とわかるものが、よいサインの条件かなと思うのです。飾らずに相手に情報を伝えることの必要性を感じます。
 視覚的な情報の提供方法を、これからも工夫していく必要性を感じました。


                                   (2003.10.)


 営団地下鉄の駅ホームに、どこを通るとエレベーターがあって、地上に出られるか、という構内図が掲示されていました。これがわかりやすくてグッドでした。エレベーターがあるという情報を事前に得ていたとしても、実際に駅に降り立ってみると、はて、どこだ?と迷うことがしばしば。ましてや地下です。方向感覚が狂いがち。そんなとき、視覚的にすっきり整理された地図がホームにあると、きっと安心できることでしょう。
 ほんとは「がったん」もここまでフォローしたいんですけど、地図は版権の問題があって、難しいんですね。まあ、自分で手書きで書いちゃうというのも手だし、実際書いてた時期もあるんですけど、都内の複雑な駅は、手書きでは限界があります。地下も含めた立体的な空間は、どうも苦手なんですう。
 今、営団さんで配っているバリアフリーの冊子などはしっかりとした駅の構内図が記載されているのでわかりやすいですね。もうなくなったとは思うんですが・・・。
 ぜひ、通年配布してほしいものです。よろしく御願いします。         (2003.8.)


 さあ、このマーク。ちょっと見ただけでは別に何ともないんですけど、よく見ると、やっぱりなんかおかしい。・・・。わかります(笑)?
 場所は千葉県のモノレール「県庁前」駅の改札外にあるエレベーターです。特に気になるのは、下の段の自転車のマークですねえ。はて?自転車も乗っていいということ?確かに改札は2階にあり、改札を出ると、交差点の上の歩道橋と一体になっているんです。なので、自転車も使っていいですよ、ということだと思うんですけど。もっと考えれば、究極のバリアフリーと言えなくもない・・・。う〜む。 
 しかし、本当にいろんなマークがあるものですね。(2003.7.)


 仙台駅周辺には、このような写真のような地図が掲示されています。(写真は仙台市営地下鉄仙台駅改札口付近のもの)。身障者用トイレやエレベーターの位置が示されており、ここで注目したいのは、情報が「視覚的」に掲載されているということです。ぱっと一目見てわかるということ。「日本語」という言葉(道具)がなくても情報を手にすることができること。このことが、情報を発信するときに、特にそこが公共性を帯びた場所であればあるほど、大事なことだと思うのです。このことは外国人の方にとっても、知的に障害を持った方にとっても、視覚的な情報は有効であり、誰もが見やすく利用しやすいカタチであると考えます。
 身障者用トイレのシンボルサインも随分いろんなタイプが増えてきています。今までも「がったん日記」で紹介してきていますが、これからも大きな広がりを見せていくことでしょう。みなさんの町の視覚的にわかりやすい情報がありましたら、教えてください。   (2003.1.)


 小田急線で、優先席の掲示を見つけました。JRとはまた違って、サインの種類が多いですね。左から「お年寄りの方」「体の不自由な方」「乳幼児をお連れの方」「妊娠されている方」「医療機器をご使用の方」と書いてありました。で、一番右の電話は何だ?と思ったら、「優先席付近では、携帯電話の電源をお切りください」と書いてあり、なるほど、と。もうこんなに普及してしまった携帯電話。あ、私は持ってないんですが(笑)。でも、これだけ普及しちゃうと、ペースメーカー等に悪影響を及ぼす、とか、車内では迷惑ですからデッキで、などといってもあまり効果はないのかなあ、も思うのです。モラル、マナーだけに頼っても限界がある気もするし。棲み分けという考え方も必要なのかもなあ、と思ったり。医療機器を使ってる人はこの優先席付近に来れば、安心して過ごせる・・・。しかし、優先席に駆け込まなければ安心を得られない列車、社会って何なんだ、という気もするし・・・。さびしい気持ちがどうしても残ってしまう私なのでした。
(2003.1.)


 先日ご紹介した「レモンちゃんの休日」http://www.fukushimap.org/というホームページの代表の伊藤さんから、最新型のシンボルマークの写真を送っていただきました。おお、これは・・・。私が全国いろいろ見てきましたが、一番バリアフリーや共用の考え方が反映され、かつ、すっきりしたデザイン、という感じがします。どこの施設のマークかというと、昨年国体、今年W杯で日本が負けたいわくつきの宮城スタジアムの、入口から観客席までの通路の床に貼ってあるものとのこと。以下は伊藤さんのコメントです。
 「宮城スタジアムには通路にバリアフリーレーンというものが存在します。そこのレーンは混んでいる時にも安心して高齢者や障害者が通れる優先道みたいなものです。遠くからでも見えるように結構大きめのピクトグラムです。」
 壁に貼っていたり、天井からつるして掲示してあるのはよく見ますが、床かあ・・・。なるほど。言われてみれば便利ですね。気付きませんでした。これだと、安心して歩けそうですね。今度帰省したときに見てみようかな?でも、ベガルタ仙台は、仙台スタジアムがホームでしたよね。おお、宮城スタジアムは次の国際試合まで待たねばなりませんかね。これだけの施設、もっと多くの人に知ってほしいものです。伊藤さん、写真ご提供、ありがとうございました。(2002.9.)


 すみません。ちょっと、不鮮明ですねえ・・・。この「今週の一枚」の写真って、デジカメじゃなく、一般的な35ミリフィルムのポケットカメラで撮影したものを、スキャナーで読み込んでいますので、画像は今ひとつ、です。見にくくて、申し訳ない。
 この優先席のシンボルマークは、首都圏の電車の車内で見ることができます。1997年の夏に、シルバーシートにかわって登場しました。バリアフリーが随分と知られるようになってきたころでしょうか。多くの駅に大きな告知のポスターが張られて、目にした方も多いのではないでしょうか。そのポスターには「名称変更に合わせ、普通列車の全車両に、優先席を設けることといたしました。」「お年寄りの方や、からだの不自由な方だけでなく、乳幼児をお連れの方や妊娠している方にも席をおゆずりください。」ちょっとすると、お説教じみちゃいますけど、それをさわやかにアピールしていて、何かが変わり始める、そんな気持ちになったポスターでした。(2001.3.)


 すいません、まぶしいでしょう(笑)。夜撮ったから、ストロボが反射したんですね。申し訳ない。
 このステッカーは、山陰の列車内で見かけたものです。いわゆる、一昔前のシルバーシートに変わるステッカーになります。これには、直接的に車いすは出てきませんが、いろんなことを想像できる、興味深いステッカーのような気がします。「杖使用者」「足を怪我した人」「妊婦さん」「赤ちゃんを抱っこした人」・・・。以前のシルバーシートより、押し付けがましくなくて、たくさんの人に受け入れてもらえそうな気がします。「あれ、なんだろう?」と興味を持って見てもらえたら、成功でしょうね。このようなステッカーがなくても席を替わってくれるような車内がもちろんいいんだけど、なかなか、ね。まずは何が大変なのか、誰が大変なのか。その辺に気づいてもらうのが、第一歩のような気が、しています。(2002.3.)


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